「エズラ・F・ヴォーゲル」…日本人には馴染みの名前。しかも、「たいへん、いい印象」。それもそのはず、ベストセラーになった、「ジャパン・アズ・ナンバーワン(1979年)」の著者。
タイトルが、日本人の愛国心というか自尊心というかを満足させるもの。
内容は、「日本の経済規模が世界一」ということではありません。「米国は日本の競争力がなぜ強いのか理解し、日本から学ぶべきだ」と、いうものでした。
その、ヴォーゲルさんが、10年をかけて著した、「Deng Xiaoping and the Transformation of China」の日本語版「小平 現代中国の父」が出版されました。
だからどうしたって?ヴォーゲルさんが、日本語も堪能、中国語も堪能ということを言いたかったんです。頭がいいんですねぇ。
そんなヴォーゲルさんですから、昨年9月の尖閣諸島国有化によって、(1972年の国交正常化後で最悪といわれるまで)冷え込んだ日中関係に心をいためておられる。
で、日中両国への提言…
1 尖閣問題で、名誉ある撤退が可能な妥協点を探り、平和解決を図る。
2 日本の指導者たちは靖国神社を参拝しない(村山談話を確認)。
3 中国は領土争いで武力圧力を用いない。
4 日中の指導者は、頻繁で包括的な協議を行う。
5 日本は近現代史教育を充実させる。
6 中国は日本への敵意をあおる文化宣伝を停止する。
それぞれについて申し上げたい意見はあるが…とにかく、私とて日中関係を良くしたいですから、素晴らしい提言とします。問題は、日中の指導者たちがヴォーゲルさんの期待に添えるよう努力するかどうか…?ヴォーゲルさんを知らなかったりして。
タイトルが、日本人の愛国心というか自尊心というかを満足させるもの。
内容は、「日本の経済規模が世界一」ということではありません。「米国は日本の競争力がなぜ強いのか理解し、日本から学ぶべきだ」と、いうものでした。
その、ヴォーゲルさんが、10年をかけて著した、「Deng Xiaoping and the Transformation of China」の日本語版「小平 現代中国の父」が出版されました。
だからどうしたって?ヴォーゲルさんが、日本語も堪能、中国語も堪能ということを言いたかったんです。頭がいいんですねぇ。
そんなヴォーゲルさんですから、昨年9月の尖閣諸島国有化によって、(1972年の国交正常化後で最悪といわれるまで)冷え込んだ日中関係に心をいためておられる。
で、日中両国への提言…
1 尖閣問題で、名誉ある撤退が可能な妥協点を探り、平和解決を図る。
2 日本の指導者たちは靖国神社を参拝しない(村山談話を確認)。
3 中国は領土争いで武力圧力を用いない。
4 日中の指導者は、頻繁で包括的な協議を行う。
5 日本は近現代史教育を充実させる。
6 中国は日本への敵意をあおる文化宣伝を停止する。
それぞれについて申し上げたい意見はあるが…とにかく、私とて日中関係を良くしたいですから、素晴らしい提言とします。問題は、日中の指導者たちがヴォーゲルさんの期待に添えるよう努力するかどうか…?ヴォーゲルさんを知らなかったりして。