もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

議員による公開学習会

2010-07-05 | Weblog
 以前より、やりたいと思っていたことのひとつに、政務調査費を使っての、市民と共に学習会を開くということだった。以前の会派でも提案させてもらったが実現にいたらなかった。
 新しい会派を組んで、今年度中には実現したいとおもっていたら、実際に開催されている議員さんの会派があった。講師は、それこそわたしたちの間でも、話題にあがっていた、福嶋浩彦さん、我孫子市長として3期勤められ、徹底した市民参加で我孫子市の名を全国に響かせ、そのご大学の教授に。最近では政府の事業仕分け人として活躍されている。

 テーマは「新しい公共と市民自治」
7月3日(土) あかしの産業交流センター 主催は明石市議会次世代明石 の3議員である。
この議員さんたちには、ひょうご議員ネットで大変お世話になり、今回の情報もそのルートでいただいた。
 当日の会場には、市民をはじめ、議員、職員、他市の議員など85人の方が集まったということである。この参議院選挙戦の最中にもかかわらず、政党会派を超えた議員さんたちがこられていた。みんなのぎかいも2人で参加。

 講演の内容は、徹底した市民が中心の地方自治、あるいは地方政府についてだった。
「市民」ということばがどのように使われているかで、まったく立場が違ってしまっている。
福嶋さんの、迫力ある説得力のあるお話は、かなり刺激的であったが、「市民」との関係を考える、いいヒントをたくさんいただいた。三木市を振り返ってみると、いっそうそのことがはっきりする。
 
 選挙で選んだ長と議会、市民の権力行使、この3つの緊張関係で自治体を運営する

長と議会は、市民参加をふまえた力を対抗させあう緊張関係にたつ。
決してなれあいになってはいけない、地方議会では与党、野党はありえない。
否決されることのほうが、議会としては健全。不信任なら、その決議をすればいい、議案の否決と不信任は別のもの・・・・。
三木市の関係を思い浮かべてしまいました。
 福嶋さんをおよびできるかどうかは別にして、三木でも政務調査費をつかった公開学習会是非実現したいと思います。