アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

スペインでは学校を飛び出す学習が盛ん

2013年10月25日 | Weblog
 バルセロナでは、「バルのハシゴをするように!一軒で長居をするな、ハシゴをしろ」。これ、ヨーロッパ滞在歴11年のジャンボ氏からのアドヴァイス。私は、バルの人気者になるべく、バルで使えそうな「スペイン語会話カンペ」を作成して乗り込みました。 
 さて、バルセロナ到着が、18:30。バルへ行く時間としては申し分ない。空港から、バスでホテルヘ…あれ?あれれ?バルセロナを抜け、タラーサという田舎町へ…その田舎の大草原の真ん中にホテルはありました!「バ、バルはどこじゃ!」
 ホテル内にバルが一軒。ホテルを出ると大草原で…バルゥ…あろうはずもない。仕方ないので、ホテルのバルで一杯。ハシゴ?ほかに客がいなかったので、座席のハシゴは、やりたい放題でしたよ。
 翌朝は、8:15ホテル発。バルは…。

 バルセロナには「サグラダファミリア」のほか、「カタルーニャ音楽堂」という世界遺産がある。この音楽堂、名前の通りコンサートなども行われるが、外観及び内部が豪華絢爛であることで世界遺産に。設計したのは、ガウディではなく、「リュイス・ドメネク・イ・ムンタネー」長すぎるって?通称、「ドメネク」。20世紀の初めに建設された。

 で、スペインの学校教育なのですが…薮から棒になんなんだって?カタルーニャ音楽堂へ校外学習に数校が来ていたのです。サグラダファミリアにも、沢山の小中高校生が来ていました。スペインでは、校外教育を異常なほど重視している!
 
 バルセロナをあとにして、「タラゴナ」という田舎町へ行きました。ここには、これまたありがたい世界遺産の、「ラファレラス水道橋」がありまして。何と、アウグストゥス帝時代(紀元前27年~紀元14年ごろ)に建造されたものだという。
 二層のアーチ構造。今は水を流していないが、水路、つまり水を流していた…幅およそ1m、深さおよそ1m、全長249mは、観光客が歩くことができる。もちろん私も歩きました。それが目的でわざわざ、タラゴナまで行ったのですから。

 そして、ラファレラス水道橋でも校外学習の小学生達が!不思議ではないのですが、その時の時間が午後4時を回っていました。どう見ても、校外学習の小学生が帰宅するのは、午後5時過ぎ…。

 これだけ校外学習をするからには、国際学力テストでは、高い順位にいるのでしょう…。
 読解力・・・33位
 数学的リテラシー・・・34位
 科学的リテラシー・・・36位
 あ、あれあれ?ごくごく平凡な順位…。校外学習と学力は相関がないらしい。