新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

タイプの異なる二人。

2020年10月07日 | 四柱・その他


上図は、タイプの異なる二人の命式です。
時々、この様にタイプの異なるカップルや友人同士もおられます。
(Cさん)
・日干:乙
・天干の並びは、月上の印綬を中心とした食神・印綬との並びの命式。
・五行に土の財星と金の官星に星(●)が不及。
・表の天干の並びと裏の五行とが同じ(表も裏も印綬と食神)

(Dさん)
・日干:甲
・天干の並びは偏官を中心とする偏財双並び(財官双美)
・五行の火の食傷と水の印星とが弱い。
・表(四柱本体の天干)は財官で、裏(五行)も財官に星(●)が多い。

二人の関係は、互いに日干は木で、干支合もそれなりに有り、引き合う縁もあるが、タイプは異なる。
ソフトで柔らかい創造性のあるCさん。中々の才能の持ち主です。
また、責任感と優しさを持ち、やや周りに振り回される現実的なDさん。面倒見も良いかも知れません…。

この二人は、五行や変通星では、お互いに不足のものを持っています。
CさんとDさんとが一つになれば、まん丸いリンゴの様になるでしょう…。
その為には、互いの長所を認め合えば良いのだと思います。

この様に、五行のどこかに星(●)が固まるという事は、どこかが不足するものです。
無いところを見つめて、そこが不足していると指摘するのではなく、有るところの良さを認めてあげると良いと思います。
特に、この様に、五行のバランスが偏る命式の方にはそれが必要だと思います。
「愛によって一つになると、互いのものを相続し合う」という原則があります。
互いの命式の良い面を認め合って一つになれば、その命式の良さが出ると思います。

上手くいかないご夫婦を見ると、無いものねだりをしている場合も多いものです。
財や印星の多い優しいご主人に、強引さやリーダーシップを要求しても、それは無いものねだりと同じです。
官星太過で財星が無い妻に、女は家の中で夫や子供の帰りを待てばよい…と要求すれば、妻はストレスが溜まると思います。
相手の命式の特徴を知って、その命式を活かすことが出来ると良いと思います。

人は、命式(遺伝子)という内的な刺激によって、興味やこだわりが異なります。
ムチやアメという外的な刺激は一時的なもので、長続きはしません。
その人の命式(遺伝子)の欲求を叶えてあげられる様な環境や立場等を整えてあげると良いと思います。

プライベートでは、夫(妻)から父(母)になり、晩年は祖父(祖母)となり、その責任を果たして喜びを感ずることは勿論ですが、
人は、生まれながらに、タイプや役目があり、それらは命式によって異なります。
ビジネスでは、職種や貢献の仕方は命式によって変わってくると思います。
クリックしてね
新栄堂





コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 山登りと見える景色。 | トップ | 相性や結婚、その他… »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

四柱・その他」カテゴリの最新記事