もて木みち子 オレンジニュースブログ版

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議員定数について (2)

2009-12-25 | Weblog
 24日、公約発表との記事が神戸新聞にありました。
マニフェストとして新聞折込などで配布されている内容と同様のようですが、
議員削減には、さらに、来年3月議会に提出とされています。
ということは、仮に可決されたとして、23年4月に予定されている議員の選挙から、定員を減らすおつもりなのでしょうか?
 だとしても、1年間は定数20のままですし、4人分4年間という計算は狂ってきます。議会で否決されれば、また先に伸びることになります。
 それでは1・3億円浮かないので、議会を解散、などという手段をお考えなのでしょうか。

 議員定数削減は今、流行のように、各地で行われています。合併した市町は、特にその傾向が強いようです。しかし、どこでも、議会の中での論議を経て、定数削減も含めた議会改革の一環として行われています。そして議員提案の条例改正あんとして提出されていることが多いと思います。
 しかし、議会内では、まったくそのような論議はありません。
 市民に削減の声が起きるのは、議会自体が存在感を示せず、いてもいなくても同じという印象を持たれていることも一因であることは認めざるを得ません。
 しかし、だからといって、首長が簡単に削減との一声で、減らすことができるというのは、まちがいです。
 まして、そのお金を、「産業の振興」「雇用の創出」に使うとし、そのお金が捻出できなければ、雇用の創出や産業の振興が遅れる!という論理のすり替えが行われるとしたら、反対せざるを得ません。

 まずは議会の中で、議会改革特別委員会をつくり、議会の活性化や、経費の削減
市民に分かりやすい議会の運営などを話し合うべきです。
 その中で、定数が多すぎるという論議がでてくれば、適正な数はどれだけなのか、その根拠は?などを自らしめすべきです。

 それは首長の仕事ではなく、私たち議会の仕事ではないでしょうか。

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2 コメント

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かないまへんなぁ~ (天の声)
2009-12-25 18:42:42
金持ち現職Y市長の考えにはかないまへんなぁ~
金が腐るほどあるH首相と同じ考えですかね?
もう少し自治法を勉強したらと言って下さいよ!
お隣のH市長と同じで常に市民受けのパフォーマンスに終始し見苦しいわ。
阿久根市にでも行けばと進言してはいかがでしょうか?

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Unknown (fuji-take)
2009-12-26 08:34:39
>議会内では、まったくそのような論議はありません。

このことが大問題なのではないでしょうか?
近隣の三田や加西でも議会改革については議論され、実行されつつあります。

それに引き換え三木市議会からは何も聞こえてきません。

>その中で、定数が多すぎるという論議がでてくれば、適正な数はどれだけなのか、その根拠は?などを自らしめすべきです。

>それは首長の仕事ではなく、私たち議会の仕事ではないでしょうか。

これもおっしゃる通りです。早々に市議会の方から適正数と根拠の対案を出すべきです。次の議会を待つ必要はありません。すぐにでもできることだと思います。
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