たまにはこんなのも。
ホワイトカラーが時間給なんて日本だけ 元ネスレ高岡浩三の直言
「ネスカフェ アンバサダー」施策などで知られる元ネスレ日本代表取締役社長である高岡浩三氏による新連載。コロナの状況が落ち着く中、「日本はまた...
日経ビジネス電子版
随分前にもこんな事を書いたと思うが、仕事時間をカウントするなんて意味ない仕事だと思うよ。先日ある人に聞いたら、家でパソコン広げて仕事している時間がカウントされているそうで、時間外にパソコン広げていると残業扱いになるから厳しく言われるとか。つくづく思う。無駄な管理してるなと。
うちの事務所も今週から全員事務所に出勤するようにとお達しが出た。今まで家でできていたとしても、出勤してコロナ以前の状態にすると言う事。そうすると出勤と退勤時刻で仕事している時間がわかる。
正確に言うと、仕事している時間がではなくて、会社に居る時間がわかる。見えないところで寝ていても仕事している事になる。パソコンに向かって小説書いてどこかに投稿していても仕事している事になる。←実例。
事務所等でやるホワイトカラーとか準ホワイトカラーの仕事と言うのは工場の仕事と違ってカウントするのが難しい。そもそもカウントするには何をどの程度まで、そして納期を区切ってやれば良いのかの設定がないといけない。それと比べないとやっているとかできていると言う事が言えない。当たり前だ。
でも、日本的マネジメントにはそれが無い。マネジメントする人間にその訓練が出来ていないからあるわけながない。それで勢い時間管理って事になってしまう。うちの会社なんかその典型で、月末にマネージャークラスのミーティングがあって、結果を発表するけれど、その結果に至る為に何をやるかが設定されていないから「なっちゃいました」しか発表がない。その上、自分自身の業務の改善すらしない。
それで勤務時間カウントするのに1人雇っていて何の意味があるのか?→無いよ。
先日、FBで神奈川県を走っている小田急線が子供の運賃を全線均一50円にしたと言うのが出ていた。英断と言う言葉で称賛されていたけど、そうじゃなくてマーケティングだなと思った。
そこで年代別乗車人数の統計がどこかにあるか調べてみたが、無かった。乗車人数に準じるものとして、首都圏の自動改札をICカードで通った人の目的と年代別と言うのがあったから、それでも似たような事かと思われたのでそれをダウンロードした。
それによれば15才以下はほぼ通学でしか電車に乗っていない。しかも、全改札通過人数に対して2%未満で全年代中ダントツに低い。子供の通学と言う事を考えると、距離は短いだろうから収益の中の割合はさらに小さいだろう。そして15才以下が通学で電車に乗るのは都市部だけだから、小田急線の大半はそこから除外になる。とすると、小田急線は子供の乗車からほとんど利益を上げていないと想像できる。無料にしてしまっても無視できるほどかも知れない。
むしろ子供の料金を格安にして、同乗する大人が多くなる事が目的と考えるべきだろう。
そう言うわけで、電車に乗る時に皆ICカードになって、誰がいつ、どこからどこまで乗ったかが詳細データになった事でこんな事が可能になったのだろう。データはお金になると言う事だな。うちの工場見ててもわかるのは、仕事やってるって現場にずっといるよりは事務所でデータ集めして数字を眺めているほうがよほど利益になると思うよ。