(このリンクの施策が良いとか悪いとか言うつもりはない。焦点は別のところ)
コロナの時に欧州の国々はマレーシアと同じように行動制限をする国が多かった。ワクチン接種についても半義務化のようなことも行われた。
これに関して単純に反発する意見が現地にいる日本人の間からも出てきていた。拘束に対して反発するのはわからないではないが、そこが元々そういう国だったと理解していないというのはどういう事?と感じた。
この記事もたぶん日本での防衛費増、社会福祉費削減という各論ようなところだけで捉えられるのじゃないかと思う。けど、あの行動制限と同根の話として捉えないといけないのだろうとも考える。ということは、欧州の民主主義の在り方という点を考えるという意味。
記事のように福祉を削るというのが単に予算の付け替え議論ではなくて、得るべきものの代償であって、それには個人のある部分に制限を加えるのは仕方ない、それどころか理に適っている・・・という。そんな民主主義。アメリカの大統領選なんかで見る、人の自由を最大限に保証するけど最大限に自己責任を強調する、そういう話とは反対方向。
そんなことを考えると、日本はどっち方向へ???とそこらへんの話を皆してちゃんとやらないと・・・と思う。まあ、永久に無理なのだろうけど。
ちなみに日本の防衛費はGDPの約1%。(これが多いか少ないかはわからない)