温泉クンの旅日記

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魚沼、芝桜まつり

2016-05-22 | ぶらり・フォト・エッセイ
  <魚沼、芝桜まつり>

「あ、あれだ!」
 このあいだ行った薬師がある小出を過ぎて堀之内インターが近づいてくると、右手に芝桜が咲いているのがみえた。



 かねてより秩父の羊山公園の芝桜をみたいと思ってはいるのだが、ここ数年なかなか機会がなかった。
 塩沢石打サービスエリアでトイレ休憩をとったとき、いままさに堀之内で「魚沼芝桜まつり」をやっているというポスターをみかけたのだ。インターを降りてたった二分しか掛からないところにあるというのが気にいった。こんなチャンスはめったにない。

「花と緑と雪の里」である。



 里の面積は1.2ヘクタールで、日本の農家一戸当たりの平均耕地面積と同じ、東京ドームでいうと約四分の一の広さである。



 シバザクラ(芝桜)はハナシノブ科の多年草で、別名はハナツメクサ(花詰草、花爪草)という。



 この花と緑と雪の里の芝桜は約十六万株あるという。行きたかった秩父は四十万株だそうで負けるが、この里もまあそれなりに多いだろう。





 小さな花だが、群生した風景は敷き詰められたカラフルな絨毯のように見事である。
 四月から五月頃にサクラに似た形の淡い桃色、赤、薄紫、あるいは白色の花が咲く。
 寒さ暑さや乾燥に強く、常緑のため芝生代りに植えられることもある。葉の形や、茎が上に伸びずに地表面に沿って伸びるその匍匐性などから「芝桜」と名付けられた。



 花言葉は「合意」、「一致」、「忍耐」、「燃える恋」、「華やかな姿」、そして「一筋」である。



(今日は山がきれいにみえるなあ・・・)



 越後三山(魚沼三山)で、左から越後駒ケ岳、中ノ岳、そして有名な八海山だ。
 八海山という旨い日本酒があり、わたしは酒場に置いてあれば必ず頼むほど好きな銘柄だ。
「八海山って、あの美味しいお酒の名前ですよね」
 えっ、オレに言ったの。振り返るといつのまに後ろにきたのだろう、ニコニコ顔の中年女性三人組がいた。



 八海山については、酒飲みの誰しもが同じことを考えるようである。
 それにしても、ラベンダーあり芝桜ありで、意外に関越道沿いには花の穴場が多いなと、思ったのであった。



  →「魚沼、薬師のもりそばと折立の湯」の記事はこちら
  →「玉原ラベンダーパーク(1)」の記事はこちら
  →「玉原ラベンダーパーク(2)」の記事はこちら



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