203回目の「火曜行動」がおこなわれました。
昨日から火、水と大雨が降ると予報していました、朝、通学班を送っての帰り道、頭にうかぶままに即興詩を書きました。
即興詩
長靴
ニョニョ
3年前だったかなぁ〜
娘がプレゼントしてくれた長靴
お気に入りの長靴
今日もこの靴履いて行ってきた学校に
土砂降りでもビクともしない長靴
子ども時代の様にバシャバシャしたい
歌でも歌いたい気分
「ピヤピヤ オノラ (雨雨降ってよ)
ウリハツキョ コッパツロ(ウリハツキョのお花畑に)、、、」
「雨雨降れ降れ母さんが、、、」
不思議 どちらの歌も頭の中で踊ってる
今日は「火曜行動」の日
いくら雨が降っても大丈夫
私にはこの長靴があるから
みんなの想いが詰まっているから
みんなと一緒に歩いているから・・・
長靴を履いて地下鉄に乗って府庁前に向かいましたが、雨は少ししか降らず、町中を見渡しても、長靴履いているの私だけでした、ははは
203回目の「火曜行動」始まりました。
今日のレポーターはハルモニ会の横道さんです。よろしくお願いいたします。
長崎さんが帰って来られました。選挙応援の疲れも見せず元気にアピールを始められました。
ー長崎さんのアピールからー
「本当に蒸し暑い日ですが、生野初級学校と第四初級学校からオモニたちが、駆けつけて下さっています。
一日も早く子どもたちの夢と希望を取り戻したい。私たちは火曜行動で訴え続けています。
10日参議院選では、大阪は残念な結果でしたが、沖縄や福島では野党統一候補が現職大臣を退けました。東北地方は秋田県を除く一人区で野党統一候補が当選しています。
自分たちの怒り、痛みをみんなで思いやり分かりあう、その結果だと思います。
私は福島みずほさんの応援で全国を回って、そこで会う多くの方々が朝鮮学校にかかわっておられるということを実感しました。
それは良心的な日本人が同情から声をあげているのではなく、日本の民主主義が危機であり、朝鮮学校の問題がその根幹にかかわる問題だからです。
文科大臣が朝鮮学校に補助金を出している自治体に対し「朝鮮学校に係る補助金の留意点について」という指示をだした。
これに対し大阪弁護士会は、子どもたちの学ぶ権利の侵害であり、地方自治に圧力をかけるものであると、いち早く声明をだし、続いて東京、愛知の弁護士会からも出された。
藤永壮先生の呼びかけで、全国48都道府県の研究者からも抗議声明が出されました。
韓国でもソン・ミヒさんや多くの団体が日本政府に抗議声明が出しています。
先日行われた、生野初級学校の公開授業には70人が参加してくれました。嬉しかったのは、30人近くの大学生が参加してくれたことです。
若い人たちは、乾いた地面に水が浸み込んでいくように、受け止めてくれました。
若い人が変わってくれるチャンスです。
朝鮮学校に出会うことで、知らなかったことに気づき、お互いに豊かになることができます。
これも、声をかけてくれる大学の先生たちがおられるからです。
日本の夏は蒸し暑い。特に大阪は暑い。しかし日本の学校では当たり前になっているクーラーは、朝鮮学校にはありません。雨漏りの修理も校庭の整備も保護者がやらなくてならない。日本の高校が無償化になっても、朝鮮高校は全額保護者の負担です。
こんな理不尽が続いていいのでしょうか。
「そんなに毎週立っても自己満足ではないか」と言われたこともあります。
外から見えないないようにする、あきらめさせようとする力に対して、信念をもって、火曜行動をこれからもがんばりましょう。」(レポート横道)
「火曜バンド」は少しづつ増えて行きます。
生野初のオンマたち、大通りにまで行ってビラを配っておられます。この中には三年間放送部で共に過ごした可愛い教え子もいます。
「火曜バンド」がどんどん増えています。
イケメン四人衆揃いました。
池辺さんも合流です。
田中さんがアピールをし自作の歌を歌ってくださいました。
-田中さんのアピールから-
「今回の参議院選結果は新聞を見ると、とても悪い状況だが、本当にそうなのだろうか。
