情熱を前面に出して戦い抜く

戦う人だけで戦いたい。

今、僕の正直な気持ち。


監督がダメだから。
クラブがダメだから。
ＦＷがダメだから。
ゴール裏がダメだから。


スタジアムを自主的に離れたのならば、
次の試合も、そういうことだよね。
監督の采配を批判することと、
監督を蔑視することは同じではない。

“ぺ”って何だよ。
“3.5”って何だよ。

そんなの“サ”でも“フ”でもない。


勝てば決勝進出。
そんなに甘くないよ。
甘いことだけを夢見てやって来て、
夢破れたらまた、誰かのせいにするの？
リーグ戦が大事なのにとか、
余計なことしやがってとか。

そもそもどのクラブの監督も、
試合後の記者会見で、
「ここがダメだった」
「そこがダメだった」
なんて話してるの、僕はあんまり記憶がないんだけど。

現場に行ってる側からするとね、
かなり違和感があるんだよ。
試合後に仲間うちで戦術を語ったり、
選手や監督を批判するのはごく当たり前のことだと思う。
呟くのもね、相手をリスペクトしているのなら
問題ないと思う。
それがただの揚げ足取りや個人攻撃、誹謗中傷だとしたら、
僕は許せない。
残念なことに観客が増えると、
それをスタジアムに持ち込む人も出てきてしまう。
それだけ“呟き”にも影響があるということなんだよ。


選手時代のペトロも、
人間としてのペトロも、
僕は好きだ。
ただね、
監督としては周りのサポートが必要なんじゃないか、
現状のままでは難しいと思ってる。
でもね、シーズン中は不穏な空気を
スタジアムに持ち込むべきではないと思ってる。


「情熱を前面に出して戦い抜く」

これも“浦和らしさ”だと思っているよ。

カットインと気持ちと勝利と

眠くなっちゃう試合は良くない試合。
ＴＶの前だと余計にね、ぼんやりしてきちゃう。

ここ数試合、赤い方で気持ちの籠った試合を観て来たから、
温度差を埋められなかったなぁ。
伝わる試合と伝わらない試合。
伝えようとする選手が何人いたのか、
とても微妙な感じだったな。
親善試合だから、勝ち負けではないけれど、
勝っても嬉しくないのは、代表戦だからじゃないと思う。

後半は阿部勇樹と細貝萌と原口元気が同時出場。
去年１０位になった時の主力メンバーだね。
（棘があるな、こういう表現は）
やる気スイッチが入りっ放しの原口と、
すっかり向こうの選手って感じの細貝と、
あれ？もっとやれるよね、の阿部勇樹と。
そこしか観てなかったよ。
だって、そうしないと寝ちゃいそうだったから。