もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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やっぱり気になる病院のこと

2008-10-05 | 三木のあれこれ
市民病院のことあれこれ考えています。また新しいシステムについても、自分なりに情報を集めています。審議会で検討中のことについて議会の委員会でも論議されるだろうと思います。たとえばこのようなこと・・・。
●診療科の見直し
現在の診療科の中で、市内の開業医にお任せしてもいいものはお任せして、診療科を減らす。その分、救急や残す診療科に医師や看護師などのスタッフを集中という案が出ています。その際、現在の38人医師体制を堅持しながら、そうした専門診療科の医師、スタッフを確保できるのか?

●看護師の体制。現在の10対1を7対1にすると診療報酬が上がり、患者へのサービスもよくなるというが、具体的にどうのように、サービスが変わるのか?
また、看護師を確保し、その人件費と、診療報酬のアップの兼ね合いはどうなのか?

●他の病院や診療所からの紹介率をアップし、三木の市民病院の入院率を上げるという計画が出されているが、紹介率を上げるための方策として、どのようなことを考えているのか?他の病院ではなく市民病院を紹介するメリットは?

●市民病院の収支改善に向けた取り組み案が21年度から25年度になっているが
5ヵ年が本当に必要なのか。経営の効率化を図るために民間的経営手法の導入の観点から、経営形態の見直しを平成25年度までに行うというが、その具体的な方法について早期の検討はできないのか

などなど、疑問はつぎつぎわいてきますが、それを単に、つきつけて解答を求めるだけでなく、市民や議会としても具体的な検討が必要だと思います。
たとえば経営形態の見直しとして
①地方公営企業法の一部適用
②地方公営企業法の全部適用
③地方独立行政法人
④指定管理者制度
などがあります。それらが
①どのような制度で、
②実際に導入しているところはどんなところがあるのか
③今検討中の自治体での論議の中で何が問題になっているのか
④実際に経営形態の見直しにより、どのような効果があったのか
などを知る必要があります。さらにもっと極端な検討として
①市民病院の廃止
②民間病院への譲渡
などを検討、実施している自治体もあります。
また近隣の自治体でも、経営の健全化を目指して取り組んでいる途上のところで何が問題化されているのかを知る必要があります。

高砂市民病院、市立芦屋病院なども現在進行中です。
独立法人化した市民病院としては沖縄の那覇市民病院などで、まだその数は多くありません。

それらを充分に検討しながら、では三木市民病院はどうするのか?という検討をし決定していかなければならないと思います。

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