< くるまやラーメン >
いまはそうでもなくなったが、かって温泉地というところは、春や秋の社員旅行
などで賑わったものである。だから、宴会の流れの勢いで繰り出す歓楽街も必ず
あったものだ。
いまでもその面影をすこし残す長野県戸倉上山田温泉は千曲川沿いにある、わり
と大きな温泉地である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f6/44f0233edcd38c210fc6f6227911d1c2.jpg)
この温泉街のど真ん中になかなかいい泉質の、綺麗な日帰り温泉施設がある。
湯の華銭湯「瑞祥」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c3/f48847dfd68cdb077e1beb6a5d4f1ea8.jpg)
この温泉、朝早くから開いているのも助かるのだ。
温泉街の夜のいかにも怪しい匂いと、歓楽街の雰囲気を引きずる地元の男女の
入浴客で混みあう、朝の日帰り温泉に立ち寄ると、戸倉駅近くにある、雰囲気が
あり気に入った店のひとつである萱葺きの蕎麦屋に急いだ。
ところが、本日の昼は団体での貸切りになっております、とのことであっさり
あきらめて川中島方面に向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/9a/7fb1011878ef59398afbe239b9cb209d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ac/1544582a118bee4d187cde7d053e297f.jpg)
川中島古戦場の公園をぶらぶらしてから、また戸倉方面に戻っているのだが、
お気に入りの蕎麦屋の団体貸切時間が終わっていても今から一般客を受け入れて
いるかどうかわからない。
腹もへった。さて、どうするか。
国道沿いで途中に見かけた「くるまやラーメン」か、讃岐うどんの「花まる」の
どちらかにしよう。
花まるは、新橋第一ホテルの前にある店で何回か試していて、その料金からいえ
ばまったく問題なく満足できる。
くるまやラーメンについては山梨の記事とかで過去に何回か食べたことだけは
書いた。しかし、運ばれてくるなりカメラのことを忘れて、反射的に食べ始めて
しまうためその画像もなかったのだ。まるで「はい! 食べてよーし!」といわれ
た馬鹿犬のようで、すごく悲しい・・・。
先に現れた「くるまやラーメン」の駐車場に車を乗り入れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f9/82b9df31b2bd93f6ce8196bbf52e3f85.jpg)
「味噌ラーメンと餃子!」
席につくと、メニューを形だけ検討するふうに見てからオーダーする。もちろん
最初から決めているのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9b/6c43a3219fcba46f962e9c6e46a2bb5e.jpg)
くるまやでのオーダーで、間違いないのは秘伝の味噌ラーメンだ。店により出来
上がりに微妙に味が違うものの、基本的な一定のレベルの味は保たれている。つま
り一定の満足は約束されている。
シャキシャキもやしとニンニクたっぷりの味噌ラーメンは猛烈に旨い。が、決し
て満点とは思わない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c9/955d7dbf09d4f2669bc33ae9f5cfb6f4.jpg)
舌を焦がす熱々の餃子も、それ自体では満点とは思わない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/6c/0c39a94674d1c521c1b543dfc31dce1d.jpg)
味噌ラーメンも餃子も、単品で満点のところは他にある。
しかし、くるまやの味噌ラーメンと餃子の両者をあわせたとき、わたしにはこれ
で充分、満点だ、と思えるのである。
なぜかしら元気が湧き出てくる一食なのだ。しかも、すこぶる安い。
これは旅先では、なにより嬉しいことである。
いまはそうでもなくなったが、かって温泉地というところは、春や秋の社員旅行
などで賑わったものである。だから、宴会の流れの勢いで繰り出す歓楽街も必ず
あったものだ。
いまでもその面影をすこし残す長野県戸倉上山田温泉は千曲川沿いにある、わり
と大きな温泉地である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/f6/44f0233edcd38c210fc6f6227911d1c2.jpg)
この温泉街のど真ん中になかなかいい泉質の、綺麗な日帰り温泉施設がある。
