ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

7月19日、204回目の「火曜行動」です。

2016-07-19 20:13:21 | 火曜日
真夏です。大阪は梅雨があけ35度を超える暑さです。歩きながら暑さのせいで少しめまいがしましたが、水分補給しながら府庁前に向かいました。







今日は70階段も少しキツイです。

しばらく歩いていると、長崎さんにお会いしました。今朝のFBを見ていらして、あささんが詩を書かれたことをご存知でした。是非朗読していただこうということになりました。


府庁前到着です。10分前なのに大勢の方が見えていました。北大阪の中級部の生徒さんたちも来ていました。





12時、火曜行動開始です。





今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです。よろしくお願いいたします。





長崎由美子さんの明るい第一声が轟きわたりました。


ー長崎さんー

「北大阪中級部の生徒さんが沢山きてくれました。素直で明るい子供たちを見てください。この子たちが自分たちの言葉や歴史を学ぶという、当たり前の権利が、大阪府から奪われて4年になります。この火曜行動も204回目になります。


参院選がありましたが、日本がどのような方向に向かうのか、日本社会が人権と民主主義を守っていけるか否か、私達に問われています。ここには、いろいろな立場の人が、それぞれの中から湧き上がる思いを持って参加しています。


街頭に立つ子どもたちの姿には胸が痛みます。声を受け止め、ビラをぜひ受け取ってください。


7月~8月にかけ各所の朝鮮学校ではサマーフェスタを企画しています。どこかお近くの所へ、ぜひ行って見てください。


屋台で、美味しい朝鮮の料理が食べられます。舞台では子供たちの催しがあります。一回でも参加して、朝鮮学校のありのままの姿を見てください。

出会うことで、お互いの違いを認め合い、学び続けられると思います。」(レポート平田)




(今日はキムキガンさんの一人芝居「在日バイタルチェック」を見た日に購入した、辺野古の皆さんの闘争を支援するための9条Tシャツを着て火曜行動に参加しました)

ーニョニョさんー

火曜行動が200回を超えて、ハルモニ会の平田さんが、今の思いを詩に書いてくれました。ハングルの勉強を継続されている平田さんは150回目の交換日記で詩をバイリンガルで書いてくださったのです。日本語は平田さんが、ハングルは私が朗読します。


  “それでも” と “だから”

             あさ

200回を超えてしまった 火曜行動
当たり前の ささやかな願いなのに
まだ 実現の見通しが たたない
訴える私たちの声が届かないのでしょうか?
“それでも” 私たちは声をあげ続けます

子どもたちの笑顔を奪わないで
朝鮮学校に通いたい子どもたち
お金のために諦めさせないで
子ども達の姿は私達を映し出す鏡?
“だから”「希望が見えると信じ」と
歌い続けます



“그래도”와 “그래서”


200번을 넘어버린 화요일행동
당연한 일 자그마한 소원인데
아직도 안보인다 실현의 날이
호소하는 우리 소리가 들리지 않아요?
“그래도” 우리는 계속 호소할게요

아이들의 웃음을 빼앗지 말아요
조선학교에 다니고싶은 아이들
돈때문에 포기하게 하지 말아요
아이들의 모습은 우리를 투영한 거울?
“그래서” [희망이 보일거라 믿으며]라
계속 노래불러요

2016년 7월 9일 일기에서








大阪第4に孫を送っているカンさんが、孫が来るから私も来たとおっしゃっていました。

第4の学童にいた時、お話をする機会がたたありました。東成図書館で偶然良〜くお会いしました。勤勉な方です。孫をとても慈しんでおられました。




いつもの頼もしいメンバーです。










いつも元気なヨンチョルさん





リョンスルさん、授業があるのによく来れましたね。明日から新潟に実習に行くとかで、気になってきたと言ってました。お疲れさん、あなたの気持ちは皆さんわかっていますよ。











一番乗りだった北大阪の中級部の生徒さんたちです。試験も終わっていよいよ夏休みですね。コマッスムニダ、みんな元気をもらつていますよ。





東淀川から来られたハラボジ、お疲れ様です。




イケメン三銃士がいなければ火曜行動は始められません。






「火曜バンド」は今日、お二人から始まりました。




ヒマワリのように明るい松尾さんご夫妻!




