もんく [とある南端港街の住人になった人]

絶世の美女

小学校の時の算数の先生(40年近く前だ!)が本を読むのが大好きで時々自分の読んだ本のことを話してくれた。ゾラとかそう言った名作ばかりなのだけれど、どうしても話の商店は登場する主人公の女性になってしまう。小学生相手なのに。面白かったのはどの小説であっても出てくるのは"絶世の美女"ってことになっていた事だ。今思い返してみるとお話の筋は全部忘れてしまって、"絶世の美女"が登場してくる事しか覚えていない。もったいない事に。

先日買ったマクミランのリーダー「Far from the Madding Crowd(遠く群集を離れて) -CD付きレベル4」にもBathsheba(バッシャバ)と言う女性が出てきた。これを読み終わってあの"絶世の美女"の事を思い出してしまった。

Bathshebaと言うのは黒髪の美女で、見ただけで男が惚れるほどの女らしい。自分でもその事を知っていて女に興味を見せない男にジョークでバレンタインカードを送ってしまうような鼻持ちならない嫌味な女だ。その上金持ちときている。その女に思いを寄せながら主人公Oak(オーク)はずっと農夫として仕えるわけだけれども、文面からはそれが何故なのかよくわからない。それがシンプリファイド版ストーリーだからなのか、それとも原作がもともとそんなものなのかわからないのだけれど。

世の中には見た目の良い人はたくさんいるのだけれど、それだけじゃ別に魅力とは感じないのは歳のせいだろうか? もちろん見た目が中身を表すものだったら一番良いのだろうけれど、なかなかそうはいかないのだろうし、見る方の目だってあてにならないものだから仕方が無いなあ。

それはそうと、先生、まだ"絶世の美女"のお話読んでいるかなあ?




マクミランのレベル4は多分中学生レベルの英語を知ってる人なら(と言うことはほとんど誰でも)辞書無しで読めます。それにCD付きなのでとっても分かりやすいです。
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