おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

+B電源のコンデンサ

2017年08月10日 | 真空管アンプ
+B電源に大容量のコンデンサを入れると何か良いことがあるのだろうか?
電源が強力だと急に大きな音が入った時の追従性(とでもいうのか?)が良く
なるみたいに考えたことがあったけど、最大出力以上を出すのは無理だと
いうことがわかったので通常の電源に戻してしまった。
コンデンサの増量云々よりもインピーダンスで考えると、FETリプルフィルタは
周波数にかかわらず数Ω(2~4Ω)で一定なので、例えコンデンサを1000uFに
増量しても20Hzでのインピーダンスは8Ωにしか下がらないわけで、どちらが
低インピーダンスなのかは明白だ。
1000uFにすると電源オン時の突入電流がすごくてダイオードの電流容量も
大きいものを使う必要がある。
また電源オフしても+B電圧が下がらないのでブリーダー抵抗では埒が明かず、
30分はシャーシ内を触らないようにしないと感電する危険がある。
コメント
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