もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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図書館があぶない その2

2011-06-02 | 東日本大震災

この本発行が1986年。25年以上も前に出されている。

25年前、何があぶなかったのか。

行革と教育問題と国家機密法、委託、・・・あれ今でもあぶない状態やん。さらにあぶなくなっているかも。

具体的な問題提起にはもっと驚く。

その1 「貸し出しを増やすな」という神戸市立中央図書館長通達 

貸し出し冊数を増やさないための具体的な方策成るものが出され、貸し出しを少なくするように指示されたというのである。

その2 「親子読書会はアカだ」という議員の偏向攻撃

図書館の選書、あるいは図書館や文庫に関しての活動、「あるいは図書館を考える会」というような市民の団体も偏向があると攻撃された

その3 地方行革と図書館委託

これはますます進めれている。当時なかった指定管理者制度やカウンター委託が簡単に行われる、または提案されている。昨年の事業改善でとしょかんの指定管理者制度が提案その1であがったのはご存知のとおり。結局現在は考えていないということになったが「だったら、提案するなよ」というところ。

あとがきには、一主婦のことばとして、こう書いてある。

「"なんだか変だな”という思いを話し合う。なぜ変なのかを皆で考える。”自分たちはこう思う”

と図書館や必要なら教育長や市長にもいう。これが民主主義を支える大事なルールではないでしょうか」

 

 

 


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