ここにも北大阪の生徒が!





斎藤さ〜ん、今日は目の前まできましたよ。











頼もしい仲間たち、いつ会っても嬉しい!










梁ハルモニ、暑いです。水分補給おねがいしますね。




田中さん、ユン先生と、久しぶりの再会のようです。田中さんらは毎年、東北福島の子どもたちを招待して保養キャンプを行っておられます。ユン先生も福島の学校に勤めておられたので周知の仲です。





大村さんご夫妻です。いつ見ても仲睦まじいです。火曜行動にはご夫婦で常時参加されている方々が少なくありません。見習うことが一杯のご夫婦です。





大阪第4の高学年の生徒たち到着です。別れて4ヶ月しか経っていないのに随分大きくなったような気がします。うるうるを堪えました。





ー申さん、久しぶりのアピールです。ー


「映画「蒼色のシンフォニー」を見に行ってきました。行く前までは、最後まで見れるかドキドキしていました。

去年、祖国に行って感じたことが、そのままでした。堂々とチョゴリが着られる、朝鮮語・ウリマルが通じる、これが私にとって幸せな時間でした。映画はぜひ見てほしいです。


私は今年の3月、朝高を卒業し、専門学校に通っています。日本社会に出てみると、朝鮮学校で習っていたことが大切に思えます。それで、無償化問題を学ぶことにしました。


北大阪の中級部の生徒が来てくれていますが、朝高に来る子が沢山いると思う。同じように辛い思いをさせたくありません。高校無償化の適用をお願いします。」(レポート平田)





長崎さんが繋ぎます。大阪第4の子ども達が大勢来てくれたことを紹介されました。










愛しい子どもたち、半数以上が低学年の間、三年間学童で共に過ごしました。








ー柴田さんも久しぶりのアピールです。ー


「200回目のパレードには参加できなかったけれど、沖縄へ行って、沖縄差別の歴史や現状を学んできました。


かって、沖縄でも多くの朝鮮人も被害を受けてきました。


歴史を歪曲し、抹殺しようとする日本会議の動きがあります。その日本会議に支えられた政権になっています。イヤな状況が続かないよう闘っていきます。(レポート平田)

















北大阪の生徒たちもリレーでアピールしました。


ー生徒さんー

国交がない国で、無償化を適用している外国人学校もあります。朝鮮学校も早くから要求していたのに、基準を変えるなどして、明らかな差別、いじめです。保護者の誰かが、拉致に加担しまいたか?政治上の理由で、高校無償化を除外するのは明らかな差別です。許せません。


ー生徒さんー

子どもの教育を受ける権利は平等です。まして、歴史的経過がある私達に対しては、日本政府は特別の責任があります。

大人の世界のこと、責任が取れない外交のことで、無償化から除外され、補助を打ち切られるのはおかしいと思います。

私達は普通に学び、クラブ活動などをしています。日本の友人や知り合いもいます。差別されてさみしいです。早く撤回してください。





ー生徒さんー


無償化除外は明らかな差別です。国交がない外国人学校でも適用されている学校もあるのに朝鮮学校だけ外すのはイジメでなくてなんですか?重大な差別であり、絶対に許せません。


ー生徒さんー


子どもの教育を受ける権利は平等です。大人の世界のこと、責任の取れないことで、補助を打ち切られるのはおかしいです。早く撤回してください。
(レポート平田)







