ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

4月12日、467回目の「火曜日行動」です。

2022-04-12 17:55:00 | 火曜日


今日は467回目の「火曜日行動」です。



館山さんご夫妻が早くから来ておられました。



今日のレポーターはハルモニ会の平田さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいります。



長崎さんの第一声始まりました。

長崎さん

こんにちわ 私達は今日も、朝鮮学校に学ぶ子ども達の笑顔と夢を奪わないでと訴え立っています。

大阪府が全国に先がけて朝鮮学校に補助金を支給してきましたが、それがストップされてもう10年を超えようとしています。私達は、2012年4月17日にこの府庁の前に立ちました。10年目をむかえることになります。

どの子ども達も自分が差別されていると思わないで、夢と希望をもって社会の中で大きくなっていってほしい、ほんとに当り前な願いです。子どもが自分の力でどうにもならない政治的な理由をもって大人が子どもを差別することは許されないと思います。

4月になりました。春をとび越えて初夏のような気温になっていますが、この朝鮮学校への差別の問題は、日本人にとって、人間として認められ誇りを持っていくためにも許すことはできません。

大阪維新の人が首長をとってから、子どもに対する差別を露骨にするようになりました。
全国の自治体がみんな朝鮮学校への差別をしているかといえばけっしてそうではありません。先日、全国の朝鮮学校を支援する仲間の皆さんとzoomでオンライン協議をしました。

その時にでた話では、京都府も滋賀県も兵庫県も朝鮮学校への補助金をずっと出しています。滋賀県の三日月知事は朝鮮学校を訪問し、子ども達に仲よくしていこうとプレゼントもされています。愛知県の大村知事は、差別をすることが首長の仕事ではない、特に子どもに対する差別を地方自治体がすべきでないと、補助金を増額して続けています。

首長の仕事は住民の命と暮らしを守ることです。いろんな人たちが一緒に暮らしています。首長として一緒に暮らしていくための政策をつくる、それが本来の仕事です。

大阪は在日朝鮮人が一番多く暮らす自治体として全国に先がけて補助金を出してきました。

私は大阪に暮らして40年余になります。いわゆる”朝鮮バッシング”が起きるたび、大阪府に請願に行ったことが何度もあります。横山知事、太田知事の時もありました。保守と言われる人達の時も、朝鮮学校の子ども達にきちんと向き合い配慮してきました。

その時代を思うと、補助金を打ち切り、子ども達が認められていないと思わされる、そういうことを行政自身がする。本当に考えられないことです。

声を上げなければ、黙っていたら無かったことにされてしまう。戦争のこと、植民地支配のこと、声を上げる人がいなくなれば闇の中に消えていくことを経験してきました。

そういうことを知ってほしい、そして大阪府は行政としての誇りを取り戻してほしい、そんな思いでアピールをしています。ではいろんな方にアピールをしてもらいます。





田村さん

こんにちわ 1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会です。

私は小さい時、家が豊かでなかったんで風呂がなかったんです。近くに暮らしておられて、風呂に呼んでくれはったんが朝鮮学校のおばちゃんでした。とてもやさしくて今も記憶に残っています。

小学校の時ですけど、風呂がないのは私の家だけという状況でしたが、入浴をさせてくれるというおばちゃんたちでした。庶民の間では日本と朝鮮の人々は仲良く生きていると思います。

大阪に来たら、朝鮮が南北に分断されて、国連では片方に肩入れしたらいかんというのが決りやと、それに対し、日本政府は南の方とは国交を結んでいるけど北とはやっていないって、朝鮮問題をやってる人から聞いたんです。

日本はいまだに朝鮮人民共和国と国交を結んでいません。社会では160余の国が朝鮮人民共和国と国交を結んでいます。日本が発展した先進国だと言うけど、その面ではものすごく遅れている国ではないかと思います。

今、アメリカとかが、力による現状変更には反対といい、日本も一緒になっていますが、力による現状変更を続けてきていると思います。
歴史的に見ると、日本は朝鮮半島からいろんなことを学んできました。こうした歴史の成り立ちをもっともっと大切にすべきだと思います。人間はそうして育ってきたと思います。

