日本の経済、相変わらず元気なし。もう「底だ」と言う見解もあるが、この半年以上、「そろそろ底値」「もうすぐ底」…聞かされ続けてきましたから…。その中で元気なのが、感染防止マスク業界。まさか、このような状況になるとは思ってもいなかったでしょう。京阪神を中心に静かに元気なのが、「宅配ピザ業界」。外食にすると新型インフルの感染の恐れがあるので、宅配ピザを注文する家庭が急激に増えている…。自分の家で作れよ!このタイミングでピザを食べる必要ないだろう!…まあ、他人のことはどうでもいいですね。はい。
感染防止用のマスク製造会社の中には・・・5月の売上が前年同月比30倍以上になりそうで(3億円だって!)、当面24時間のフル生産を続けている。2006年度の売上高を、この5月単月で上回るという。こりゃ凄いわ!せいぜいあと、1か月の好景気でしょうけど。
特需に沸く「京阪神宅配ピザ業界」にも隘路が…。アルバイトの高校生が、新型インフル感染防止のための学校閉鎖で、自宅から出られない。当然、ピザ屋のアルバイトは無理。特需のピザ屋・・・人手不足で、注文を断り続けるハメに。「新型インフルで、商売が繁盛したり、新型インフルの波及効果で、商売あがったりになったり…」フロイトの世界です。
マスクとピザ以外では、「マクドナルド」「吉野家」「ユニクロ」「ニトリ」…などが元気です。共通することは、「低価格だが、品質は悪くない」つまり、薄利多売です。
薄利多売の反対語は、「定価販売」…これは無理がある。「一攫千金」「少数精鋭」…もう一息かな。反対語の特定は難しいですが、漢字の意味を逆にすると、「厚利少売」ということになりますかね。
デパートなど、「良いものを求める客に売って、利益はしっかりいただきます」…厚利少売の典型でしょう。日本百貨店協会が発表した「全国百貨店売り上げ高」によると、2008年度の百貨店売り上げ高が、前年比で6.8%の大幅マイナスだという。
長引く不況で、消費者は値のはるものを買わなくなった。品質格差が無くなりつつある昨今、高価なものは買いません。インターネット通販など、商習慣の多様化への対策も遅れています。どんな対策をとればよかったかって?薄利多売に決まっているでしょう。「より良いものを、より安く」これしかありません。
三越池袋店・鹿児島店が閉店。北海道の老舗百貨店「丸井今井」が倒産、民事再生法申請。伊勢丹吉祥寺店が閉店(2010年3月)へ。コンビニ、スーパーに太刀打ちできません。
新型インフルエンザですが、「マイルドなウイルスなので、季節性インフルの扱いに」となってきています。大阪は、「都市機能の回復」ということで動き出しています。
しかしですねえ、国内の患者数は毎日増え続けております。症状はマイルドかも知れませんが、世界的に死者はどんどん増えています。ここを見逃してはなりません。新型インフルの死者、5月19日現在で、79人。流行から一か月足らずで、高病原性鳥インフルエンザで過去最多の被害となった2006年の年間死亡者数に並びました。早いです。ですから、新型インフルエンザを侮ってはいけません。感染力は、やたら強いようですし。
新型インフルエンザの特徴を見ると、「薄利多売型」で攻勢をかけてきてい留名と感じます。だから恐ろしいのですが。
薄利多売は、マイルドな利益にして、たくさん売って、結果的に儲けよう。
新型インフルは、マイルドな症状で、たくさん感染させ、結果的に死者を…
「普通のインフルエンザ並の扱いにする」…それはそれでいいです。都市機能のマヒは回避しなければなりませんし。「大阪、兵庫の小中学校の授業再開」これもいいです。新型インフル終息宣言までの休校なら、1~2か月罹りますから。
しかし、国民の10%というと大変な人数ですよ。普通インフル並の扱いで、10%の安全を保証してくださるのでしょうね。
どういうことかって?糖尿病、喘息、妊娠中の人は、重症になることがはっきりしているということです。そして、それらの人たちは、国民の10%です。
マスコミに登場する、インフルエンザに係わる専門家は大変な数。この人たちも特需でしょう。この大勢の学者さん達、「過剰な反応をしない」「手洗い、うがいの励行」というド素人でも言うお題目で共通。専門に研究しておられるのですから、10%の人に感染しない方策を見つけ出していただきたいもの。叡智を結集していただきたい。
