「隠居の日向ぼっこ」 杉浦日向子著 新潮文庫(09/02/28)
なんか、のほほんとしていて、気分が緩みます。そして、ちょっと懐かしい感じ。江戸の専門家が物の名前から、古き佳き時代を振り返るエッセイ。
蚊帳、箱枕など、私も、ドラマでしか見たこともないようなものもありますが、「ああ、そういえば、子どもの頃はあったのに… いつの間にか無くなっちゃったなぁ」というものも。例えば「赤チン」。昔は、家の救急箱に必ず入っていた。学校の保健室でもちょっとした切り傷、擦り傷なら赤チン塗ってオシマイって感じの定番薬。今は、見かけませんねぇ。「ねんねこ」も姿を消し、最近は、おしゃれな抱っこ用の布(正式名は知りませんが…)になったし… 「櫛」なんて、最後に使ったのはいつだろう? 最近はホテルの使い捨て用のアメニティもブラシが主流になっているんじゃないか。
などと、ツラツラ考えながら、ひと時、タイムスリップ。
でも、こういうのって、一冊の本になってまとめて読むんじゃなくて、毎朝、新聞のコラムとして一編ずつ載っていたら嬉しいなぁ。
なんか、のほほんとしていて、気分が緩みます。そして、ちょっと懐かしい感じ。江戸の専門家が物の名前から、古き佳き時代を振り返るエッセイ。
蚊帳、箱枕など、私も、ドラマでしか見たこともないようなものもありますが、「ああ、そういえば、子どもの頃はあったのに… いつの間にか無くなっちゃったなぁ」というものも。例えば「赤チン」。昔は、家の救急箱に必ず入っていた。学校の保健室でもちょっとした切り傷、擦り傷なら赤チン塗ってオシマイって感じの定番薬。今は、見かけませんねぇ。「ねんねこ」も姿を消し、最近は、おしゃれな抱っこ用の布(正式名は知りませんが…)になったし… 「櫛」なんて、最後に使ったのはいつだろう? 最近はホテルの使い捨て用のアメニティもブラシが主流になっているんじゃないか。
などと、ツラツラ考えながら、ひと時、タイムスリップ。
でも、こういうのって、一冊の本になってまとめて読むんじゃなくて、毎朝、新聞のコラムとして一編ずつ載っていたら嬉しいなぁ。