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ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

徒然なるままに・・・2000回

2010年06月03日 | 私ごと
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 森林浴、緑のシャワー。
この写真を眺めていると 菌類の湿っぽい匂いと、落ち葉の匂いが入り混じった、若葉の香りが伝わってくるような気がする。
多分 私がこの場にいたら大きく両手を開き深呼吸しているでしょう。緑のシャワーを両手で振りかけながら・・「生命力、生命力」と呟きながら・・

昨日に引き続きトンボの写真です。((写真をクリックしてください。)

火曜日広島に行った時の写真とか。場所は豊平町です。

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 さても、さても・・・
毎日、毎日、徒然なるままに暇な木馬で 心にうつりゆくよしなし事を そこはかとなく書き連ねてきたこのブレンド日記も 今日で2000回目とか。あやしゆうこそものぐりおしけれ。
自分勝手なまったく自己中心の日記ですのに、全国の皆様に相手して頂き、感謝、感謝です。
最初ブログなんて、日記をつけるようなもの、主人が亡くなり、私が一人になった時 子供たちも都会に出ていて近くにいないから、親がどうしているか心配だろう、『まだ図太く生きているぞ!』との合図のために書き始めたのがこのブレンド日記なのだ。

ところが私は何でも一旦やりだすと途中で止めるのがダメで、毎日続けないとなんか、忘れ物をしているような、歯磨きをせず寝るような、そんな思いになるやっかいなヤツなんです。それで書き続けてきたわけなのだけど・・・・
たまには今日なに書こうかなと思うこともあるけど、いったんPCの前に座ると、自然自然に写真にコメントとか、文章が出てくるようになった。
私は本職の物書き屋ではないので木馬であったこと、思いついたこと、そんな取るに足りないことをくだくだと書いて、みんなに聞いてもらい憂さを晴らしていたのかなぁと思っています。
そんなブログですが 最近は思いがけずたくさんの方に読んでいただいて、ランキングもコンスタントにベストテンに入るようになりました。
最初、足跡の割にクリックが少なく、「読むんなら押してよね。」とぶつぶつ言っていましたが、クリック欄の文字を大きくしたらグーンと増えて驚いたり責任を感じたり(自分で言いだしたくせに)・・余計に張り切っているバカな私です。
そんなことで一喜一憂してどうするのとは思いますが、それでもねぇ ランキングに参加しているのなら上位がいいもん。

話は少し飛びますが、今週の「サンデー毎日」に面白い記事があり、これはわたしの事だ、そう思った。
それは和田秀樹さんという精神科医のお医者様で、自分でも毎日 長文のブログを書いているらしいのだけど、その和田さんが自己分析をしているのだ。
毎日書き続けないと何か落ち着かない、それは強迫性格になってしまったから。
強迫性格の特徴は一言で言うなら、自分のペースが崩れると感情不安定に陥りやすいこと。
一番の大きなポイントは”止められない、止まらない”この状態が高じて、かつ度をこすと、自分で感情や行動をコントロールすることができない中毒症状になる。
アルコール依存症、(うん、うん)買い物依存症(これはお金がないから買わない)セックス依存症(タイガーウッズね)

私も自己分析したら、ブログは強迫観念症は少々認めるが、ネット中毒ではないと思う。
家に帰ればネットは繋がっていないのだから。
アルコール依存症は? ううーん 予備軍かな?

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晴れ 25℃

間違いだらけの俄か栄養士

2010年06月01日 | 私ごと
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 近所を散歩していて見つけました。
お日さまの落書き。
「これこれ、よそ様の塀に落書きをしてはおいけませんよ。」「へい。」古いギャクですね。

 五月も終わりました。
それにしても今日は衣替えというのに、なんか肌寒く、夏物に着変える気になれない。

昨日の山陰中央新聞に『民主党支持率が下がったからといって野党自民党の支持率は上がらず、それどころか低迷をしている。市民には明確な選択肢が失われたかのようであり、政治は漂流していると、そして今の政治の劣化は小泉政治にそのルーツはある』と、東大教授の御厨貴氏は中央公論で書いている。と指摘してあった。

