温泉クンの旅日記

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小江戸(2) 埼玉・川越

2008-01-02 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <小江戸 川越>

 (2)

 時の鐘から、そのまま蔵造りの街並みである一番街を歩く。





 建物のあちこちをよく見ると電飾が飾られているが、なにか昼間は邪魔である。



 真ん中を車がびゅんびゅん走る道路が貫いていて、観光するには辛い通りで
ある。写真を取ろうと思っても、ひっきりなしに通る車がはいってしまう。
 それに向こう側に渡るのが大変だ。観光が売りなら、この地区では車を止めて
ほしいものだ。



 二百六十余年続いた江戸時代、大火は三年に一度で九十六回、小火は七日に一度
発生したといわれる。
 とにかく当時は木造、木と竹と紙でできた建物ばかりであるから、風に乗り火の
粉が飛んでくればひとたまりもないのだ。消火はどちらかといえばそれ以上の延焼
を食い止めるために建物を壊すという方法をとった。

 享保5年(1720)に幕府の奨励で、江戸の町に耐火建築として蔵造り商家が立ち並
ぶようになり、江戸との商取引で交流のあった川越の商家もこれにならって蔵造り
が建つようになったとのことである。
 川越でも大火が起こったときに川越町(当時)の三分の一を消失。現在の蔵造りの
多くは、これを契機に建てられたものだそうだ。

 重要文化財である大沢家住宅は、寛政4年(1792)に建築されたという。



 縮緬を使った小物の店があり、はいってみると色彩が氾濫していた。







 威風堂々とした、りそな銀行の建物。町並みにマッチしている。



「うわぁ~、可愛い!」
 人だかりがしているので覗いてみると、店先に本物そっくりの猫が気持ちよさそ
うに寝ていた。



 ふむ、たしかに可愛い。

   ―(3)に続くー

  →小江戸 川越(1)の記事はこちら

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