アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

カラオケ…「歌い放大」?!

2013年10月03日 | Weblog
 「?」「!」「…」が多い…御指摘、ごもっとも。何の話かって?私が書く駄文の話(早い話が、この文章)なんですけどね。文壇には、カギかっこや「?」「!」は使わないという風潮があったのだそう。理由ですか?「?」「!」は、日本文学にそぐわないというところでしょうか。

 まあ、私の場合は、文士でも分子でも現在分詞でもないので、「?」「!」「…」は、使い放題。「放題」で思い出しました。毎日通る道にある小料理屋でカラオケを導入したのですが…手書きの看板に、「歌い放大」と、大きく書かれているのです。「歌い法大(法政大学)」とか、「歌い砲台(大砲を撃つところ)」じゃなくて良かったのですが…歌い放大は…?

 閑話休題。文士の皆さんの暗黙の戒めは、「?」「!」「…」などの符号だけではなく、「オノマトペを使うな」「常套句を使うな」というものもあったそうな。

 なぜ、オノマトペはダメなのかって?たぶん、安易に、擬音語、擬声語、擬態語を使わずに、文で表現して状況を伝えるのがプロの文士たるもの…このような考えかと…?
 文士が常套句を使わないようにしている…これは理解できます。
 「馬がトロロを食ったような顔」・・・馬にトロロを食べさせたことがあるのか!ないなら、馬がどんな顔をするか分からないでしょうが!想像で書くなよぉ!
 「清水の舞台から飛び降りた気持ち」・・・飛び降りたことがあるのか?ないなら、そんな気持ちが分からないでしょう!想像で書くなよっ!
 常とう句を使わずに、顔の様子やら、気持ちやらを表現してこそ文士でしょう。

 私の場合、符合は使い放題、オノマトペも使い放題、常套句の使用は常套手段。これだけやりたい放題ですと、「放大」と、表現したくなりますね。「(カラオケの)歌い放大」は、漢字の使い方として正しかったんだぁ!?