おりおん日記

電車に揺られて、会社への往き帰りの読書日記 & ミーハー文楽鑑賞記

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「恋する文楽」 広谷鏡子

2009年07月15日 | は行の作家
「恋する文楽」 広谷鏡子著  洋泉社 (09/07/10読了)

 文楽ファンの諸先輩方から何度となく勧められた本です。とはいっても、ハードカバーも文庫本も既に絶版(文楽ファンの底辺がそれほど拡大していないってこと?)になっているため、「そのうちブックオフにでも探しにいこうかなぁ」などと考えておりました。

 ある日、家に帰ると、郵便で「恋する文楽」が届いていたのです! とあるご縁で知り合いになった文楽ファンの方が「たまたま家に2冊あったのでどうぞ」とプレゼントして下さったのでした。ウキウキ。
 
NHK職員にして、小説家でも著者が文楽にハマっていく過程を綴っています。すばる文学賞を受賞されているだけに、出だしは格調高く、奥ゆかしい文章だったのですが…ページが進むにつれて、どんどん、ミーハーファンっぷりが溢れ出てきて、同じくミーハーファンである私としては、「そうそう、同じです!」と共感するところがたくさんありました。

全ては「恋する文楽」というタイトルに集約されているのですが… まさに、それは恋なのです。舞台をみてうっとりとするだけでなく、次の公演が待ち切れない気持ちも、新幹線にのって大阪の文楽劇場まで遠征する道のりも -年齢を忘れて、初恋のような純情な気持ちになってしまうのです。

私に「文楽って、ミーハーに楽しんでいいんだ」と教えてくれたのは、三浦しをんの「あやつられ文楽鑑賞」でしたが、「恋する文楽」も、「敷居が高いなんて思わずに、楽しみましょう」という本です。

ま、文楽ファンは激しく共感し、非・文楽ファンにとっては「何をそんなに盛り上がってはんの?」という感じかもしれません。

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1 コメント

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ロック大好き広谷さんの新作 (栄利)
2012-03-02 01:12:13
『胸いっぱいの愛を』って作品が出ましたよ。
ご自身の思い出を上手く織り交ぜてあるんですね~。
広谷さんを徹底解剖した記事を載せてる
http://www.birthday-energy.co.jp
の解説を見つけました。
不安定ながら自己確立できた時期。その感謝の作品、とのこと。

ともあれ、70年代の高校生活の物語、なんだそうで、
甘酸っぱかったり、するのかな・・・。
本屋に寄ったら在庫切れだったので、amazonでポチってしまいました!。
とどいたら早速読んでみます!

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