地球に夢中研究所

肺ガンIV期。自身のガンを治しつつ、世界の人々の健康への貢献を目指す、「地球に夢中研究所」代表 太田和廣の日記。

武道と身体とボイスについて、その1

2010-04-25 15:57:31 | Weblog
先日、逆立ち中に肩を伸ばし、ひゅん、て一段高くなった、真の逆立ち発見したその瞬間、
「これだ!」
頭の中で何かがはじけた
様々な教えが走馬灯のように巡った

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前回のカポエイラ教室にて
体験レッスン生に門下生がストレッチ指導
「もちろん柔らかいにこしたことはないけど、それより姿勢をよくしたほうがいいよ」
隣でストレッチしてた私、がーん、目から鱗がこぼれ落ちた
当初膝の裏を伸ばす目的と思ってたストレッチ、実は腰を伸ばすためのものというとこまでは自分で気づいた
更に、九度山で合気道家から、腰~背中~首~頭まで伸びると聞き、一生懸命、頭を地面につけるべく、背中を丸めて上体を倒してた
上体の前面(胸、おなか側)を中心に見て、背中を曲げれば上体の後ろ面である背中が伸びるだろう、てわけだ
いや、そんな難しい話でなく、ストレッチってそういうものだと思いこんでた
でもちょっと待って、それじゃ首や頭が伸びる説明が付かない
それに、、、
あたりを見渡した私はがく然とした
門下生たちは背中丸めてない!
腰で折り曲げて背中を伸ばしてる、頭だけじゃなくおなかから地面についてる!
そう、背中を伸ばす、てのは上体の背中側を伸ばす、て意味ではなかった
上体を伸ばす、て意味だったんだ!
だいたい、武道家は姿勢がよい
その姿勢のよさは、単なる真っ直ぐを意味しない
頑丈な腰、節々を広くとった背骨、横隔膜を十分に落とし、腰から肋骨までの距離をとってフクシキ呼吸
肋骨の一本一本を開き、間の名もない筋肉に魂を注ぎ込む
120%の、それでいて静かなパワーを秘めた上体から伸びた首、頭は冷静に、理性を排除し、身体の声を聴く

なんかに似てないか?
そう、ボイストレーニングだ
走馬灯は続く

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