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もんく [とある港街の住人]

マレーシア人を見たら千昌夫と思え (教訓)

最近は話題に上る事が少ないが、
演歌歌手、千昌夫さんは元気に歌っているのでしょうか?
Wikipediaで調べるとちゃんと「日本の演歌歌手、実業家」と書かれている。
(日本以外に演歌歌手がいるのか?)

千昌夫氏、一頃は"歌う不動産屋"と呼ばれていた。
歌が本業かと思っていたら不動産屋の方がもうかっていたとか。
別にそれが悪い事ってわけじゃないのです。
人はいろいろです。


マレーシア人なんてかなりの割合で千昌夫です。
マレーシア人に会ったら千昌夫と思え、とは一つの教訓でもあります。
なぜって、みんな家を複数持っていて売買してもうけようとやっている。

1年半前にうちが強盗に遭ったとき、お向かいさんすぐどこか引っ越して行きました。
あれは他に家を借りたって事じゃないです。
元々持っていた他の家に移ったのです。
見た目はそれほど裕福とは言えない家族でしたが、家は1件じゃなかったのですね。

私が引っ越す事を決めたとき、近所の人たちが寄ってきました。
引っ越し祝いとかそう言うのではないです。
この家のオーナーは誰?、売るのかな?、みたいな。
これ、マレーシアでは普通です。

今の家のオーナーも家は10軒程度持っているそうです。
これはちょっと多いけれど、普通です。

どうしてそんな事ができるのでしょうか?
銀行がお金を貸すからです。
1つにはサラリーマンだと定期収入があるので貸してくれ易いそうです。

また、マレーシアの年金制度EPFと言うのがあって、
これは給料取りの人は給与天引きで積み立てます。
今のところ基本給の11%です。
何と会社も13%負担します。

EPFは年金制度ですが積み立てられた額面は
積み立て途中でも不動産に当てると言う理由があれば引き出せます。


つまりどう言う事かと言うと、個人で不動産投資はし易いのです。
逆に言うと、そのためにサラリーマンやっている人もいるみたいです。

マレーシアでは余程の事が無いと社員を解雇できません。
安心して不動産投資できます。

もっと言ってしまうと、新しく人を雇おうとするとき、
日本人のようなモチベーションの人が来ると期待してはいけない
可能性が高いってわけです。

やる気?
ええ、あります。
ちゃんと家を買って儲けようと...



マレーシア人を見る目、変わりました?
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