もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

行政視察報告その2

2010-07-26 | Weblog
1日目 大崎市 大崎市は宮城県の北部にあり、平成18年に1市6町の合併により誕生した町です。人口は13.6万、議員は34人。
テーマは都市再生整備計画についてです。今回は旧古川市の計画であり、合併前はそれぞれの市町でおこなわれていました。さらに旧古川市においても、中心市街地と、周囲の土地区画整備事業により新たな新市街地の計画についてでした。中心市街地と今回の新市街地と同融和を図るかが課題であり、現在は道路整備や、住宅整備を進めているということでした。
三木市と同じく、大崎市でも中心市街地そのものが、賑わいを取り戻すのに大きな課題があり、そのアクセスなども課題としてあげられていました。



2日目は白石市
こちらは宮城県南部の人口36000人の城下町です。こちらはガイドボランティアに案内していただきながら、市内をみていきました。白石市の目玉は白石城。伊達藩の片倉小十郎3代が歴史的に見ると有名です。しかし歴史資源がたくさん残っているわけではなく、少ない資源をどう生かすかに係っているところは三木市と共通です。

午後は福島市。こちらは福島県の県庁所在地であり、人口も29万と三木市とは規模が違うのですが、こちらも中心市街地の活性化や公共交通についての説明をうけました。
中心市街地活性化計画は平成22年3月23日に内閣総理大臣の認定を受けたばかりで、今年から27年の5年間の計画となります。これからめざしていく都市像のイメージがみえてきました。目標の一つが賑わいの創出であり快適居住の促進。特に高齢者が住みやすいまちづくりをめざし、医療機関や福祉施設の充実をはかりながらすすめていきたいとのことでした。
公共交通については、モデル事業でデマンドの乗り合いタクシーなども試行されているようですが、それを広げるという計画はなく、中心市街地とその周辺地域とのバス交通のネットワークを充実させていきたいとのお話でした。
公共交通では市の赤字補填の方法などもまたそれらの街づくりの住民の参加などについても質問がありました。
質問が多く、時間内でなかなか終わらずに、列車に乗る時刻で、あわただしいこともありました。
福島市の都市計画はその規模も違うので、三木市にすぐ取り入れられるところは少ないとおもいましたが、その資料や、説明の方法など、充実した
時間を持つことができました。
大崎市、福島市とも職員がたくさん参加してくださり、説明をきくことができました。


行政視察について コメントくださった方へ

2010-07-26 | Weblog
昨日の意見交換会では、行政視察についてのご質問やご意見が多かったので、予想外に時間をとってしまいました。
 当初は議員定数についてのご質問やご意見が多く出るだろうと予想していたのですが、もう決まったものとしてとらえていらっしゃるのか、ご意見がでませんでした。

行政視察については、コメントでのご指摘もあったようにメインのテーマではなく、報告もいれようというくらいの予定だったのですが、いちばん多く時間を費やしてしまいました。
モットテーマを絞って進行したほうがいいというご指摘もいただきましたので、次回はそのあたりも考慮しながら、会の進め方を検討していきます。

また建設水道の報告についてはまだ会津若松の分しかしていませんので、続きをアップします。なぜ会津が先になってしまったかというと、私が目的地をそれぞれ出すときに会津若松市をあげたということもあるのですが、市内に宿泊したので朝一人で町を歩いて写真がたくさんとれたから、ということもあります。

明日から民生消防常任委員会の視察です。
委員会ではは病院を中心に視察先を決めています。

1日目は五所川原市立西北中央病院
2日目は消防団の育成と団員確保にうちて 消防の広域化
3日目は障害者支援施設
     横手市立大森病院です

三木が元気になるまちづくりを他市に学ぶ(建設水道常任委員会視察報告)

2010-07-26 | 議員活動記録
3日間の日程で下記のとおり視察に行ってきました。
1日目 大崎市
2日目 白石市 福島市
3日目 会津1若松市
全部をご報告すると膨大な量になるので、3日目の会津若松の一部をご紹介します。
まずは会津若松の議会へ
写真の通りレトロな議場で、冷暖房の調節もままならないとか。しかしここは議会改革でいまや全国的にも有名な議会。年間100以上の自治体が議会改革で視察におとづれるとか。
議会事務局だけでは対応しきれず、議員みずからが、視察の説明にあたっているとか。
わたしたちの今回の目的は議会改革ではありませんでしたが、その日も午後は議会改革の視察の予定とか。さらに3つの委員会が視察に出かけているとかで議会事務局は大忙し。


今回の視察の説明をしてくださったのも、肩書きは七日町まちなみ協議会の副会長さんですが、実は市会議員さん。まちづくりに20年以上かかわり、かつ議会改革でも中心的な役割を果たしている方。実は大阪のフォーラムにパネラーとして参加されているときに名詞交換をしたのが今回のきっかけとなりました。その名詞には『地球に水やりを、心にもね」とかいてありました。視察はまず市の職員さんから、景観条例および景観協定について、引き続いて場所を変えて、説明と現地視察
となりました。

レクチャーを受けたのは、七日町にある渋川問屋という郷土料理と宿及び喫茶のお店。そこで
七日町の町並みやまちににぎわいについてのレクチャー。
ねこと回覧板をわたしに行く人しか通らないといわれた町が、今では、待ち歩き人気の町になりました。それにはいろいろな仕掛けがされています。
まず、行政主導ではなく、民主導、市は市民の活動に助成するという形をとっています。
さらにあるものを生かす、利用する、よみがえさせる。下は七日町駅。現役の駅です。
もともとは放置自転車で困っていたローカル駅だったのですが、それを駅カフェとしてよみがえらせました。駅の部分は改札口の周りのほんの一部分。あとはおみやげ物や地元野菜、等を売るところとカフェを運営しています。駅前にはレトロバスが走り市内観光のひとつの拠点になっています。