ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

11月13日、318回目の「火曜日行動」です。

2018-11-13 14:56:18 | 火曜日
やや雲の多い秋の日、318回目の「火曜日行動」が行われました。











宣伝カーが早くからスタンバイしています。








西風さん、今日もよろしく❣️





松尾さん、写真よろしくお願いしますね。







今日のレポーターは横道さんです^_^






我らがリーダー長崎由美子さんの第一声です。


☆長崎さん

「こども達が笑顔で、夢を持って羽ばたいてほしい」
そのことを願って火曜行動を続けてきました。


火曜行動を始めた6年前と府庁前の風景は随分変わりました。
変わらないのは、朝鮮学校への差別です。


何も特別なことを求めている訳でも、言っている訳でもありません。
日本の学校に比べれば、ほんとうに少ない金額の補助金です。
日本学校の子どもは一人年間約100万円の費用が支出されていますが、朝鮮学校の補助金は、一人年間7万円弱でしかありませんでした。


在日朝鮮・韓国の方々が多く住む大阪府と市は全国に先がけて、朝鮮学校に補助金を出して来た歴史があるのに、それを止めてしまった。
補助金は金額にかかわらず、お金以上の意味がありました。
この大阪の地でみんな一緒に生きているという意味がありました。


この6年の間、初級、中級、高級学校の子ども達が、厳寒の冬も、酷暑の夏も学校が休みになれば、府庁前でマイクを持ち訴えてくれました。ビラを配ってくれました。
これ見よがしに耳をふさいで通り過ぎる人、ビラをわざと捨てる人、子ども達の気持ちを考えると、理不尽な大人の態度に胸が刺される思いでした。


一日も早く火曜行動を終わらせるために、大阪府、市に対し一日も早い、補助金の再開を要求します。


☆長崎さん

11月10日、生野朝鮮初級学校で公開授業と、子ども達の素晴らしい芸術公演がありました。140人の方々が参加してくださいました。


近畿大学の学生さんが多数参加してくれました。
韓国からキリスト教長老会の方々、韓国の「ウリ市民連合」の方々、私が救援運動に入るきっかけになった、李チョル(李哲)さんも参加されました。


李・ミョンパク、朴・クネ政権の時代は韓国から朝鮮学校にお客さんを迎えるのに、随分気を使いましたが、今は朝鮮学校を訪れ、子ども達とウリマルで話し、交流しておられます。
朝鮮学校の子ども達が南北の架け橋になっているのだな、と実感しました。


また、春の公開授業に参加して朝鮮学校に関心を寄せてくれ、それから共和国も訪問したという、立命館大学の学生さんも、今回も参加してくれて、オモニ達と意見交換していました。
共和国に行ったとき、日本人として暖かく受け入れてくれて、自分の中にあった色々な思い込みが解消していったと話していました。


韓国の徴用工裁判も日本のマスコミや世論は、安倍政権に忖度したものばかりです。
国と国の問題になると関係が悪化するこの現状を、われわれ市民の側から崩して行きましょう。


今日は森友問題を闘っておられる、みなさんも抗議にきておられます。
設置条件を何一つ満たさない、教育内容にも問題だらけの森友学園を認可し、一方で何ら問題なく支給されてきた朝鮮学校補助金を理由なく打ち切る。
このことは、根で繋がっている問題です。











火曜バンド、始まりは5人から







宣伝カーも活動を始めました^_^





バイオリンの宮川さんが久しぶりに来られました。






















6年間変わらぬこのポーズ❣️





イケメン三銃士健在です❣️




いつも変わらぬこの表情、この姿勢❣️パクさん!




いつも笑顔よしのくっすんさん❣️








平石さんも来られましたね^_^





KCC会館の李さん!







