ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

12月7日、451回目の「火曜日行動」です。

2021-12-07 15:03:00 | 火曜日


火曜バンドは不滅です‼️



大雨降る中451回目の「火曜日行動」が行われました❣️



今日のレポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんです、応援よろしくお願いいたします^_^



長崎さんの第一声始まりました‼️

長崎さん

あいにくの雨ですけれども、今日も私達は、大人が子供の夢と希望を奪わない、朝鮮学校に学ぶ子ども達がありのままの自分を認め生きていけるように、その思いで火曜行動を続けます。2012年、初めてこの府庁前に立ちました。風景はずいぶん変わりましたが、変わらないのは子ども達への差別です。451回目になります。

あきらめる姿を子ども達に見せたくない、黙っていたら無かったことにされる、子ども達が自分自身を取り戻すために学んでいる、そんな姿が消されていく、そんなことにならないために火曜行動を続けています。

私は生野区で朝鮮学校を支援し、保育士として民族保育に取り組んできました。私はクリスチャンですけど、いろんな立場の人達が、大人が子供を差別してはいけない、その思いで集まっています。もちろん、我が子を朝鮮学校に送っている当事者、保護者であるオモニ、アボジ、ソンセンニムなどいろんな人達がこの場に参加しています。いろんな立場の人からお話を聞いていただいています。

私の地元での話である生野区での話です。12月には毎年、子ども達に集まってもらって「区民クリスマス」をしています。プロテスタントなど色々の立場の教会が集まって行い、50回目になります。この「区民クリスマス」には朝鮮学校の子ども達も参加し、舞踊や楽器を披露してくれます。今回は生野初級の子ども達が来てくれました。大阪教会の礼拝堂で舞を踊ってくれ、チョン牧師がとても感動していました。朝鮮舞踊は本当に素晴らしい、自分は韓国出身だけれど、感動したと大きな拍手を送ってくれました。

子ども達に対して、こうした差別が行われていることに対し、今も韓国から温かな支援が送られてきています。朝鮮学校の子ども達は、南北との梯だということをクリスマスの中で感じました。

明日は朝鮮学校の各地の取り組みなどオンライン学習会が行われます。京都の保健師、広島の75周年などです。ぜひ参加してください。



アピールのトップバッターは中山さんです。

中山さん

東成区にある朝鮮学校で支援している日本人です。

先日、地元で忘年会がありました。65歳以上の会員です。一世の方90代、80代、70代の方が多く参加されていて、いろんな話が出来ました。同じテーブルの70代のハラボジは自分は日本の学校に行ったが、子や孫は全員、ウリハッキョに通わせたとおっしゃっていました。それは自分が母国語を話せない、歴史、文化、伝統を知らない、子や孫には学ばせたい一心で送ったとおっしゃいました。一世が作り、二世、三世が守っている朝鮮学校、母国語、文化、伝統を学ぶために、民族の尊厳、誇りを守っていくために朝鮮学校は絶対必要だと言われました。私もそう思います。

どこの国でもそれぞれの民族学校も国の援助で運用されていると思います。なぜ日本では排除されているのでしょうか。高校無償化適用、補助金復活をさせるよう頑張っていきます。

大野さんもマイクを持たれました。

大野さん

ニュースで8月に京都のウトロで火事があったと伝えられていました。もしかしたらと思っていたらやはり、放火され広く燃えていました。記念館の50点も燃えたということです。胸が痛みます。22歳の若者ですね。過去に韓国民団に危害を加える事件をおこしていたそうです。4か月経過したこの前、このことが発表されました。

22歳の若者がどうして在日の人達を標的にしてそういうことをするのか。考えたときに、やはり親とか大人たちから差別的なことを聞いていてやる、悲しいことです。2009年ですかね、在日特権を許さない会に朝鮮学校が襲撃されました。これも同じような若い人がですね、朝鮮人に対する差別を悪いことと思わないでやる、こういうことが段々ひどくなるような気がします。2008年にも、橋下さんが朝高の問題で差別的な扱いを日本中に轟かせるということがありました。府・市も維新が闊歩し、ブルーリボンが増え、イライラしながら見ています。私達は高齢者が多いですが、長く生きていろんな体験をしており、差別は許されるものでない、戦争への回帰につながるとも危惧しています。

