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もんく [とある南端港街の住人になった人]

孤独に

マレーシアで仕事を探す時、それまでやってきた経験をそのまま活かせる仕事に就けるって事、どれだけあるんだろうか?

まあ、自分の場合、スペシャリスト的な仕事なんてこれまで一度もして来なかったからその事で困った事なんて無い。でも逆に、仕事に就けばほとんどの仕事が始めてやる仕事って事になってしまう。同じ仕事がある会社って、ライバル会社でもなければそうは無いんだろうから、ま、仕方ないんだけれど。

そんなわけで、仕事やってると数々の難問と言うのが待ち受けていると言うか、落とし穴が仕掛けられてると言うか、上手くいかない事がたくさんたくさん、そりゃもう山のようにある。そんな時、もしかしてもうちょっと知識があったら、もうちょっと経験があったら、いやいや、もうちょっと頭が良かったらもしかして上手くできたのかな?、って考える。

もう一つには、上手くは無いけど、誰かこれ以上の事ができる人って世の中のどこかにいるんだろうか?きっといるんだろうけど、とも思ったりする。何たって、この仕事、ゼロからやってるわけだし、日本の本社の人だって同じような製品やってるにしても状況は全く違うわけだから、アドバイスしようも無いんだろうな、とか。

そう言う意味からすれば、よくこんな素人の自分をここに1人置いといてこの仕事やらせてるな。変に感心してしまう。ここにいれば、プロセスを調整したり変更してみたり、同時にオペレーションをどうにかしたりって製品そのものに関係ある仕事から、外国人作業員の面倒とか、別の部署の面倒とか調整とかまでいろいろ何でもやるハメになる。そのほとんどの仕事ってのはこれまで経験した事のない仕事なのだ。

まあ、それにしても、今の状態ってのは、何パーセント程度上手くやれていて、何パーセントダメなんだろう? それがそもそもわからないってのが上手くやれていない証拠でもあるわけだけど、こう言う事を1人で思わなきゃいけない所に手を突っ込んでしまっているんだなあ・・・。孤独って言えば孤独なんだなあ。
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