平石さんがアピールです。


☆平石さん

市民のみなさん、府庁で働く労働者のみなさん!
私は20才から労働組合運動を行ってきました。


今回の「入管法」の改定問題は、明らかに棄民政策です。
政府は来年4月から実施すると言っていますが、今の技能実習生の問題を議論せず実施するのは、あまりにも乱暴です。


実習生の現状は時給300円、パスポートを取り上げる、労働法も適用されない、日本に来る時に斡旋業者に金を払って来るので借金がある等々、生活が成り立たない実習生が多いのです。
この現状を放置したまま「入管法」改定するのは新たな棄民政策です。


上限を3年から5年に延長すると言うが、5年いれば恋もするし、結婚だってあるでしょう。
しかし、5年たてば打ち切られるのです。


来日する労働者はアジアからの労働者が多いと思います。
欧米との交渉には卑屈になり、アジアの国々に対しては偉そうに交渉する、明治以来の日本の政策の延長です。


労働法が適用され、日本の労働者と同じ処遇にしなくてはなりません。
アジアの人々と共に生きていくことを目指さなくてはならない。
そのためには、もっとしっかり議論すべきです。
今回の「入管法」改定案には反対です。















東成支部の梁さん。口数は少なくても誠実で信頼できる方❣️今日も朝早くから学校に来られていました。頼もしい教え子です。









平田さん❣️





井上さーん❣️











今から関空に向かわれ明日のソウルでの水曜デモに参加される森本さん。








ハルモニ会陶山さんのアピールです。

☆陶山さん

先日の日曜日、守口で第25回目のチュギハッキョ、秋の学校がありました。
守口市内の各小学校の民族学級の子どもたちが一堂に集まって交流します。


朝鮮半島にルーツのある子どもたちが、各学校では2-3人とか少ないけど、1年に1度集まります。30数人集まりました。
今年のテーマは「つながろう民族の仲間たち、広げよう地域の輪」でした。
初めに各民族学級で練習してきたチャンゴやプクを、その場で初めて全員で合わせて演奏しました。とても上手にできました。


夜間中学校のハルモニ、ハラボジが9人参加してアリランを歌ってくれました。
90歳のハルモニの話がありました。子どものとき戦争や貧困や差別の中で勉強できなかった。80歳になって初めて夜間中学校に来た。字が書けてうれしかった。若い時にしっかり勉強してくださいと話しました。


また中学校の吹奏楽部の人がアリランとリムジンガンを演奏してくれました。
アリランに関して、あるオモニの話が紹介されました。吹奏楽部の人のオモニです。
オモニにとってはアリランは好きではなかった。暗くて嫌なイメージがあった。
それを娘が吹奏楽で練習していると聞いて、演奏会で聴いて、胸が熱くなって、それから誇らしく好きになりました。


そのあと低・中・高学年に分かれて民族のことを勉強しました。低学年は朝鮮半島がトラの形をしていること、有名な山と川の名前を見つけていました。
共和国にある山は行きたくても今はいけない。38度線で分けられているから。
でも今話し合いが始まって、行けるようになったらいいね。わかりやすく勉強していました。


子どもたちが明るく笑顔で勉強できるように、環境を作るのが行政の仕事です。府庁で働くみなさん、よろしくお願いします。


















ここにも頼もしい教え子が!支部委員長になりました!




森友問題で地裁に行かれていた方々が合流されました。アピールです。


☆森友問題を考える会から

松井府政の問題は、そもそも教育問題を変えていったことにあります。
「日の丸起立条例」「職員基本条例」などによって、偏向教育政策を行っていき、その延長線上に森友問題もあります。
今日は、木村豊中市議から、アピールしてもらいます。









☆木村豊中市議

森友問題の裁判は続いていますが、こちらが証人申請していた、近畿財務局の池田さんが、当日心身不調で出廷出来ないと、言ってきました。
その手があったか・・・と思ったのですが、池田さんに責任なしとは言いませんが、もっと悪い奴が上にいる訳です。麻生などが堂々と居座っている。

松井知事、吉村市長がおる限り、無茶苦茶な教育破壊が進んでいきます。
政治家が率先してヘイトスピーチをする。
いびつな、ゆがんだ皇国史観を教える学校を認可する。
こんなことを許してはなりません。この問題を幕引きさせてはなりません。
共に闘っていきましょう!








