「煮ても焼いてもうまい人」 立川談四楼著 文庫 (09/02/10読了)
難しげな本を読み始めたら、何日かかっても、読了できず…。で、ちょっと、気分転換に、最近ハマっている談四楼師匠に逃げ込んでみました。
過去に日刊ゲンダイで連載していたエッセイの特選集。落語家や芸人仲間の訃報や病に倒れた話題を多数収録。でも、湿っぽくは決してないのです。亡くなった方を惜しみつつも、最大限の愛情と友情で、在りし日の姿を活き活きと甦らせていて、相変わらず、上手い! そして、私が、最初に読んだ談四楼師匠の小説「師匠!」は、そうした人への暖かい思いがあってこそ結実した作品であることが、よくわかりました。
さすが、芸人のサービス精神! と脱帽するのは、単に、過去のエッセイを収録するだけではなく、一遍一遍に後日談や、エッセイに書ききれなかったこぼれ話などをオマケが付いていること。 やっぱり、文章には、その人の人柄が出るものです。 これは、ますます、談四楼師匠の高座を聴かないわけにはいかなくなってきました。4月の落語初体験目指します!
難しげな本を読み始めたら、何日かかっても、読了できず…。で、ちょっと、気分転換に、最近ハマっている談四楼師匠に逃げ込んでみました。
過去に日刊ゲンダイで連載していたエッセイの特選集。落語家や芸人仲間の訃報や病に倒れた話題を多数収録。でも、湿っぽくは決してないのです。亡くなった方を惜しみつつも、最大限の愛情と友情で、在りし日の姿を活き活きと甦らせていて、相変わらず、上手い! そして、私が、最初に読んだ談四楼師匠の小説「師匠!」は、そうした人への暖かい思いがあってこそ結実した作品であることが、よくわかりました。
さすが、芸人のサービス精神! と脱帽するのは、単に、過去のエッセイを収録するだけではなく、一遍一遍に後日談や、エッセイに書ききれなかったこぼれ話などをオマケが付いていること。 やっぱり、文章には、その人の人柄が出るものです。 これは、ますます、談四楼師匠の高座を聴かないわけにはいかなくなってきました。4月の落語初体験目指します!
この連載が終了して、新たに始まった連載がまとまったのが、「新・大人の粋」(講談社)です。