<元祖十文字中華そば>
たしかこの辺・・・はいはい、ここだ、ここだ。
以前、この道を通ったときにここの看板をみて気になっていた店だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/10/402434929be6104d34f35359885109fb.jpg)
11時を過ぎたばかりだが、営業中のようである。店の前の駐車場に乗り入れる。
引き戸をひいてなかにはいると、案外大きな店である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/35/443845aedf409ac929752e63fd167718.jpg)
「いらっしゃいませ。こちらで注文を承ります」
先払いのようだ。はいったすぐ正面の壁に品書きが貼ってあった。
「えーと、中華そばと餃子・・・ビ」
餃子を頼むとつい反射的にビールといいそうになり、あわてて口を噤んだ。
テーブル席、カウンター席、奥に小上がりの座敷があって、どの卓にも灰皿が
置いてある。テーブル席に二組、座敷にひと組客がはいっている。
「どちらにお座りいただいてもけっこうですので」
迷っているわたしに、すかさず嬉しい助言が飛ぶ。なんとも気分のいい店だ。
運転をしていると胡坐がかきたくなる。座敷に決めた。
座敷にあがって煙草に火を点けていると、厨房のほうからお盆を持って横を通っ
た。盆の上をチラリとみて目を剥いた。
(あれれ、ここって蕎麦もやってるのか・・・?)
どうみても一見笊蕎麦であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5d/db023ceb1e6a56df0122b8c33debb303.jpg)
メニューをみて探すと、どうやら「ざる中華」のようだ。
さてさて、まず、中華そばが運ばれてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c5/1b1efe7d10ba44625abaeb63313ffe12.jpg)
麩にまず注目、次に麺をみてびっくりしてしまう。インスタントラーメン、それ
もチキンラーメンに見た目がそっくりである。
麺をひとくち食べてみると、チキンラーメンのチキン味のないやつ、だからラー
メンであって文句はないのだ。かんすいをあまり使っていない優しい麺である。
スープは、魚介系だけを使ったもので、どちらかというとたぬき蕎麦とかの日本
蕎麦系あるいはうどんのだしの味に近いのであった。
けっしてまずくはない。脂ぎっていない超ヘルシーなラーメン、いやたしかに
中華そばだ。これならなにをのっけてもだいじょうぶ、餃子中華そばだろうがたぬ
き中華そばだろうがオッケーだ。
血圧とか肝臓とか、なーんも気にしないで食べられる。開腹手術して病院から
退院したその帰りにいきなり食べてもぜんぜん平気そうな感じ。離乳食にしても
いい・・・って、それはないか。
高知の鍋焼きらーめんの旨さにもびっくりしたが、このラーメンぽくない中華
そばにも驚いた。
普通のラーメンが苦手な爺ちゃん婆ちゃんから幼児まで安心して食べられるだろ
う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f3/51ecd59736e640d50ca83a2d99a9a244.jpg)
遅れて運ばれてきた餃子も、まるで脂ぎっていないしニンニクも効いていない、
野菜主体の本当にヘルシーな餃子であった。
ヘルシーなセット・・・まあ、これもありだろう。
背脂ギトギトラーメン、ニンニクげんこつラーメン、トンコツラーメン大好きな
やつにぜひ勧めてやりたいものだ。ふふふ。きっと、椅子から転げ落ちることだろ
う。
帰るときに、厨房のほうから一斉に、
「どうもありがとうございました」
と、背中に声がかかった。
「ご馳走さま!」
ううむ。この「マルタマ」という店、創業70年というが、まったく気持ちのいい
店である。
今度来たら中華そばと餃子とカレーライスをいってみようか。
腹ごなしに、近くの西馬音内(にしもない)の盆踊り会館に寄ってみることに
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2a/0cbdd01268ab9760d2f5785a76056bfb.jpg)
わたしも一度行ったことがあるのだが、ここの盆踊りも「亡者踊り」といって
東北では有名である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/9c/106045aac47f651ccd25831b45626416.jpg)
→「鍋焼きらーめん」の記事はこちら
→「亡者踊り 1章ニシモナイ」の記事はこちら
たしかこの辺・・・はいはい、ここだ、ここだ。