差別はいけないと思います。早く朝鮮人民共和国と国交を結んでください。そして差別をいつまでも続けないで、授業料の無償化を適用してください。

これが大阪府民・市民の願いであり、税金をそのように使ってほしいと思います。



火曜日バンドは不滅です。



イケメン三人衆健在です。



竹内さんがマイクアピールをされました。

竹内さん

参加して4年目になります。

富田林で韓国語講座に通っています。全部で12人の仲間がいます。

講師の先生は韓国から来られている方で、日本語はしゃべらずにずっと韓国語ではなしてくれます。結構レベルがアップしているかなと思っています。

この前、ここでのあいさつを韓国語で出来るようになりたいと言ったんですがまだまだです。次回、立ったら必ず韓国語でアピールしたいです。



東谷さんもマイクを持たれました。

東谷さん

この中にいてる人のなかでは新しい方と思います。ここに来たのは子ども達への差別を大阪がするのは、本当に理不尽なことだと思ってです。

子ども達は教育を受ける権利があります。それを出さない、本当に差別的なことをしている。日本人の1人として本当に我慢がならないです。申し訳なく思います。

どうか一日も早く朝鮮学校への授業料無償化を認め、朝鮮差別をなくしてください。本当に心から思っています。一日も早くこのことを行ってください。




アピールが続いています。大村さんがマイクを持たれました。

大村さん

467回となりました。ここに立ち続けて4月17日で丸10年になります。始めた時はそんな思いはありませんでした。
撮っていたビデオを改めて見ていて、裁判の公判のことなどを思い出しました。

中でも2010年の3月10日の出来事は忘れることができません。橋下元知事が朝鮮高級学校を訪れたときのことです。生徒たちが歓迎する中をニコニコとして応じていたが、その後すぐに補助金をバッサリと打ち切ったのです。
4要件なるものをだしてきましたが、容認できるものではありません。

今、幼保無償化除外に対し、市はやっと新たな支援策を認めました。それは保護者のみなさん、同胞の皆さん、私達の行動の声で大阪市も幼児教育を認めたと思いますが、そのことを評価したいと思います。ぜひとも補助金についてもお願いしたいと思います。

先日、城北初級学校の入学入園式がありました。子ども達は厳しい環境の中ではあるけれど、民族教育をうけ、朝鮮人としての誇りを持って生きていけるよう、歴史、文化、言葉を学び、日本で育っていく。私達日本人は寄り添っていかなければならないと思います。



オモニたちの歌とシュプレヒコール

オモニ

皆さんお久しぶりです。今日は半年ぶりの参加になります。赤ちゃんを生みまして久しぶりの参加です。そして2月、とても嬉しい知らせを頂きました。やっとやっと幼児教育無償化の対象になりました。新たな支援策が行われます。本当にありがとうございます。

声を受け止めてくれた大阪市の力で無償化が始まります。子ども達への暖かい愛情を頂き、これがスタートだとおもっています。6年かかりましたが、これからも頑張ろうという気持ちを込めて歌とシュプレヒコールをします。

「声よあつまれ 歌となれ」


子ども達の学ぶ権利を保障せよ!

行政が差別するな!

朝鮮学校への高校無償化を適用せよ!

みんなの力で豊かな共生社会を作ろう!




火曜日バンドの演奏と共にシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が繰り返されています。



最後の歌は歌舞団のカンさんの音頭で「勝利のその日まで」❣️❣️



駐輪場での申し送りです。



クッスンさんが今日も愛のキャンディで参加者の皆さんに元気を届けてくださっています。



最後のまとめでは、大村さんから、24日の「私はチョソンサラム」の紹介と、村上さんから、「28日の人民新聞セクハラ・パワハラ裁判への呼びかけ」がありました。



来週は火曜日行動開始ー10年ということで、なるべく多くの人にアピールしていただくということが伝えられました。



来週4月17日に「火曜日行動」開始ー10周年を迎えます。沢山の方々の参加を呼びかけます



来週も頑張りましょう❣️❣️

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