温泉クンの旅日記

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妙高山、雪景色

2012-06-10 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <妙高山、雪景色>

 妙高高原に登っていくと、道の両側には雪がうず高く積もっていた。

 休暇村妙高である。



 建物の裏側に廻ってみるとスキー場になっているところに、五月というのにまだたっぷりの雪が残っている。
 燕が冷えた空をナイフで切り裂くように飛翔していた。そういえば燕温泉とか赤倉温泉が近いことを思いだす。



 山の景色が素晴らしい。
 真ん中の山がたぶん越後富士の異名を持つ妙高山だろう。

(そろそろ『雪形(ゆきがた)』が見えはじめているぞ・・・)



 雪形とは、雪が溶けだした黒い岩肌と積雪が形作る模様を、何かの形に見立てて名づける。豪雪の新潟県に最も多く百七十を数えるそうで、ついで長野県の約六十が続く。
 農事暦として農作業開始の目安に用いられることも多いので、どちらかといえば平地から見えるの だ。
 妙高山の雪形「跳ね馬」はとくに有名だが、あまりにも近すぎてわからない。

 チェックインして、さっそく着替えて大浴場にいってみる。
 岩手の網張とか、栃木の日光湯元とか、休暇村には温泉がいいところが多い。ここもそうかなと期待したが、残念ながら思い切りハズレてしまった。

 部屋からも妙高がよく見えるのが嬉しい。
 宿泊者だろうか、橇で遊んでいるようだ。



 山のある風景は、見る間に表情が次々と変化して飽きない。





 夕食のあと、宿泊している子どもたちのためだろう餅つきのイベントがあって、ちゃっかりわたしもつきたて餅のご相伴にあずかった。
 明日は、妙高土産にかんずりでも一本買っていくとするか。

 朝がたに外を観ると、雪上車が走り回って雪を均していた。




  →「つくしんぼとほんのび餅」の記事はこちら
  →「燕温泉」の記事はこちら
  →「網張温泉」の記事はこちら

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