1月12日に書いたあのケーキを食べてみた。
その前に、ケーキの紹介。ケーキはGoogleマップで検索するとこの店の商品。
それで、ケーキの写真も検索に出てきている。ケーキの名前はアップル・ストゥルーデル。これはオーストリア(オーストラリアじゃない)とかどこかそっちの方のケーキだそう。でも、この店ではオーストリアじゃなくて、オーストラリアのパースの店だか個人だかわからないけど、そちらから教えてもらったレシピでやっているとか。
さて、これを手にれるには人気があるのでいきなり店に行っても買えないそうで、ネットで予約する。今時はそう言うの普通だ。確実に買えるのならそれも良い。そして、もう1つ良かったのは、受取場所がその店より家に近い場所で受け取れる事。ありがたい。
受取場所はこんなところだった。
コンドミニアムの一角にある花屋だけれど、見た目は花屋には見えない。よく見ると花屋って書いてある。
どうも、お祝いの花とセットにして売っているらしい。なるほど、やるな花屋。
さて、受け取るとけっこう長い。30センチ位ある。
箱から出すとこう。
この時点でわかるのは、量産性に優れたケーキだと言う事。長いパイ生地を焼いておいてから上下半分に切り分ける。間に具材を入れて箱詰めすれば出来上がり。なるほど、予約は受け取る日の午前中10時までで受け取りが12時から18時。そして店でも食事とともに出しているそうなので、普通の街のケーキ屋と言うよりもミニケーキ工場っぽい事をやっていると想像できる。
切ってみるとこんな感じ。
2種類のクリームと青リンゴのコンポート(?)が入っている。パイだけ食べるとけっこう美味しい。パイ生地はたぶん油を多めに入れてよく延ばしてあって、焼く事でパリパリになっている。上面には砂糖が塗ってあってそれもパリパリに寄与している。この食感は中国系の人達が大好きなものだと思う。でも、ちょっと食べにくいが。まあ、それは仕方ない。
一発で残念と感じるのは、ホイップクリームだ。全然美味しくない。味気なくて油っぽい感じ。乳製品のクリームでないのは仕方ないけれど、安いケーキで使ってるあれっぽい。自分のところで作っているのじゃなくて買ってきているかも?わからないけど。
りんごのコンポートは意外にも美味しかった。酸味と甘みが両方強くて、たぶんこれがダメかもと想像していたのとは逆で、良かった。たぶんだけど、オーストラリア原産の調理用青リンゴ、グラニースミスじゃないかと思う。そして、これを使うって事がこのケーキの最大のポイントになっていると推測。だって宣伝にはレシピを守っていると書いてあってもりんごについて何も触れていない。真似されたくないんだと思う。
そう言うわけで、総合得点はマレーシア的には70点位かな?クリームに関しては他の量産ケーキメーカーでももうちょっとマシなのでその分、残念だけど減点させてもらう。それに、ここは普通の意味での街の個人でやってるケーキ店じゃなくて、小規模だけど量産メーカーだと思った方が間違いない。味じゃないんだよね、きっと。日本的には50点かな?だって日本だとこれより美味しいケーキはいくらでもあるから。