KO寸前の鳩山内閣。打つ手なしという感じ。

五月を一言で言うなら、戦雲垂れる朝鮮半島、政治への幻滅と財政難、またもや株安に畜産危機。

そんな月末。安光姫が出所した。
いえ 刑務所からではありません。糖尿病内科からです。
ゴールデンウィークが始まった4月の終わりに入院したので、かれこれひと月。
病が完治したわけではなくて、死ぬまでインスリン投与と食事療法を続けなければならないという おまけ付きながら無罪放免となったわけです。
入院当初はもう帰れないかもしれないとか、透析になったらあんたたちの手を又煩わせるとか、このままお迎えが来てくれたらいいのにとか、弱気なことを口走っていたが、とりあえず透析までは行ってなくて、第3段階(5段階中)このままずるずると食べたいものを食べてると透析しなければならなくなる。といわれたものだから、安心したのかすっかり治った気になっている。

やれやれ、生き方そのものが ズボラな私に又試練。
全知全能の神は人間を神に似せて創造され、人間の幸せと向上を願って試練を与えるが、決して超えられない試練は与えない。
そうは言ってもねぇ・・
この病は食事療法しかないと、そしてきちんと守らなければ結果はすぐに出る。
腎臓透析という恐怖の未知の世界に一直線に進んでしまうという。

退院を前にして栄養士に指導を受けた。
それによると母の場合、一日の摂取カロリーが1200KCALで15単位にしなければならず、たんぱく質を一日35gにしてほしいとのこと。
なになに・・
食物単位、たんぱく質のグラム?

何のことやらさっぱりわからん。
して見ると今までこの病気を指摘されてからこっち、私なりにこれでよしとしていたことが、大間違いだったんだ。
塩分控えめと 糖分控えめと、カリウム控えめにしていれはいいと思っていた。
何度も言うようにズボラな性格と計算嫌いがあの「カロリー計算」というやつを遠ざけていたのだけは確かだ。
今まで私が作っていた料理なんて、舌と感と目分量で味付けしていたのだから・・

もう逃げられない。
猛勉強が始まった。
すでに頭の油が枯れてカラカラと音がしているスカンスカン頭の私。覚えてもすぐに忘れる。もう本など読んでる暇はない。
夜な夜なカロリー、たんぱく質、炭水化物、脂質の計算の仕方を勉強中。

最近はほとんどの加工食品にはカロリー計算が書いてあるが、母の場合は塩分とカリウムに問題があるので、ひとつひとつ秤でグラムを測って作らなければならない。
それに食べていいものと食べてはいけないものを覚えるのも大変。
あぁぁ ・・・憂鬱 気が重い。

呑気な母は、なーに今までの食べ物を少なめにして、塩分を控えめにすればいいんよ、お刺身はダメだろうか?お寿司もだめだろうか?といっているが、栄養士の先生にことごとく却下されて、喜びも半減のようでした。

そうは言っても 今夜から玄関の門灯に灯りがついているだけでもいいか・・

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晴れ 22℃

フィットの乗り心地

2010年05月31日 | 私ごと
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 近所のソーメンさんちの八重咲きのドクダミです。
ソーメンさんは、小さな山野草を育てるのが本当にお上手。
”やはり野におけ山野草”というけれど、こうして愛情を持って育てていると、とても野生の花とは思えないほど。山芍薬もしかり・・

もともと普通のどくだみも可憐な花で好きなのだけど、八重咲きはさらにゴージャスで、濃緑色のハートの葉の中に純白な花が控えめに乗る姿は、まるでフィギアスケートのコスチュームのよう。
調べてみたら、白いものは花びらではなくて「総包片(そうほうへん)」という葉の一部なんですね。
おしべ、めしべのように見える黄色い部分が花なのだそうです。
そしてドクダミは漢字で書くと「毒痛み」と書くのだそうです。

葉っぱのにおいは強烈だけど、その分花は清く清楚。
ちなみにこの葉っぱを丸めて花の穴に突っ込むと、鼻炎に聞くの知ってましたか?
えー知らない?
是非試してみてください。においを我慢できれば効き目はありますよ。

 さて。
新しいフィットはもうすっかり乗り慣れて快適です。といいたいところなんですが・・・
金曜日の夜納車してもらい、早速帰宅に運転。
真っ暗だったこともあり、カーステレオにCDを差し込む場所を間違えて、カーステレオを取りはずしてCDを出してもらったり、エンジンキーがどうしても抜けなくて そのままサンコーまで行って教えてもらったりとか、細かいことは多々ありました。が ま、それはどうってことない、初試乗なのですから想定の範囲内です。(車種が違うのだからわかりませんよね。)

