「密室の鍵貸します」 東川篤哉 光文社文庫 (08/03/29読了)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
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前日読了の「むかしのはなし」に続いて、またしても、途中棄権寸前。なんとなく、ドラマならアリかな-って感じのストーリーです。ただし、深夜枠。売り出し中の芸人かなんかを主役に使って(演技が上手くない人の方がしっくり来るような…)、ちょっと、ドタバタ劇っぽく作れば、意外と面白いかも。
しかし、活字として読むには、かなり厳しい。まず、文章が美しくない。もしかして、軽妙なタッチを狙っているのかもしれませんが…私には、軽妙さよりも、鬱陶しい印象でした。必要のない脱線や言葉遊びで、最短距離ではない無駄な道を歩かされているような…。その上、ディテールも突っ込みを入れたくなるようなところが満載。もちろん、作家によって、作品によって、カラーがあって当然だし、誰もが、佐々木譲や今野敏のような微に入り、細に入った捜査シーンを書く必要はないと思います。しかし、それにしても、これはありえないでしょ-って言いたくなります。やっぱり、深夜ドラマ枠が限界です。
しかし、巻末の解説は、手放しで大絶賛してます。私が偏屈なだけ?
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前日読了の「むかしのはなし」に続いて、またしても、途中棄権寸前。なんとなく、ドラマならアリかな-って感じのストーリーです。ただし、深夜枠。売り出し中の芸人かなんかを主役に使って(演技が上手くない人の方がしっくり来るような…)、ちょっと、ドタバタ劇っぽく作れば、意外と面白いかも。
しかし、活字として読むには、かなり厳しい。まず、文章が美しくない。もしかして、軽妙なタッチを狙っているのかもしれませんが…私には、軽妙さよりも、鬱陶しい印象でした。必要のない脱線や言葉遊びで、最短距離ではない無駄な道を歩かされているような…。その上、ディテールも突っ込みを入れたくなるようなところが満載。もちろん、作家によって、作品によって、カラーがあって当然だし、誰もが、佐々木譲や今野敏のような微に入り、細に入った捜査シーンを書く必要はないと思います。しかし、それにしても、これはありえないでしょ-って言いたくなります。やっぱり、深夜ドラマ枠が限界です。
しかし、巻末の解説は、手放しで大絶賛してます。私が偏屈なだけ?
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