神戸朝高のオモニ会会長さんです。





お二人ではるばる兵庫県から来てくれました。神戸朝高のオモニ会会長は東中時代の教え子です。


会った瞬間「ソンセンニム!」と呼んでくれたけど、余りに綺麗になっていたので分からず一瞬、名前が出てきませんでした、ごめんね。


今は大学生の息子さんと高校生の娘さんがウリハッキョで学んでいるそうです。そりゃ私がおばあちゃんになる筈ですね。





ー保護者のオモニー

神戸から来ました。204回目、頭が下がると同時に、憤りをかんじています。このような活動が一日でも早く終わるよう、みんなで頑張りましょう。






ー兵庫女性同盟のオモニー


年配の方から子どもたちまで、ご苦労さまです。最後の最後まで頑張りましょう。近畿一円となって闘っていきましょう。







梁ハルモニの外孫さんです。爽やかな笑顔です。















大阪第4の鄭先生が子どもたちが歌を歌うことを説明されました。

ー先生ー

「大阪第4初は創立70周年を迎えます。


今日は、保護者や日本の方がどんなに多数で立って訴えているか、火曜行動を見て、学ぶ心を養って欲しいと思っています。


生徒たちは、参加されている皆さんに、少しでも力を与えられればと歌を歌います。あたたかい拍手をおねがいします。」


ー子どもたちの歌ー

「ポケットの中にある夢が僕らを強くする」


大阪第4の生徒たちが元気に歌を歌ってみんなを励ましてくれました。長崎さんはじめみんなの目にひかるものが、、、


幼い子供たちがこんなところまで来なくて良いようにみんなでもっと頑張りましょうね。



最後はみんなで火曜行動の歌を合唱していつもの駐輪場に集まりました、生徒たちや他府県からのゲストに大きな大きな拍手が送られました












最後にヒョンさんから「蒼のシンフォニー」の上映会の収益金を無償化連絡会にカンパできたという嬉しいお知らせに沸きました。





大阪城公園内を歩いて帰っていたら百日紅のはなと青空がとても似合っていました。暑くて暑くてフラフラだったからパクさんと帰りながら公園内で氷少し食べて帰りました。








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「蒼のシンフォニー」二回目観ました。

2016-07-16 13:34:40 | イベント
7月16日、ドーンセンターに於いて「蒼のシンフォニー」を2回目観ました。試写会が昨年の11月1日にあったので8ヶ月が経ったのに、初めて見た様な錯覚に陥るほど新鮮で感動的でした。会場は超満員でした。




パンフレットに映画「ウリハッキョ」を作られた金明俊監督の素晴らしいコメントが掲載されていたのでそれを書きます。私の気持ちを代弁してくれている様に感じたので・・・

「私の『ウリハッキョ』や『60万回のトライ』『ウルボ(泣き虫)ボクシング部』に登場した純粋な瞳たち。だが観客は「蒼のシンフォニー」をつうじて、私たち韓国の監督が撮り得なかった「祖国」を、その瞳たちに映る「根っこ」を、生徒たちと「共に」見つめることになるだろう。

朝鮮学校出身で、今は保護者でもある「在日同胞」朴監督によってこそ、「朝鮮学校物語」は完結版を得た。ついに朝鮮学校は、真の意味で、自分の映画をもったのである。」(金明俊)




映画が終わった後のトークショウでの朴英二監督。




明日からアメリカのダラスで行われる映画祭に参加するため旅立つ監督へのささやかなプレデントを贈呈するオモニ会のシンさん。




素敵な帽子です。良く似合っています。





今日の収益金が無償化連絡会に手渡されました。藤永先生登場です。







藤永先生が裁判の経過などをお話しされました。



映画の中での監督の一言が心に残りました。

「愛があればそこに希望が生まれる」


昨年の試写会の時のブログを貼っておきますね。




長編ドキュメンタリー映画「蒼のシンフォニー」試写会に行って参りました。

何回も何回も涙をぬぐいました。

日本で生まれ育った朝鮮学校の卒業生が日本で生まれ育った朝鮮学校生徒たちの物語を撮り続けました。又新しい歴史が刻まれました。

「異国の空と祖国の空ー、その瞳たちに映る蒼い希望。」パンフレットの表紙に刻まれていた斬新なことば・・・

東北からたった一人で茨城朝高に進学したリョンファ、

彼女が中3だった2011年7月に私は東北のウリハッキョを訪ね彼女に初めて会いました。

団委員長だった彼女はたった一人の教室「リョンファの教室」で中級部3年間を過ごしながら弟、妹たちを震災の時もそのあともしっかり守りました。

卒業後茨城朝高で巡り合った11人の仲間・・・その11人の生徒たちが織り成す数々の感動のドラマ、ごく普通の生徒たちが、困難や逆境の中でも、底抜けに明るく笑い、元気に歌い、そして堂々と前を向き、しっかりと夢を語ります。