湯の華銭湯「瑞祥」。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/c3/f48847dfd68cdb077e1beb6a5d4f1ea8.jpg)
この温泉、朝早くから開いているのも助かるのだ。
温泉街の夜のいかにも怪しい匂いと、歓楽街の雰囲気を引きずる地元の男女の
入浴客で混みあう、朝の日帰り温泉に立ち寄ると、戸倉駅近くにある、雰囲気が
あり気に入った店のひとつである萱葺きの蕎麦屋に急いだ。
ところが、本日の昼は団体での貸切りになっております、とのことであっさり
あきらめて川中島方面に向かった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/9a/7fb1011878ef59398afbe239b9cb209d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/ac/1544582a118bee4d187cde7d053e297f.jpg)
川中島古戦場の公園をぶらぶらしてから、また戸倉方面に戻っているのだが、
お気に入りの蕎麦屋の団体貸切時間が終わっていても今から一般客を受け入れて
いるかどうかわからない。
腹もへった。さて、どうするか。
国道沿いで途中に見かけた「くるまやラーメン」か、讃岐うどんの「花まる」の
どちらかにしよう。
花まるは、新橋第一ホテルの前にある店で何回か試していて、その料金からいえ
ばまったく問題なく満足できる。
くるまやラーメンについては山梨の記事とかで過去に何回か食べたことだけは
書いた。しかし、運ばれてくるなりカメラのことを忘れて、反射的に食べ始めて
しまうためその画像もなかったのだ。まるで「はい! 食べてよーし!」といわれ
た馬鹿犬のようで、すごく悲しい・・・。
先に現れた「くるまやラーメン」の駐車場に車を乗り入れた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/f9/82b9df31b2bd93f6ce8196bbf52e3f85.jpg)
「味噌ラーメンと餃子!」
席につくと、メニューを形だけ検討するふうに見てからオーダーする。もちろん
最初から決めているのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/9b/6c43a3219fcba46f962e9c6e46a2bb5e.jpg)
くるまやでのオーダーで、間違いないのは秘伝の味噌ラーメンだ。店により出来
上がりに微妙に味が違うものの、基本的な一定のレベルの味は保たれている。つま
り一定の満足は約束されている。
シャキシャキもやしとニンニクたっぷりの味噌ラーメンは猛烈に旨い。が、決し
て満点とは思わない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/c9/955d7dbf09d4f2669bc33ae9f5cfb6f4.jpg)
舌を焦がす熱々の餃子も、それ自体では満点とは思わない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/6c/0c39a94674d1c521c1b543dfc31dce1d.jpg)
味噌ラーメンも餃子も、単品で満点のところは他にある。
しかし、くるまやの味噌ラーメンと餃子の両者をあわせたとき、わたしにはこれ
で充分、満点だ、と思えるのである。
なぜかしら元気が湧き出てくる一食なのだ。しかも、すこぶる安い。
これは旅先では、なにより嬉しいことである。
静岡県の静岡市と富士市にある「ラーメンショップ」も。なかなかいい味してました。醤油味でストレート細麺の、完璧と言っていい程の「アトムラーメン(化学調味料入り)」なのですが、まあ、この舌にまとわりつく「まったり」としたコクが何とも言えず、いつも並ではなく、「中」か「大」を注文してました。つまり、一般的に邪道と言われる化学調味料使用ですが、食う者にとっては、「うまけりゃいいじゃないか!」なのです。 ラーメンは「醤油」、「味噌」、「塩」、「とんこつ」と、その味で分類されることが多いですが、あたしにとっては、何味だって関係なしです。要は、一つのどんぶりの中で、「麺」、「具」、「汁」がその存在感を主張しながらも、お互いに引き立てあっている「ハーモニー」が大切だと思います。ラーメンは単なる中華料理店の一メニューではなく、基本的でありふれているからこそ、つきつめれば奥の深い一品だと思います。
ニャニャニャニャオ~ン!さて、インスタントラーメンが食べたくなってきました!
あっ、それはそうと、「明星中華三昧」シリーズの「ホウコウ麺」、このごろ見ないんですが、どうしたんでしょう。あの麺は、ストーブで調理するのに、一番適していたのに・・・。ただただ、残念!