長崎さんが繋ぎます。


☆長崎さん

松井知事が火曜日の昼、公用車の中で喫煙していたことが問題になっていますが、彼は「その日はデモがあったから止むを得なかった」と言い訳をしました。
火曜行動をデモとしか捉えられない、卑劣な人物です。

大きな台風被害があった大阪をほったらかして、関空が被害で使えないからと、わざわざ名古屋から万博誘致活動に海外に飛び立っていきました。

知事は「万博」の理念や「オリンピック」憲章を読んだことがあるのでしょうか。
あらゆる国が国境を越えて仲良くするのが基本的な理念です。
アジアからの労働者や在日の子ども達の当然の権利をなおざりにして、万博など開けるのでしょうか。







大村さんもアピールされました。


☆大村さん

私は「城北朝鮮初級学校を支える会」の日本人です。
先日、学校で給食作りをしました。
約20人の仲間が集まり作りました。


始めて参加した仲間は「朝鮮学校のことは聞いてはいたが、何も知らなかった。本当に来て良かった」と言っておられました。


生徒さんからお礼の手紙をもらいました。
「日本の人たちがたくさん来てくれて、差別しない日本人もいるのだとわかった」と書いていました。私は4年生の生徒の、この手紙を読んで泣きました。


日本学校に通う在日の子ども達は、何気に差別を感じ、日本名で過ごす子も多いですが、朝鮮学校の中ではそんなことは、一切ありません。
でも、この手紙を読んで、朝鮮学校の子ども達もわかっているのだと思いました。


どうしてでしょうか。
行政が差別していることによって、何をやっても許されるのだと、子ども達はひしひしと感じているのではないでしょうか。


「入管法」の改定は、より安い労働力を確保するためです。家族を呼び寄せてはいけない規則です。日本の憲法では「家族」のことを謳いながら、この改定は憲法に違反しています。
もっと暖かみのある政治、行政であってほしいと思います。







横道さん、黙々とレポートされています。お疲れ様です。








オモニ会の方々のアピールとシュプレヒコールと歌「声よ集まれ 歌となれ 」❣️





☆エミさん

私は朝鮮学校に子どもを通わせている親です。

無償化裁判の不当判決の中に、朝鮮学校が団体から「不当な支配」をうけており、教育基本法に違反するとありました。

私は教育基本法の言う「不当な支配」とは何か、勉強しました。
「不当な支配」とは政治家の意向を忖度し、行政や権力が介入することです。
特定の団体のことではありません。

今の大阪の行政のやり方は、真っ当なものではありません。
真っ当な行政を行ってください。

今日もオモニ会のメンバーで歌とシュプレヒコールを行います。


♪『声よ集まれ 歌となれ』♪

《シュプレヒコール》


・すべての子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・行政は朝鮮学校を差別するな!


・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!


・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・みんなの力で豊かな共生社会をつくろう!















中大阪地域の委員長たち勢ぞろいです。





みんなで連帯の歌「声よ集まれ歌となれ」を歌います。


















☆大村さん

私達はどのようなことがあっても、決して諦めることはありません!

最後に力強くうたいましょう!「勝利のその日まで」



最後の歌は火曜行動の歌3ー「勝利のその日まで」❣️




















駐輪場での申し送りです。オ・ミヤさんが国際部と一緒に府庁内に入りロビー活動をされたことの報告がありました。













来週も頑張ろうとみんなで約束しました。





終了後すぐに大阪城公園に向かいました。短い秋を見届けたかったから、、、


先週よりどんどん赤い色が目立ちます^_^

一雨降れば落ちてしまいそうです。





















黄金色に染まっています。


























70階段を降ります。






来週紅葉が残っているでしょうか?





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2 コメント

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民族学級と夜間中学 (なかやま しげる)
2018-11-14 11:04:36
今日の陶山(すやま)さんのアピールは特によかったですね。夜間中学の90歳のハルモニのお話し。民族差別で子供の頃、勉強できなかった、80歳になって夜間中学に通い、字が書けるようになってうれしかったこと。どれも悲しく、そして最後は感動的なお話しです。民族学級の生徒たちに、子供の時にしっかり勉強しなさい、というお話しも重く、深い言葉です。そして、「アリラン」を初め嫌いだったオモニが、娘が演奏する姿を見て、この歌を誇らしく聞けるようになった話も感動しました。
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なかやまさまへ (ニョニョ)
2018-11-14 19:07:10
同感です。私も毎回ハルモニ会の方々が聞き取りをし文字おこしをして下さったアピール文を読みながら、本当に胸打たれることが多いです。
大勢の方々がもっともっとアピールされたら良いのになぁとも思っています。コメントありがとうございます。
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