見出し画像

もんく [マレーシアで働いて13年→2022猫を連れて日本]

「忙しい」と口にしたらすぐに仕事を辞めろ

活断層ハウスから家に帰った。

活断層ハウスから帰る直前に幼馴染に会って話した。というか、説教のようになってしまったが。

その男は家業を継いで自営業となっているが、常に銀行等への返済に四苦八苦している。別に赤字経営というのではないが自転車操業状態でそろそろ引退という歳であるにも関わらず貯蓄ができていない。老後2000万円問題どころかその土台もできていない。それでも、聞けば定期的に仕事は入ってきていてその額面はサラリーマンよりはかなりマシだ。

けれど、その“マシ”が良くない。世の中の、特に男性によくある性質だが、仕事さえしていれば細かいことはどうでも良い、他人任せ。どうにかなるだろうというもの。給料が高くてもなぜか貯蓄できない、余裕が持てないサラリーマンがいるが、それと同じだ。

そういう人に限って「忙しい」。忙しいと言った時点でやっている事かやり方が間違っている。間違っているのに収入があることが問題点をマスクしてしまっている。自分はこれだけやっている。収入がある。なのになぜか・・・

忙しいのがダメなのだと気付けない。忙しいが満足感になっているが、それは時間を切り売りしているだけ、そして世の中のある機能を満たしているだけで自分を満たすには至っていないのだ。

だからこう言ってやる。
「即刻その仕事を辞めろ」

無駄なのだ。忙しくしていてもどうやら食い繋げているだけで下手すると身体が動かなくなるまで続けなければならないだろう。それでも健康寿命から逃れられる人間は誰もいないのでタイムリミットは自ずと訪れる。今は20kgの物を持ち上げられてもこの先の5年後もそれができる保証はない。今は高いところに登れても何年か後には1メートル上るのに足が上がらないで断念せざるを得ないかもしれない。だから今のやり方を肯定的に考えて続けるわけにはいかな。

「忙しい」と誇らしく言った時点でそれは間違いなのだ。


今あるのは使用頻度の少なくなった事業用の土地と事務所、そして住んでいる家だけがかろうじて残った資産だ。それなら話が早い。仕事をすぐに整理してそれらを一刻も早く賃貸に出すことだ。売って一時金を持つとどうせ散財してしまうから地面から早めの年金をもらうようにするしかない。仕事などしている場合じゃない。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日本でニャー2024」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事