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もんく [とある南端港街の住人になった人]

久しぶり

先日、2個目の大学時代の友人S氏からメールが来た。2年ぶりか3年ぶりか4年ぶりかそのあたりかもしれない。嬉しい事だ。

何しろこうしてマレーシアでこんな片田舎の工場に何年も引きこもっていると、多分以前の知り合いからは世捨て人のように思われているはずだから。別に世を捨ててなんかいないにしても、これまで知り合った人と会う事は本当に全くないわけで、もしかしたこのまま一生あの人たちとは全く完全に100%金輪際会う事なしにいってしまうかもしれない。(いってしまう、などと書くと死んでしまうように聞こえないでもない。今のところその予定はないが。)

それもあり得る。

だからと言って積極的に誰かに会いたいとか話したと言う気持ちはあまりない。他の人たちはどうなんだろう? こっちに来ている人たち、ゴルフとかスポーツ、食事とかいろいろ集まって何かやっていると聞く。人付き合いが下手な自分にはそうした欲求がそもそもあまり無いのかもしれないし、それとも仕事ばかりしていて忙しさのあまりに欲求がどこかに隠れてしまっているのかも知れない。でも、無いと言う方が近い気もする。

そのうち仕事が無くなって、つまり定年とか放り出されるとか、前の会社のように整理されて失業とかになったらどうなるだろう? 誰かに会いたいとか話したいなどと思うだろうか?

そうそう、キャサリンさん、この6月に帰国する。そうなると仕事終えて家に帰って待っているのは猫のキナコとツブアンだけになる。彼ら、家に灯り点けて待ってはいないだろうと思う。普段あまり話しなどしないけれど、XXXはどこにある?、などと聞く事もないわけだ。猫たちが知るわけないし。

そうなると外界との接触は2年ぶりか3年ぶりか4年ぶりかのメール、Facebookとか、メッセンジャーだけになるだろう。うーん、だんだん孤独死に近づいているなあ。(欧米では必ずしもネガティブな死に方では無いらしいですよ。)
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