「ラブコメ今昔」 有川浩 角川書店 2010/08/25
やっぱり、有川浩って上手いっ! ストーリーテラーとしての実力は相当高いところにあると思うけれど… でも、これだけの実力があっても、自衛隊モノ、軍事モノで直木賞は獲れないだろうなぁ。まぁ、本人は直木賞を獲るためではなく、自分が書きたいものを書いてハッピーであることを選んでいるのだろうけれど…。
基本コンセプトは「クジラの彼」(7月読了分)と同じで、自衛隊員が主役の恋愛小説。ちょっと微笑ましく、ピンと張りつめた糸を緩められるような気持ちになれる。
自衛隊モノ小説も、恋愛小説も、短編小説も、基本的には私好みではありません。でも、有川浩なら、私の好きでない3要素が合わさっていても、なぜか楽しいのです。
やっぱり、有川浩って上手いっ! ストーリーテラーとしての実力は相当高いところにあると思うけれど… でも、これだけの実力があっても、自衛隊モノ、軍事モノで直木賞は獲れないだろうなぁ。まぁ、本人は直木賞を獲るためではなく、自分が書きたいものを書いてハッピーであることを選んでいるのだろうけれど…。
基本コンセプトは「クジラの彼」(7月読了分)と同じで、自衛隊員が主役の恋愛小説。ちょっと微笑ましく、ピンと張りつめた糸を緩められるような気持ちになれる。
自衛隊モノ小説も、恋愛小説も、短編小説も、基本的には私好みではありません。でも、有川浩なら、私の好きでない3要素が合わさっていても、なぜか楽しいのです。