ところが・・またもドジ話ですいません。これは想定外です。
暇を見てコイン精米にいくために 車の後部座席にお玄米の袋を積んだ土曜日の朝の事です。
快適に走っていたら、突然前の車が小動物の死骸を見つけて、急ブレーキをかけたのです。思わず私も反射的にブレーキを踏みました。思いっきり。キィイイーー

その時、バサ!!えええっ!!!まさか?
そうです、そのまさかなのです。お米のふくろは横倒し、ザザザザーーー。
あああぁ(ため息)、しばらく唖然、なにこれ?。後部座席の足元は一面真っ白。
もう~、バカバカバカバカ ホント ドジバカな私。

そうはいうものの他でもない自分のしでかしたこと。気を取り押して、拾いにかかりました。
でもこれがまた大変なんです。運転席の椅子の下から、サイドブレーキのレールの中から、後部座席の金具の下から、足ふきマットの下から、もうー到る所。
小さい手箒、歯ブラシ、瓶洗い、うちわ、新聞紙 千枚通し、マイナスドライバー、使える道具を総動員して、一心不乱に拾い続けました。
一粒一粒、お百姓さんの苦労を頭に浮かべながら・・・
車に頭を突っ込んで、頭隠して大きな尻隠さずの状態でね。

私もブレーキの効き具合を確かめてなかったので、急ブレーキがどれほどのものかよく理解できてなかったのと、30キロ入りの玄米が残り10・7キロだったので紙袋のふたを開けたままにしていたのがいけなかったのです。
自分のだらしのなさに腹が立つけど、今となっては後の祭り。

あらかた拾って測ってみたら約10キロちょっとになっていました。
見当たらないのにどこに入り込んでいるのだろう。

ま、いいや。
でも時々 車のあちこちに小さい白い粒を見かけます。
約700グラムもお米を食べたんだから、「元気を出せよ!」とフィットに語りかけています。

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雲り 20℃

さよならマーチ

2010年05月28日 | 私ごと
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    さよならマーチ                    よろしくフィット

  

 諸般の理由から愛車マーチと別れることになった。

「貧中の貧」というか、赤貧洗うがごとしの生活している私の事を慮って、私のカーコンサルタントの「サンコー」夫婦が探してくれた今度の車がホンダのフイットなのだ。
「お姉ちゃんと同じ車種の車 昨年4台も廃車にしたし、もうこの手の車は少ない。やっぱり颯爽としとってもらわんにゃね。」といって。
話は少しずれますが、車の事なら是非サンコーに。「ブレンド日記」を見たといってお電話下さればサービスいたします。是非にも車の事ならサンコーへ・・

話は戻りますが、
思い起せば主人が亡くなった時、主人の車と私の車と二台を廃車にしてこのマーチに乗り換えた。いわば十年以上も私の足として頑張ってくれたのだ。
こうなったらもう家族みたいなもの、やはり一抹の寂しさはぬぐいきれない。

実は経済的なゆとりもないし、マーチを乗りつぶすつもりでいた。店と家の往復と、買い出しに行く時乗るくらいだから、別にどんな車でも 雨露しのげて、荷物がつめれば、それでよかったのだ。

私は自分のものは大事に使う。昔から・・(人のもにはどうでもいいけど)
そんなわけだから実はあたしは「モノ」に対して、秘かに話しかけたりしていた。
たとえば、処理に手間取ってなかなか進まないPCに、ジーコジーコと音を立てて印刷するプリンターに。
ガタゴトと走り出しそうな洗濯機、ウワアーンとうなりながら回転する電子レンジに、
そんなふうに働いているものたちに、がんばれ、とか、ファイトとか、イケイケとか、ありがとね、とか、なんとなく声をかけてしまう。時には、すりすりと撫でてみたりもする。

