おんにょの真空管オーディオ

趣味などのよしなしごとを思いつくままTwitter的に綴っています。

大出力シングルアンプの低域特性

2017年08月23日 | 真空管アンプ
シングルアンプで大出力のものといったら、例えば845シングルアンプが
挙げられると思う。出力は大体15W程度かな。
周波数特性はサンバレーのSV-S1628Dとかだと15Hzで-3dBとなっている。
この低域でレベルが下がるというのが曲者で、下がり始める周波数では
相当に歪率が悪化している。おそらく10%を超えているはず。
ちゃんとした低音を再生したいのならもう845シングルアンプではダメで、
プッシュプルアンプでないと無理だ。
個人的な印象だけど、マッキントッシュタイプCSPPアンプの音が気に入ったら
大出力のシングルアンプでは太刀打ちできないと思っている。
CSPPアンプは並列合成だから一般的なDEPPアンプの印象は当てはまらない。
コメント
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