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もんく [とある南端港街の住人になった人]

12 頂き物あり

以下の写真は今日の頂き物。贈り主は前に住んでいた家のオーナーさんご夫婦。ありがとうございます。(下は月餅がベスパの柄の箱に入っている)

頂き物ばかりしているし、時々ご馳走にもなってしまっている。けれど、このオーナーさんがいなければこの街の事で知らない事がもっとずっと多かったと考えている。本当に感謝。

 

人間は人生の中で子供の時代を過ぎてから高齢者と言われるようになるまでずっと働く。これは経済や社会の仕組みが働きに対する対価を払う事になっているからだし、その対価がだいたいの場合平均するとカツカツに設定される事になっているからだ。

この仕組みは人間の人生を規定していて、好きな場所に住むより仕事に行きやすい場所を選ばせ、好きな時間にコーヒーを飲まずに決められた時間に飲むし、自分自身の心配事ややりたい事がほとんど後回しになる。我々の生きている社会はそれが当たり前なのだ。

そして全体的に言えるのは、やっている事が今現在の為の事ではなくて、ちょっと先の為の事だ。将来に必要だから○○する。リアリティ無い(近い)将来の為に全てやっている、つまり、保険のような行動だ。だから、ほとんどの人はやっている事に身が入らない。そして全てが暇つぶしになる。 

長い年月、人間はそんなふうにして生きて、正気を保てるものなのか?

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