日本中の同胞、そして日本の皆さんにも南北祖国の皆さんにも是非観ていただきたいと思いました。

いいえ、世界中の人に見ていただきたいと思いました。カナダ在住のソンさんはじめ友人の皆さん、ロス在住のハさんはじめ友人の皆さん、アメリカ在住のイ・ジュンム先生はじめ在米の皆さん、カリフオルニア在住の水野先生、どしどし海外でも宣伝して下さい。朴監督はどこへでも出かけられますよ。そちらでも上演会開いてくださいね。


勇気の湧く素晴らしい映画です。迷いが吹っ飛びました。










会場に到着したのは6時25分、受付で制作委員の朴監督、尹志守さん、李英哲先生に偶然お会いしました。懐かしい方々です。



これからも応援し続けます。何回でも見たい映画です。素晴らしい表現者の登場に感動が続いています。


朴監督、ナレーション上手過ぎです。茨城の生徒たちのウリマルがとても内容も良く素敵でした。
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京都歌舞団の創立50周年記念公演を観ました。

2016-07-16 09:17:24 | イベント
7月15日、京都府立府民ホール ALTIに於いて京都歌舞団の創立50周年特別企画公演Stage 지금 내가 있는곳 が行われました。



写真撮影は禁止されていたので、最後だけ記念に写しました。ご了承ください。
掲載しています写真は公演の進行の逆から掲載しています。最後のご挨拶からです。
















ゲストのお三方は京都朝鮮中高級学校の卒業生です。


今回の公演を盛り上げて下さったお三方に大きな大きな拍手が送られました。



三人とも良く存じ上げています。分野は違っても在日の文化活動の要かも知れません。とても嬉しく思いました。




25年も歌舞団の団長を務められた具さんや、私のカヤグムとチャンゴの恩師ハジュノン先生の御曹司ハヨンスさん等
全てのゲストの方々が今回の公演の成功に貢献されました、決して出しゃばらず、それでいて、今回の企画の根幹が揺るが無いように素晴らしい演奏を見せてくださいました。




















何よりも現役のユリさん、ミョンヒさん、オッキさんの歌が、演奏が、踊りまでも素晴らしかった。

映像上映のトラブルとかで一時間近く公演の開始が遅くなり、どんなに気を揉んだ事でしょう、泣き叫びたかったかも知れません、でも三人は動じる様子も見せず歯を食いしばって最後まで自分たちの力を出し切りました。本当にお疲れ様でした。



みんなで喜びを分かち合っています。舞台と観客が一つになりました。




















フィナーレ直前の現役団員三人の踊りです。











公演の間は撮影禁止を守りました。

午後6時10分頃に会場に到着してみると写真展が行われていました。

懐かしい方々が写っていました。





















今回の公演はプログラムがありませんでした。

第一部「Stage」

第二部「パンノルム」

とだけかかれていたので、曲名などは書いて無く司会も一切ありませんでした。新しい方式なのかは知れませんが、少しわかりずらかったかなぁーと思います。





一部で三人の現役団員が歌った歌が特に素晴らしかったです。オッキさんが歌った「あたたかい祖国の愛」、ミョンヒさんが歌った「モランボン」、ユリさんが歌った「栄えある我が祖国」


三人がなぜこの曲を選んだのか分かるような気がしました。

民族教育を体系的に受け、祖国の愛の中で素晴らしい芸術家に育った彼女たち、パンフレットにあった三人の対談集を読んで良〜くわかりました。時代が変わり環境が変わっても決して変わることのない祖国の愛に対する感謝の想いが私の胸にも届き、一部はずっとウルウルでした。二部はカンエスックさんの素晴らしい話術のお陰でずっと笑いながら50年の歴史、同胞と共に歩んできた京都歌舞団の歴史を振り返りながら、自分自身の青春時代も振り返り感無量でした。