少なくとも、若い人たちの中から、今の政治に反対の意思表示をした人たちが出てきたことは、良かったと思う。
火曜行動である青年が「何百年かかろうと」たたかうと発言されたことを思いだします。
はじめは冗談かと思いましたが、何百年かかろうと、代を継いで、皆が一緒に幸せに生きることにこだわって、追及していくということだと思います。
『 ♪~ 受け継いだ歴史と言葉と文化とそして何よりも大切な わたしのこの名前 ♪ 』
『 ♪ ~そして何よりも大切な 朝鮮学校を守ろう ♪ 』
田中さんの澄み切ったソプラノで「朝鮮学校を守ろう」という歌が、府庁前に響きました。
作詞は田中さんがされたそうです。
府庁のみなさん! 知事! 聞こえましたか!」(レポート横道)
キャンディの配給です
カンさんもアピールしました。
ーカンさんのアピールからー
私も朝鮮学校に子どもを送っている保護者の一人です。
朝高3年の息子が修学旅行で共和国に行ってきました。
帰国して開口一番「むちゃ 楽しかった!」と言いました。
先ず、ハッキョで習った言葉が通じた。
親戚に会っても、姉妹校を訪ねても、話すことが出来きた。涙が出た。
ガイドさんやホテルのオモニたちが親身に面倒を見てくれ、帰国時は総出で見送ってくれた、と話してくれました。
私は息子を朝鮮学校に送って正解だった。良かったと思いました。
就学旅行には多額の費用がかかります。万景峰号がダメですから、飛行機を使い北京経由で行かなくてはならない。ですから入学と同時に積み立てをしています。
日本政府の共和国敵視は在日四世の子どもにも被害を与えています。
文科大臣も、仮にも多文化共生をうたう、一国の大臣ならば、朝鮮学校に補助金を出すよう、通達すべきだ。
あの通達は圧力と受け止める内容になっている。
私は選挙権がありませんが、選挙結果を見ると、在日の子どもたちが大阪で暮らすには、まだまだ楽にならないと思います。
だからこそ、より結集していかなくてはならない。より団結していかなくてはならない。
そのことが、日本のみんなの協力を得られることにもつながると思います。
これから夏休みにかけて、各ハッキョでサマーフェスタ(納涼祭)が開かれます。
オモニ、アボジとみんなで汗を出しながら頑張っています。
「ウリハッキョってなんなん?」
「朝鮮学校ってどんなとこ?」
ぜひぜひ参加して見て、感じて下さい。参加しかありません!!」(レポート横道)
梁オモニも坂を上って来られました。
宮川さん、雨のためバイオリン出せず残念ですね。
ー柳さんのアピールです。ー
「近所で遊んでいた一人の子どもが「わっ、金やて。この家韓国人や」と言いました。
すると他の子どもが「差別したらあかんで」と言いました。
最初に言った子は、何気なく言ったのかもしれない。
どんな名前であれ、「差別」としてとらえてはならない。
これは「差別やで」「区別やで」と大人が教えているのではないでしょうか。
皆が手を取り合って楽しく生きることが出来る。
自由にどうどうと生きられる日本や大阪にしたい。
わたしたちは絶対にあきらめません!」(レポート横道)
生野初の横断幕
東京中高の横断幕
最後のまとめのアピールで、7月16日ドーンセンターで行われる映画「蒼のシンフォニー」のPRをしてくださいました。みんなで行きましょう。何回でも行きます。
ー長崎さんの〆のアピールー
「今週16日の土曜日に「蒼色のシンフォニー」のチャリティー上映会があります。
日本のマスコミの報道と、共和国の姿がいかに違うか見ることができます。
収益金はウリハッキョへの基金になります。
ぜひ、参加してください。
それから8月16日は「火曜行動」も盆休みになります。お間違いのないように」(レポート横道)
最後はみんなで火曜行動の歌を歌い駐輪場でまとめをしました。生野初のオンマたち、華がありますね
来週も頑張りましょうね。
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