愛車のマーチにも、寒い時エンジンのかかりが悪かったり、ワイパーがキーコキーコと音がしたりしたら、頑張って、それ、いけいけ と身体を浮かして声かけていた。
そんなふうにして使っていると自然に愛着もわくし、なによりもそのモノたちの故障が減る、ような気がするのだ。長生きしてくれる、ような気がする。(ケチだからではありませんよ。)
マーチも乗り変える気はなかったのだけど、丁度車検だったし、マフラーが塩害で錆びてコトコト音がしていたし、それより何より13年以上乗ると車の税金が一割アップするのだ。
ものを大事に使って倹約しているのに国も倹約を褒めるどころか、税金を上げるから嫌なら買い替えなさいと言わんばかりの国策に その理由を知りたいところだけど。

今回車が新しくなって一番喜んでいるのは ほかでもないトンボなのだ。
「あんたの車を借りて俺は50肩になった。いまどき2ドアの車なんか、どこを探しても走っておいらんよ。シートベルトをするのに身体を90度後ろに持っていかんと届かん。まったく!」
トンボのために買い替えるのではありません。今度から私の車使うときはレンタルしてやる。一回1000円くらいふんだくってやるぞ。

値段が安い割に 性能のいい車なのですが車体の色の鼠色がちょっと気に入らん。
「宝くじでも当ったら、若者の色の真っ赤に全塗装するわ!」と言ったら丁度居合わせたトンボが「あんた、ホント貧乏度が身体に沁みついてるね。宝くじが当たったら普通の人は新車に買い替えるよ、全塗装するなんて思いつく人はそうざらにおらん。」と言われました。

そんなわけで、もし黒のマーチを市内で見かけても それは私ではありません。
手をあげたりクラクションを鳴らしたりしないでください。

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晴れ 23℃

新緑のおすそわけ

2010年05月18日 | 私ごと
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昨日に引き続き、新緑のおすそわけです。

 

 若葉に反射した太陽が、車のフロントガラスにも反射して、影と一緒に走る。
こういう情景を 神々しい美しさというんだろうと本気で思う。
しかし ようよく考えたら、人間ってこう言う天然美に出会うと案外陳腐な言葉しか出てこないんですね。「心が洗われる」とかなんとか もうすっかり手あかのついたような言葉しか・・
屁理屈はこれくらいにして・・

木漏れ日のトンネルをしばらく走ると、匹見峡のいたるところに岩ツツジが咲いているのが見えた。

  

川底がまるで鏡のように石ころの一つ一つまで透き通って見える。
綺麗でしょう・・

  

岩の裂け目からちょこんと顔を出した薄紫の岩ツツジ。
男性的な巨大岩と、可憐なツツジのバランスが、なんとも言えない絶妙な自然のハーモニーを奏でている。

 

新緑の若草色の中に 八重のヤマブキの黄色と、ミツバウツギ、とマルハウツギの純白がとてもきれい。
しかしいつも思うのだけど、「みどり」っていう色はどれだけの種類があるのでしょう。
     

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 ひさびさの『紅亭おその』です。
毎度ばかばかしい噺をひとつ。

ご隠居・・ああ いい季節だな、若葉が目にしみるなぁ。おや そこにいるのは熊じゃないか。
熊・・  ああご隠居
ご隠居・・ああじゃないよ、昼間っから なにをぼけーっとしているんだい。
熊・・  どうも漢字がわからないもんで、漢和辞典を買ったんですがね。
ご隠居・・そりゃ感心だ。
熊・・  で、あんまり若葉が綺麗なもんで早速「みどり」を調べてみたんですがね。これが難しいんですよ。
ご隠居・・音訓引きでひいてみたのかい。
熊・・  それがですね、「緑」に「翠」に「碧」が三つもある。
ご隠居・・それぞれ引き比べてごらんよ。
熊・・  「緑」は草木の色、「碧」は青い石?「翠」はカワセミ?どんなセミなんだい?
ご隠居・・嫌だね、セミじゃないんだよ、鳥だよ。この鮮やかな羽の色が「翠」。それに「碧」は青の近い緑を言うんだよ。紺碧の空なんていうだろう。
熊・・俺には難しいや、漢字の世界も芸が細かいんだ、いろいろ取り揃えて、まさによりどりみどり・・

おあとがよろしいようで・・

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雲り時々薄晴れ 25℃

若葉のエネルギー

2010年05月17日 | 私ごと
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いつものように、月二回の定休日は忙しい。
頗る晴天だった昨日、伸び放題に伸びた雑種地の草刈りをした。
背丈ほどに伸びた草が たちまち刈り倒されて行く様は、ホント気持ちいい。
午前中に中庭も綺麗になった。