早く朝鮮学校を日本の学校と何ら差別のないようにやってほしいです。



大雨の中、兵庫から小川さんがまたきてくださいました。



京都から来られた藪本さんがアピールをされました。

藪本さん

京都から参りました。拉致問題について一言お話したいと思います。聞いてください。

朝鮮学校が無償化適用から排除された一番大きな理由の一つは拉致問題です。新潟のホームページなど見ると拉致問題ばかりかいてあるのですが、先日のホームページに、外国人を差別するな、外国人をいじめるな、という掲示出ていました。小学校で結構いじめが多いんです。外国人の方が多いので、外国人の人権を守るためにどうしたらよいかという話が書いてあったんですよ。お互いの違い、文化の違いを学ぼう、それはいいんですが、違いを学んで無くなるでしょうか。何を学ぶべきか、それは違いを学ぶことではなく共通項を学ぶべきだと思います。それは同じ価値を持った等しい人間であるということです。

価値の上下はありません。差別はありません。朝鮮学校の人達は拉致問題ともミサイルとも何ら関係のない人達です。

戦前の日本の日本軍のアジアにおける蛮行が、今の人たちの罪でないのと同じように、朝鮮学校の子ども達、保護者の人達は拉致問題について何の責任もありません。どうかそのことを理解していただいて、早く朝鮮学校への差別がなくなるよう訴えます。



大村さんもマイクを持たれました。

大村さん

451回目となりました。先週450回目の時は、城北の6年生の子ども達がきてくれました。子どもがここにきて皆さんにお願いするようなことをしなくて済むようにしたいです。彼らは朝鮮人としての誇りと自尊心もって育てられています。

しかし、ここに来れば日本社会や政治がどのようであるか感じているのではないでしょうか。450回目の火曜行動は毎日新聞のヤフーニュースが流してくれました。そこにヘイトスピーチまがいの書き込みがあるわけです。先ほどウトロの放火事件のはなしがありました。拉致問題の話もありました。岸田首相は自分の課題だと強調していましたが、在日朝鮮人への差別的政策、朝鮮学校への差別を止めない限り話し合いはできないと思います。

12月8日は太平洋戦争に突入した日です。歴史にしっかり学ばないといけないと思います。



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オモニたちのマイクアピールと全員でのシュプレヒコール、合唱「声よ集まれ 歌となれ」です。

オモニたちの歌とシュプレヒコール

オモニ

大阪朝高に子どもを送っているオモニです。

ここにくるのはもう何回目かなと思いながら、それでもやっぱり来てしまいます。

大村先生から子ども達がこうした活動をしている話がありました。私も子どもが小学校の時に子ども達がアピールに来ていたのですが、しっかりしているとか言われましたが、本当に心配、親として来させたくない気持ちがありました。なぜかというと、別の場所で署名活動をしていた時、良識のありそうな方に署名を求めたら、大きな声で「反対やから」といわれ正直傷つきました。子ども達にそんな思いをさせたくないという思いがすごくあります。

私達のことが取り上げられますが、ネットではほんとに目を覆いたくなるようなことがいっぱい書いてあります。書く人は顔は見えません、名前も出ないし何でも言えます。そうした人の知識というのはやはりネットのコメントを見てあたかも正しいことのようにうけっとたものです。それを見た普通の市民の人達がそれを拡散していってしまうということで、本当に恐ろしく感じます。

私は職場で本名で勤務しているんですけれど、若い人たちといろんな話をしていた時です。外国籍の人が、韓国語をしゃべれるの?と聞いてきたので、しゃべれるよ、日本で生まれたので現地の人より上手じゃないというと、日本の若い子が、え?!日本生まれなんですか?と言いました。私はびっくりして、私達の存在って知られていないんだと感じました。だから私達の存在を知ってもらうためにも必要で、これからもアピールを続けます。

歌 「声よ集まれ歌となれ」

シュプレヒコール

朝鮮学校の子ども達の学ぶ権利を保障せよ!
行政が差別するな!
朝鮮学校に高校無償化を適用せよ!
朝鮮学校に補助金を復活せよ!
朝鮮学校の子ども達を差別するな!
みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!




雨の中レポートを続ける平田さん❣️



最後の歌は歌舞団のソさんの音頭で「勝利のその日まで」‼️‼️



駐輪場での申し送りです。



12月12日、大阪朝鮮中高オモニ会主催のイベント(ガレージセール)が生野区の朝鮮人会館1階にて11時から行われることなどのお知らせがありました。掘り出し物が一杯だそうですよ。来週も頑張ります‼️
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