今は一言お疲れさん!とだけ伝えますね。





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7月12日、203回目の「火曜行動」です。

2016-07-12 16:28:56 | 火曜日



203回目の「火曜行動」がおこなわれました。

昨日から火、水と大雨が降ると予報していました、朝、通学班を送っての帰り道、頭にうかぶままに即興詩を書きました。


即興詩

長靴
ニョニョ

3年前だったかなぁ〜
娘がプレゼントしてくれた長靴
お気に入りの長靴
今日もこの靴履いて行ってきた学校に


土砂降りでもビクともしない長靴
子ども時代の様にバシャバシャしたい
歌でも歌いたい気分

「ピヤピヤ オノラ (雨雨降ってよ)
ウリハツキョ コッパツロ(ウリハツキョのお花畑に)、、、」
「雨雨降れ降れ母さんが、、、」

不思議 どちらの歌も頭の中で踊ってる

今日は「火曜行動」の日
いくら雨が降っても大丈夫
私にはこの長靴があるから
みんなの想いが詰まっているから
みんなと一緒に歩いているから・・・





長靴を履いて地下鉄に乗って府庁前に向かいましたが、雨は少ししか降らず、町中を見渡しても、長靴履いているの私だけでした、ははは





203回目の「火曜行動」始まりました。




今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです。よろしくお願いいたします。





長崎さんが帰って来られました。選挙応援の疲れも見せず元気にアピールを始められました。

ー長崎さんのアピールからー

「本当に蒸し暑い日ですが、生野初級学校と第四初級学校からオモニたちが、駆けつけて下さっています。
一日も早く子どもたちの夢と希望を取り戻したい。私たちは火曜行動で訴え続けています。


10日参議院選では、大阪は残念な結果でしたが、沖縄や福島では野党統一候補が現職大臣を退けました。東北地方は秋田県を除く一人区で野党統一候補が当選しています。
自分たちの怒り、痛みをみんなで思いやり分かりあう、その結果だと思います。


私は福島みずほさんの応援で全国を回って、そこで会う多くの方々が朝鮮学校にかかわっておられるということを実感しました。
それは良心的な日本人が同情から声をあげているのではなく、日本の民主主義が危機であり、朝鮮学校の問題がその根幹にかかわる問題だからです。


文科大臣が朝鮮学校に補助金を出している自治体に対し「朝鮮学校に係る補助金の留意点について」という指示をだした。
これに対し大阪弁護士会は、子どもたちの学ぶ権利の侵害であり、地方自治に圧力をかけるものであると、いち早く声明をだし、続いて東京、愛知の弁護士会からも出された。
藤永壮先生の呼びかけで、全国48都道府県の研究者からも抗議声明が出されました。
韓国でもソン・ミヒさんや多くの団体が日本政府に抗議声明が出しています。


先日行われた、生野初級学校の公開授業には70人が参加してくれました。嬉しかったのは、30人近くの大学生が参加してくれたことです。
若い人たちは、乾いた地面に水が浸み込んでいくように、受け止めてくれました。
若い人が変わってくれるチャンスです。
朝鮮学校に出会うことで、知らなかったことに気づき、お互いに豊かになることができます。
これも、声をかけてくれる大学の先生たちがおられるからです。


日本の夏は蒸し暑い。特に大阪は暑い。しかし日本の学校では当たり前になっているクーラーは、朝鮮学校にはありません。雨漏りの修理も校庭の整備も保護者がやらなくてならない。日本の高校が無償化になっても、朝鮮高校は全額保護者の負担です。
こんな理不尽が続いていいのでしょうか。

「そんなに毎週立っても自己満足ではないか」と言われたこともあります。
外から見えないないようにする、あきらめさせようとする力に対して、信念をもって、火曜行動をこれからもがんばりましょう。」(レポート横道)