以前、この道を通ったときにここの看板をみて気になっていた店だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/10/402434929be6104d34f35359885109fb.jpg)
11時を過ぎたばかりだが、営業中のようである。店の前の駐車場に乗り入れる。
引き戸をひいてなかにはいると、案外大きな店である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/35/443845aedf409ac929752e63fd167718.jpg)
「いらっしゃいませ。こちらで注文を承ります」
先払いのようだ。はいったすぐ正面の壁に品書きが貼ってあった。
「えーと、中華そばと餃子・・・ビ」
餃子を頼むとつい反射的にビールといいそうになり、あわてて口を噤んだ。
テーブル席、カウンター席、奥に小上がりの座敷があって、どの卓にも灰皿が
置いてある。テーブル席に二組、座敷にひと組客がはいっている。
「どちらにお座りいただいてもけっこうですので」
迷っているわたしに、すかさず嬉しい助言が飛ぶ。なんとも気分のいい店だ。
運転をしていると胡坐がかきたくなる。座敷に決めた。
座敷にあがって煙草に火を点けていると、厨房のほうからお盆を持って横を通っ
た。盆の上をチラリとみて目を剥いた。
(あれれ、ここって蕎麦もやってるのか・・・?)
どうみても一見笊蕎麦であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/5d/db023ceb1e6a56df0122b8c33debb303.jpg)
メニューをみて探すと、どうやら「ざる中華」のようだ。
さてさて、まず、中華そばが運ばれてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/c5/1b1efe7d10ba44625abaeb63313ffe12.jpg)
麩にまず注目、次に麺をみてびっくりしてしまう。インスタントラーメン、それ
もチキンラーメンに見た目がそっくりである。
麺をひとくち食べてみると、チキンラーメンのチキン味のないやつ、だからラー
メンであって文句はないのだ。かんすいをあまり使っていない優しい麺である。
スープは、魚介系だけを使ったもので、どちらかというとたぬき蕎麦とかの日本
蕎麦系あるいはうどんのだしの味に近いのであった。
けっしてまずくはない。脂ぎっていない超ヘルシーなラーメン、いやたしかに
中華そばだ。これならなにをのっけてもだいじょうぶ、餃子中華そばだろうがたぬ
き中華そばだろうがオッケーだ。
血圧とか肝臓とか、なーんも気にしないで食べられる。開腹手術して病院から
退院したその帰りにいきなり食べてもぜんぜん平気そうな感じ。離乳食にしても
いい・・・って、それはないか。
高知の鍋焼きらーめんの旨さにもびっくりしたが、このラーメンぽくない中華
そばにも驚いた。
普通のラーメンが苦手な爺ちゃん婆ちゃんから幼児まで安心して食べられるだろ
う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f3/51ecd59736e640d50ca83a2d99a9a244.jpg)
遅れて運ばれてきた餃子も、まるで脂ぎっていないしニンニクも効いていない、
野菜主体の本当にヘルシーな餃子であった。
ヘルシーなセット・・・まあ、これもありだろう。
背脂ギトギトラーメン、ニンニクげんこつラーメン、トンコツラーメン大好きな
やつにぜひ勧めてやりたいものだ。ふふふ。きっと、椅子から転げ落ちることだろ
う。
帰るときに、厨房のほうから一斉に、
「どうもありがとうございました」
と、背中に声がかかった。
「ご馳走さま!」
ううむ。この「マルタマ」という店、創業70年というが、まったく気持ちのいい
店である。
今度来たら中華そばと餃子とカレーライスをいってみようか。
腹ごなしに、近くの西馬音内(にしもない)の盆踊り会館に寄ってみることに
した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2a/0cbdd01268ab9760d2f5785a76056bfb.jpg)
わたしも一度行ったことがあるのだが、ここの盆踊りも「亡者踊り」といって
東北では有名である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/9c/106045aac47f651ccd25831b45626416.jpg)
→「鍋焼きらーめん」の記事はこちら
→「亡者踊り 1章ニシモナイ」の記事はこちら
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