サンコー社長さん いつもいつも 本当にありがとうございます。
男気のない我が家、頼りになる親戚が近くにいるということは有難いことだとしみじみ思う今日この頃です。
感謝感謝・・


 

 さて。
話は午後です。
新緑を楽しもう、ついでに温泉も、ということでサンコーさんたちと近場の匹見温泉にいくことにした。

車窓から見える山々の若葉が実に鮮やかだ。目に優しい、初めて見たかのような色に見える。元気な緑を見ると、「生命力」という言葉が浮かんでくる。生きている実感ね、「元気色」と私は密かに名付けている。

 

「あっ!!フジだ」、と思ったらはどうも花が上に向かって咲いているから桐みたい、で、隣が藤。
若緑の風にのって芽吹くにおいと藤の甘い香りに包まれていると、政界のごたごたも、ギリシャ不況も まるで昨日見た悪夢にすぎないかのよう。
何があってもとりあえず、今年もまたしっかり春がめぐり来ている。ということが文字通り有難いことだと思える。
春になっただけで「ありがたいとだ」と、しみじみしてしまうなんて、私も年を取ったもんだわ。ま、あたりまえだけど・・

    

所々 車を路肩に止めてもらい、歩いてみた。
歩かなければわからないものってあるし。
若葉のエネルギーをもらおうと、「生命力、生命」とぶつぶつ言いながら、手をひらひらさせて森林浴を楽しみながら自分の体に樹木のエネルギーを振りかける。
まるでテレビでよく目にする、浅草寺を訪ねた人が線香の煙を振りかけようとする仕草、それと全く同じ仕草で・・・

足元で見つけた、ムラサキサギゴケ、今にも飛び出そうとしているタンポポ、ニョイスミレ、ぜんまい、イタドリ です。

私は不信心の合理主義者のいい加減な奴だけど、どうも「自然」の生気というものだけはどういうものか信じている。
緑豊かなところへ入り込むと、元気百倍になるもの。気持ちいいもの。明日からのやる気が起きるもの。

というわけでこれから匹見峡を見て、そこに咲くイワツツジをみて、そして匹見温泉にゆったりとつかり 一日を終えるのですが、また長々と書くと顰蹙を買いますので また明日ということで・・・

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晴れ 23℃

至福の時

2010年05月12日 | 私ごと
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fujimiさんちの「イチハツ」がきれいに咲きました。そぼ降る雨の中お披露目です。

 

立春を過ぎ、風は「光る」から「薫る」になった。
風の名にもいろいろあるが、「二十四番花信風」というのもあるらしい。と勿論私の知識ではなく朝日新聞の{天声人語}に書いてあったのだけど・・
なんでも、年明けから晩春の折々に咲く、二十四種の花の便りを乗せて吹く風を言う。なんとも風流ですね。
その中にはきっと「ショウブ」や「アヤメ」そしてこの晩春に咲く「イチハツ」もあったろう。
これから又たくさんの花達が、われわれの目を楽しませてくれる。
初夏とは思えないような冷たい雨の中 カメラ構えてよくよく見れば、花びらは光が透けるほどに薄くて儚げで、広げたばかりの若い花弁は咲き時を間違えたのかな?と思えるように必死に精をまき散らすかのように耐えていた。その姿は痛々しいほどけなげな感じがした。

でもまぁ、混迷政治とか、経済不況とか、低迷していく国際関係など諸々の難しい状況とは一切関係なく、日本に生まれてよかったなぁと思うとき それは夜、風呂上がりに冷えたビールを飲むときと 四季折々に綺麗な花にめぐり合うときです。


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 またもや全国ネットを使って、私事というか、私的なバババカな話題で申し訳ありません。
実はトンボのおじさんが「今回は仕事の都合であんたのマゴマゴに会えんかったね。これから男一匹 生きていく上で必ず降りかかるであろう火の粉の払い方や、女の扱い方などちゃんと今から教えてあげようと思ったのに、残念。」

PCの待ち受けに使っていたこの写真を見て、いつものようにバカなことを言った。そして「この写真はいいねぇ、こういう写真は俺は好きだよ。」とも・・

最近悪戯盛りのマゴマゴは 写真を撮ろうとカメラを構えるとテレがあるのか、この写真のように顔を隠したり、わざとおかしな顔をしたりして絶対に真正面から写させてくれない。
だから写真はすべて隠し取りなのだ。