「火曜バンド」は少しづつ増えて行きます。















生野初のオンマたち、大通りにまで行ってビラを配っておられます。この中には三年間放送部で共に過ごした可愛い教え子もいます。








































「火曜バンド」がどんどん増えています。





イケメン四人衆揃いました。








池辺さんも合流です。





田中さんがアピールをし自作の歌を歌ってくださいました。


-田中さんのアピールから-

「今回の参議院選結果は新聞を見ると、とても悪い状況だが、本当にそうなのだろうか。

少なくとも、若い人たちの中から、今の政治に反対の意思表示をした人たちが出てきたことは、良かったと思う。

火曜行動である青年が「何百年かかろうと」たたかうと発言されたことを思いだします。

はじめは冗談かと思いましたが、何百年かかろうと、代を継いで、皆が一緒に幸せに生きることにこだわって、追及していくということだと思います。

『 ♪~ 受け継いだ歴史と言葉と文化とそして何よりも大切な わたしのこの名前 ♪ 』

『 ♪ ~そして何よりも大切な 朝鮮学校を守ろう ♪ 』 

田中さんの澄み切ったソプラノで「朝鮮学校を守ろう」という歌が、府庁前に響きました。

作詞は田中さんがされたそうです。

府庁のみなさん! 知事! 聞こえましたか!」(レポート横道)





キャンディの配給です










カンさんもアピールしました。

ーカンさんのアピールからー

私も朝鮮学校に子どもを送っている保護者の一人です。

朝高3年の息子が修学旅行で共和国に行ってきました。

帰国して開口一番「むちゃ 楽しかった!」と言いました。

先ず、ハッキョで習った言葉が通じた。

親戚に会っても、姉妹校を訪ねても、話すことが出来きた。涙が出た。

ガイドさんやホテルのオモニたちが親身に面倒を見てくれ、帰国時は総出で見送ってくれた、と話してくれました。

私は息子を朝鮮学校に送って正解だった。良かったと思いました。


就学旅行には多額の費用がかかります。万景峰号がダメですから、飛行機を使い北京経由で行かなくてはならない。ですから入学と同時に積み立てをしています。

日本政府の共和国敵視は在日四世の子どもにも被害を与えています。


文科大臣も、仮にも多文化共生をうたう、一国の大臣ならば、朝鮮学校に補助金を出すよう、通達すべきだ。

あの通達は圧力と受け止める内容になっている。


私は選挙権がありませんが、選挙結果を見ると、在日の子どもたちが大阪で暮らすには、まだまだ楽にならないと思います。

だからこそ、より結集していかなくてはならない。より団結していかなくてはならない。

そのことが、日本のみんなの協力を得られることにもつながると思います。


これから夏休みにかけて、各ハッキョでサマーフェスタ(納涼祭)が開かれます。

オモニ、アボジとみんなで汗を出しながら頑張っています。

「ウリハッキョってなんなん?」

「朝鮮学校ってどんなとこ?」

ぜひぜひ参加して見て、感じて下さい。参加しかありません!!」(レポート横道)







梁オモニも坂を上って来られました。







宮川さん、雨のためバイオリン出せず残念ですね。





ー柳さんのアピールです。ー

「近所で遊んでいた一人の子どもが「わっ、金やて。この家韓国人や」と言いました。

すると他の子どもが「差別したらあかんで」と言いました。

最初に言った子は、何気なく言ったのかもしれない。

どんな名前であれ、「差別」としてとらえてはならない。

これは「差別やで」「区別やで」と大人が教えているのではないでしょうか。


皆が手を取り合って楽しく生きることが出来る。

自由にどうどうと生きられる日本や大阪にしたい。

わたしたちは絶対にあきらめません!」(レポート横道)






生野初の横断幕






東京中高の横断幕







最後のまとめのアピールで、7月16日ドーンセンターで行われる映画「蒼のシンフォニー」のPRをしてくださいました。みんなで行きましょう。何回でも行きます。

ー長崎さんの〆のアピールー

「今週16日の土曜日に「蒼色のシンフォニー」のチャリティー上映会があります。

日本のマスコミの報道と、共和国の姿がいかに違うか見ることができます。

収益金はウリハッキョへの基金になります。

ぜひ、参加してください。

それから8月16日は「火曜行動」も盆休みになります。お間違いのないように」(レポート横道)








