「スクープ」 今野敏著 集英社文庫 (09/03/07読了)
たまらなくミステリーが読みたい気分になって、書店をブラブラ歩いていて「今月の新刊」からチョイス。
乃木坂のTBNテレビ「ニュースイレブン」の取材スタッフ・布施ちゃんを主人公にした事件モノ。手堅い。単なる謎解き・犯人探しではなくて、物語として面白い。十分に標準以上だし、税込み価格600円也以上の価値あり。でも、ファンの我が儘で言わせてもらえば…「今野敏にしちゃぁ、ちょっと、甘め?」という気分で読み始めました。
読んでいると「アルマーニのスーツを嫌味なく着こなし」などという表現が出てくる。イマドキ、小説の中にわざわざアルマーニなんて時代錯誤なと思ったら、もともと、この小説、10年以上前の1997年9月にハードカバーで発売されたもの。そこで、なるほどと納得致しました。ここから、更に、洗練を重ねて、代表作の「隠蔽捜査」に至ったって訳ですね。
7つの短編で構成されていて、一編一編は小一時間で読めるから、気楽な気分転換にピッタリ。布施ちゃんのネタ元である警視庁の黒田刑事、なかなか、渋くてカッコいいです。ドラマ化するなら、原田芳雄かな。布施ちゃんは、チュートの徳井クン!
たまらなくミステリーが読みたい気分になって、書店をブラブラ歩いていて「今月の新刊」からチョイス。
乃木坂のTBNテレビ「ニュースイレブン」の取材スタッフ・布施ちゃんを主人公にした事件モノ。手堅い。単なる謎解き・犯人探しではなくて、物語として面白い。十分に標準以上だし、税込み価格600円也以上の価値あり。でも、ファンの我が儘で言わせてもらえば…「今野敏にしちゃぁ、ちょっと、甘め?」という気分で読み始めました。
読んでいると「アルマーニのスーツを嫌味なく着こなし」などという表現が出てくる。イマドキ、小説の中にわざわざアルマーニなんて時代錯誤なと思ったら、もともと、この小説、10年以上前の1997年9月にハードカバーで発売されたもの。そこで、なるほどと納得致しました。ここから、更に、洗練を重ねて、代表作の「隠蔽捜査」に至ったって訳ですね。
7つの短編で構成されていて、一編一編は小一時間で読めるから、気楽な気分転換にピッタリ。布施ちゃんのネタ元である警視庁の黒田刑事、なかなか、渋くてカッコいいです。ドラマ化するなら、原田芳雄かな。布施ちゃんは、チュートの徳井クン!