「ジョーカー・ゲーム」 柳広司著 角川書店 (09/04/29読了)
もう、これは、文句無しに面白い! 超クール!!! 納得の、吉川英治文学賞!って、実は、それが、どれほどの権威なのかはわかりませんが…さっき、有隣堂をブラブラしていたら「オリンピックの身代金」(奥田英朗著・新潮社)の帯にも「吉川英治文学賞受賞」と書いてありました。相当に、クオリティの高い作品に与えられている賞ということですよね。
第二次世界大戦中、陸軍内部に密かに組織されたスパイ養成校・D機関の卒業生たちを主人公とした短編集。二重にも、三重にも仕掛けが施された極上のエンターテインメント。実は、途中で「これは、設定が甘いんじゃないの?」と突っ込みを入れたい個所がありましたが、著者は、読者のそんな突っ込みはお見通しだったようです。実は、その甘さ自体も仕掛けのうちなのでした。とにかく、考え抜かれたストーリー。文章も、贅肉が無く、スッキリ。
この本には5話が収められていましたが…まさか、ここで終わりじゃないですよね?シリーズ化熱烈希望!!! もっともっと読みたいです!!!
もう、これは、文句無しに面白い! 超クール!!! 納得の、吉川英治文学賞!って、実は、それが、どれほどの権威なのかはわかりませんが…さっき、有隣堂をブラブラしていたら「オリンピックの身代金」(奥田英朗著・新潮社)の帯にも「吉川英治文学賞受賞」と書いてありました。相当に、クオリティの高い作品に与えられている賞ということですよね。
第二次世界大戦中、陸軍内部に密かに組織されたスパイ養成校・D機関の卒業生たちを主人公とした短編集。二重にも、三重にも仕掛けが施された極上のエンターテインメント。実は、途中で「これは、設定が甘いんじゃないの?」と突っ込みを入れたい個所がありましたが、著者は、読者のそんな突っ込みはお見通しだったようです。実は、その甘さ自体も仕掛けのうちなのでした。とにかく、考え抜かれたストーリー。文章も、贅肉が無く、スッキリ。
この本には5話が収められていましたが…まさか、ここで終わりじゃないですよね?シリーズ化熱烈希望!!! もっともっと読みたいです!!!