もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

夏祭りの合間に

2009-08-09 | Weblog
夏祭り真っ盛り。夕べは青山はじめ、各地でのお祭りが盛大に催されたようです。
来週、再来週となつまつりはまだまだ続きます。
その合間を縫って、昨日は加西市へ、「事業仕分け」の傍聴へ。
加西市は、昨年に引き続き2回目の実施。昨年は30事業について事業仕分けを行い、対象となった事業費1億6664万円のうち、2300万あまりの予算削減に反映されたという。今年の対象事業は6事業。
コミュニティバス(市街化循環線)
水田農業構造改革対策事務(添削業務)
市民会館の運営
ファミリーサポート事業
給与計算事務
北条鉄道運営費補助金
について検討が行われた。

どれも、三木市でも論議の分かれる事業であり、市民代表を含む11名の仕分け人について、仕分けが行われた。

仕分けは、事業そのものの要・不要や仕事のやり方を議論評価することにより、次の6区分に仕分ける作業をおこなう
①不要 ②民間で行う(民営化)③国・県・広域で行うべき
④市で行う(要改善)⑤市で行うが民間に委託する⑥市で現行どおり

結果はそれぞれ出されたが、その論議のプロセスが重要であり、結果より、その途中の論議を実際に聴くことができたのが成果である。

説明者である行政の担当者の資料の容易、その説明のしかたなどでも、評価が変わると思われ、職員の研修機会としても有効であると感じた。

三木市でも実施に向けて勉強会を開きたいと思っているので、事業の選択など具体的な準備を進めていきたい。

議員にとっても、これはよい研修機会になると思う。
ひとつは、コスト感覚や、事業の目的、マーケティングなど、調査、検討項目について、もっと明確なデータが必要だと感じたからだ。
加西市への質問のたびに、「三木市では?」と考えたが、正確に答えられないことも多く、今後の検討課題も多く見つかった。