最後はみんなで火曜行動の歌を歌い駐輪場でまとめをしました。生野初のオンマたち、華がありますね










来週も頑張りましょうね。




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きむきがんさんの一人芝居をまた見ました。

2016-07-10 08:38:19 | イベント





7月9日、母校北大阪のウリハツキョできむきがんさんの一人芝居「在日バイタルチェック」63回めの公演が行われました。

昨年の2月1日に生野区の観音寺で見てから1年と半年が過ぎましたが、色褪せることなく、新鮮にバージョンアップされていました。




撮影は禁止でしたが、一度だけ撮影許可が出た時に写しました。











公演の内容を書くのは止めておきます。FBに投稿した私の一言、載せておきますね。


「何回見ても魂を揺さぶられるマダン劇「在日バイタルチェック」

私は演劇を見ているのでは無い。きむきがんさんの魂を見た。

100年の在日の歴史を押し付けじゃなく笑いと涙の中で蘇らせたきがんさんは私たちみんなの宝だ。在日問題だけじゃなく日本市民と連帯し、時間さえあれば、辺野古に駆けつけ歌を歌い市民たちに勇気と元気を送っている彼女たちの素晴らしい活動に連帯してTシャツを買った。」





公演が終わり挨拶をされました。


仲間の紹介と共にTシャツの宣伝がありました。戦争を反対し、たたかう方々への支援の為の行動です。

在日だからと自分たちの問題だけを提議するのではなく、日本に住む市民の一人として辺野古の闘争を支援し平和憲法を守る為の行動を支援することは当たり前であり、行動できること自体素晴らしいと思い、私も連帯の気持ちでTシャツを購入しました。





こんきじゃさん、きがんさんと一緒に行動する真の同志です。黄裕子さんや韓哲秀さんはじめキガンさんを支える、いいえ、共に行動する仲間が大勢います。それが一番の強みかもしれません。





では1年半前の公演の日のブログを再アップいたしますね。

「2015年2月1日」





  
  2月1日生野区「観音寺」8階文化ホールにおいてキム・キガンさんの一人芝居「在日バイタルチェック」が行われました。

  笑って笑って泣いて又笑って・・・

 キガンさんは7変化で在日の100年史を見事描き切りました。それも一人で!

 同胞の中にこんな素晴らしい役者さんがいることがあまりにも誇らしいです。






 是非全国ツアーをしていただきたい。朝大・朝高からまず初めていただきたい。1年分の在日の歴史授業を2時間弱で笑いながら学べます。全国の皆さん、ぜひ劇団石「トル」の皆さんを自分たちの町に呼んでください。

 全国の青商会の皆さん。青年同盟の皆さんも必見です。若者もご老人も皆さん、見て下さい!







「金修堅さんのご紹介」
一人芝居の主人公でもあり劇団石(トル)のきむきがんさんのメッセージを紹介します。

「私達の小さなお芝居にみなさんがこうやって、響いてくださって、心から感謝しています。ありがとうございます!
夢のような話の展開で、小心者の私はかなりびびっておりますが、せっかくいただいたお話、みなさんの「在日バイタルチェック」は、ウリハッキョに通ったコンキジャオンニとイルボンハッキョに通った私が、それぞれの経験と歴史認識をすりあわせ、その根底にはどこにいようが違わない普遍的なあの1世のハルモ二の所作を想いながら、すべての同胞に「あなたの在日バイタル(鼓動・生きる証)はどうですか?」と問い、そして日本市民に「一言では語りつくせない私達を知ってください」呼びかけている作品だと考えています。ふたりともこの作品をとても大事にしています。

最初たった二人ではじまったこの作品が今やたくさんの人の想いがどんどんこもって深まってきました。その意味をしっかりと据えて、あくまでも謙虚に、そして熱く大胆に確かな仕事をこころがけ、自分達のポジションで豊かなプレイができるように努めます。」










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