でもこれは遺伝かもしれない。
生まれたときから小生意気だった愛想なしも写真嫌いだった。家族写真なんて特に嫌がった。それでも記念だからと無理強いすると、「いつか写真を見たとき この時は家族5人いたのに一人欠けたね。ということになる。過去は過去、人間未来に向かって生きていかなくちゃ過去ばかり振り返っていたら明るい未来は見えないよ。」と小学校の高学年くらいの時かな?親を食ったような事を言って、ほとんど家族写真には 彼は写っていないのだ。

話はそれたけど、ジンちゃんは「写真は愛情です。」といつも言う。
そして「ママさんの写真はマゴの写真が一番いい、やはり被写体に愛を感じられるからです。」

愛も大事だけど、私は切り取った一枚に物語を感じられるような写真が撮りたいといつも思っているのですが・・・

ううむ、写真は難しいですね。

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晴れ時々曇り  16℃ 寒い。

上書き

2010年05月11日 | 私ごと
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懲りもせず今日もツツジです。

 

浜田医療センターに行く途中、見事なツツジを両側に携えた道路が気になって、気になって・・
雨にもかかわらず、昨日寄り道してみました。

 

平日だからか、人っ子ひとりいなかったけれど、ウグイスが「ホーホケキョ」と鳴いていて、ほのかにあまーい香りが漂う。

   

ここのツツジは今が見ごろ 空は鬱陶しいのに、そこだけに光が射して、スポットライトを浴びたよう・・
真っ赤でもなく、ダイダイ色でもなく、ボタン色でもなく、絵の具を重ねたような微妙な色合いの花弁も、なかなかいいものだなぁと思う。その中で純白が特に目立つ。濃い色合いは情熱的に見えるけど目に優しくて、新緑の景色に溶けるように咲き誇っている。

 で、話は少し脱線するけど、新しく出来た浜田医療センターに行くたび、以前ここには何があったんだろうと考える。
このあたりは特に懐かしい、というか、まだ私が木馬をオープンする前 主人が設計事務所をこのあたりに構えていたので、詳しいのだけど(今は住宅になっている)

角はたしか、テイクアウトのお鮨屋?ブックセンター?少し記憶をたどってうろうろしてみたら、間違うはず ブックセンターはそのままなのだけど、駐車場が半分「トヨタレンタカー」になってるし、テイクアウトのお鮨屋は消えてなくなっていた。
昔あったスーパーの跡地と駅の客貨車区だった所の一部が病院になっているのだ。
ここに汽車の洗車場があったんだろうか?あのスーパーは?多分医療センターの駐車場になっているんだろう。
まったく面影がないから想像ができないのだ。
そう思うと記憶って、なんていい加減なものなのか、とあらためて思う。強く印象に残ったことから連想したものが、記憶として上書きされてインプットされてしまう。勝手に記憶を塗り替えるのだ。

そう考えると自分の記憶だってどれも不確かなものに思える。
三島由紀夫みたいに母親の産道を通る時から記憶しているというほどの天才じゃないけど、私は2歳半ごろの記憶が残っているのだ。
小さい頃の記憶や思い出。それらはもしかしたら事実とはかなり違っているのかもしれない。どちらかというと夢見る夢子の私は、自分勝手に自分のいいように作り替えたり、上書きしてしまっているのかもしれない。そう思って、いくつもの引出しに放りこまれている記憶を引っ張り出し、ためつすがめつしてみても、果たしてどの部分が真実でどこが作り替えたものなのか、そもそも、それ自体、本当にあったことなのか?。長い時を経た今となっては、もう確かめるすべもない。
だいいち、幼いころ住んでいた町が消えてないのだから、すっかり作りかえられているのだから・・・

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雨 19℃ 肌寒い

八面六臂

2010年04月30日 | 私ごと
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細葉しゃくやく。

ソーメンさんちのお庭に咲いていたのを、泥棒じゃなくて写真泥棒しました。
花畑に足跡がついていたら、それは私です。
ごめんなさい。

いえね、あまりにも綺麗に芍薬だの、ボタンだの咲いていたのでちょっと寄り道してみました。いつお邪魔しても本当に綺麗に愛情こめてお手入れしてあり感心します。
何事も愛情ですよね。物事に愛情を持ってあたれば必ずこたえてくれます。

