もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

市民に身近な議会へ~市民が動けば議会が変わる~

2009-04-13 | Weblog
 上記のタイトルの集まりに行ってきました。
お話をされたのは,元熊取町議会議長の大村敏夫さん
主催されたのは、箕面「議会ウオッチングの会」という市民団体です。
大村さんは議長時代に、熊取町が関西ではじめて、議会基本条例を作られたときに中心になて動かれた方です。

 今回の3月議会で、議会のありかた、常任委員会や議会運営委員会のあり方などにいろいろ疑問を感じましたし、それよりも、このままでは、市民に議会全体の不信感を与えてしまうのではないかという危機感もあります。

 しかし三木市の議会運営のありかたについては、まだまだ踏み込めていないのも正直なところです。おかしいというためには、その根拠をきちんと説明できないと、長い間続いてきた慣習はなかなかかえられません。
議会改革と一口に言っても、いったい何からどうはじめたらいいのか、というところで立ち止まっていたような気がします。
 
 全国の地方議会では、やはりそのような反省の元、議会を変えようという動きがあります。
一番有名なのが北海道の栗山町議会。
その栗山町にいち早く視察にいって、議員のなかで議論を重ね実現したのが、熊取町の議会基本条例です。
その主な特徴は
● 議会報告会の実施
● 議会だよりの発行
● 首長以下の行政サイドに反問権を認める
● 自由討議の導入
ということでした。三木で実現しているといえば、かろうじて議会だよりの発行ぐらいなものです。

「1期目には何もできなかった。自分だけが正しいと一人でものを言っても動かない。2期目では議会は数の力がものをいうことを実感したので、とにかく他の議員の賛同を得るよう動いた」
とおっしゃっていましたが、議会改革も目に見える柱のようなものが必要だとおもいました。