新型インフルエンザ、今後どういう変化をするか未知だから、「新型」なのです。薄利多売から方針を転換して、「一攫千金」「少数精鋭」「厚利少売」にするかも知れません。
感染防止用のマスク製造会社の中には・・・5月の売上が前年同月比30倍以上になりそうで(3億円だって!)、当面24時間のフル生産を続けている。2006年度の売上高を、この5月単月で上回るという。こりゃ凄いわ!せいぜいあと、1か月の好景気でしょうけど。
特需に沸く「京阪神宅配ピザ業界」にも隘路が…。アルバイトの高校生が、新型インフル感染防止のための学校閉鎖で、自宅から出られない。当然、ピザ屋のアルバイトは無理。特需のピザ屋・・・人手不足で、注文を断り続けるハメに。「新型インフルで、商売が繁盛したり、新型インフルの波及効果で、商売あがったりになったり…」フロイトの世界です。
マスクとピザ以外では、「マクドナルド」「吉野家」「ユニクロ」「ニトリ」…などが元気です。共通することは、「低価格だが、品質は悪くない」つまり、薄利多売です。
薄利多売の反対語は、「定価販売」…これは無理がある。「一攫千金」「少数精鋭」…もう一息かな。反対語の特定は難しいですが、漢字の意味を逆にすると、「厚利少売」ということになりますかね。
デパートなど、「良いものを求める客に売って、利益はしっかりいただきます」…厚利少売の典型でしょう。日本百貨店協会が発表した「全国百貨店売り上げ高」によると、2008年度の百貨店売り上げ高が、前年比で6.8%の大幅マイナスだという。
長引く不況で、消費者は値のはるものを買わなくなった。品質格差が無くなりつつある昨今、高価なものは買いません。インターネット通販など、商習慣の多様化への対策も遅れています。どんな対策をとればよかったかって?薄利多売に決まっているでしょう。「より良いものを、より安く」これしかありません。
三越池袋店・鹿児島店が閉店。北海道の老舗百貨店「丸井今井」が倒産、民事再生法申請。伊勢丹吉祥寺店が閉店(2010年3月)へ。コンビニ、スーパーに太刀打ちできません。
新型インフルエンザですが、「マイルドなウイルスなので、季節性インフルの扱いに」となってきています。大阪は、「都市機能の回復」ということで動き出しています。
しかしですねえ、国内の患者数は毎日増え続けております。症状はマイルドかも知れませんが、世界的に死者はどんどん増えています。ここを見逃してはなりません。新型インフルの死者、5月19日現在で、79人。流行から一か月足らずで、高病原性鳥インフルエンザで過去最多の被害となった2006年の年間死亡者数に並びました。早いです。ですから、新型インフルエンザを侮ってはいけません。感染力は、やたら強いようですし。
新型インフルエンザの特徴を見ると、「薄利多売型」で攻勢をかけてきてい留名と感じます。だから恐ろしいのですが。
薄利多売は、マイルドな利益にして、たくさん売って、結果的に儲けよう。
新型インフルは、マイルドな症状で、たくさん感染させ、結果的に死者を…
「普通のインフルエンザ並の扱いにする」…それはそれでいいです。都市機能のマヒは回避しなければなりませんし。「大阪、兵庫の小中学校の授業再開」これもいいです。新型インフル終息宣言までの休校なら、1~2か月罹りますから。
しかし、国民の10%というと大変な人数ですよ。普通インフル並の扱いで、10%の安全を保証してくださるのでしょうね。
どういうことかって?糖尿病、喘息、妊娠中の人は、重症になることがはっきりしているということです。そして、それらの人たちは、国民の10%です。
マスコミに登場する、インフルエンザに係わる専門家は大変な数。この人たちも特需でしょう。この大勢の学者さん達、「過剰な反応をしない」「手洗い、うがいの励行」というド素人でも言うお題目で共通。専門に研究しておられるのですから、10%の人に感染しない方策を見つけ出していただきたいもの。叡智を結集していただきたい。
新型インフルエンザ、今後どういう変化をするか未知だから、「新型」なのです。薄利多売から方針を転換して、「一攫千金」「少数精鋭」「厚利少売」にするかも知れません。