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  さて。
又しても私事で恐縮ですが、私は忙しい。
母の病院も行かなければならないし、月末の支払いも済ませなくてはならないし、浄化槽のモターの請求書が来たので値切らなければならないし、店も生活の糧だから閉めるわけにはいかないし、その上パラサイト一家が来るという。
「え??忙しいから 帰らなくてもいいよ。」と言ったら「そのちゃんくらいだよ、娘に帰るな、帰るなというのは・・今回は絶対に帰るからね。おばあちゃんの顔を見ておかないと、これが最後ということになったら後悔するから。」というわけで帰ってまいりました。
パラサイト一家が帰ってくると 落語の「明烏」じゃないけど、親を放棄して娘のままでいたくなる私です。

そんなわけで仕事は暇だけど、私生活方面で八面六臂の働きを強いられているわたくしは、ブログもままならず。
又落ちついたら、きちっと更新しますから どうぞお許しを。

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雲り時々薄晴れ 18℃

年月は残酷

2010年04月27日 | 私ごと
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 今日はまったく私事ですが・・
安光姫が入院したのです。素人の私が食事療法しても「美味しくない」「食べたくない」で中々うまくいかず、だんだん勢いがなくなり、起ち上がったり座ったりするときも一苦労で、立ってしまえばなんとか歩けるのだけど(杖をつきながら)ついに入院となったのだ。
かかりつけの町医者に浜田の医療センターか、島根医大に行くように言われたが、出雲なんて妹も私もいくら暇とはいえ一応仕事しているので とても通えないということで 浜田にしたのだった。
我が町の江津にも総合病院はあるのだけど、総合病院とは名ばかりで、糖尿病の専門医がいないらしく、6階建ての建物だけは超一流だけど、医者不足で今6階は使っていないらしい。限界集落は医療も過疎ということをしみじみ感じるのです。
入院前夜 荷づくりを手伝いなが「先生の言うことよく聞いて早く帰っておいで、夜仕事を終えて帰った時 玄関に外灯が点いていないのは寂しいからね。」「そうそう本入れた?」安光姫は本好きで寝る前に本がないと寝れないのだ。(これはどうも遺伝らしい)
いつもは呑気な安光姫も流石に心細いのか、ふだんは もうここまで生きたのだから別にこれ以上長生きしなくてもいいなどと嘯いているくせに、「もう帰れないかもしれない。」などと弱気な事を口走ったりする。
そんなわけでどこがどう悪いのか、どういう治療をしたらいいのか、明日から色々と検査です。

それとは別に先週のこと。
夜 安光姫が「浜田高等女学校の同級生から、突然電話がかかってきてね、70年ぶり どうして私がわかったんだろう、懐かしくて、随分長話したよ、二人で写った写真が出てきたから送ってあげるといってくれたんよ。」と、私が帰るのを待って話した。
その電話の主のフーちゃんは江津市の松平出身で、女学校を卒業して東京の明治生命に就職していた。そののち安光姫が東京の下谷のある家に行儀見習いに行くことになり、仕事が休みの日には良く二人で待ち合わせて遊んだらしい。
何でも写真の整理をしていたら一緒の写真が出てきたので懐かしくなり電話を掛けてきたというわけだ。

その写真が、入院の前の日に手紙とともに届いた。手紙には、 

『懐かしくなり電話しました。
昔を思い出しとても嬉しく思いました。
写真を見ながら今更ながら年月を感じています。
写真ができましたので、昔を懐かしんでください。』

と 少しよたよたした、震えたような字でしたためてあった。

フーちゃんは足が少し悪いくらいで身体は元気だとか、もう女学校の友達も数えるほどしか生きてないらしい。フーちゃんの手紙が入院前日に届いて 少し元気が出たような安光姫でした。

そのセピア色の写真がこれです。
昭和14年ころかな・・
太平洋戦争前、母たちの年代(当時17,8歳)にとっては これから来るであろう暗黒な戦争前の 束の間の幸せな時代だったのかもしれない。
着物が安光姫です。フーちゃんはモダンガール、ワンピースが凄くハイカラ。スタンドカラーは私も大すき。「今着てもおかしくないようなデザインですよね。」とドン小西は言いました。そんなことないか・・・

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雨、17℃