ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

9月6日、210回目の「火曜行動」です。

2016-09-06 15:14:03 | 火曜日
夏休みも終わり、高校生たちは中央体育大会に行ってしまいました。寂しくなるなぁ〜と思っていたら今日も朝大生始め朝高の先生方も大勢来られてとても賑やかでした。








でも、何時もの指定席にはバリケードのようなものがあり、とても狭く悔しい思いをしました。





12時!210回目の「火曜行動」始まりました。長崎さんの暖かく元気な声がこだまします。





今日のレポーターはハルモニ会の平田さんです、よろしくお願いします。

-長崎さんのアピール-


「訴え続けて、今日は210回目になります。お配りしている黄色いビラを手に取ってみてください。ウラ面に、千葉県の弁護士会会長の声明が書いてあります。

国は補助金を出している自治体に圧力をかけるような通達を出しました。愛知県の大村知事は子ども達の学ぶ権利を奪ってはいけないと支給を続けています。

兵庫も京都もそうです。千葉県の弁護士会会長は国が通達を出すのは間違っている、憲法に違反していると言っています。


1923年の9月1日、暑い日に関東大震災が起きました。9月3日、NHKのドキュメンタリーで、多くの朝鮮人が虐殺されたことを報道していました。私は同じことを繰り返してはいけないという思いで番組を見ました。


震災が起きた日の午後、“朝鮮人が殺しに来る”“井戸に毒を入れに来る”という流言飛語が流されました。証言によると、内務省の役人がピストルを持って、朝鮮人から住民を守ると言って自警団をつくって虐殺を行った。近所の人達も内務省の役人も言っているとウソやデマを信じたと。


流言飛語は9月1日午後には東京中に広がり、埼玉、千葉などへも広がっていきました。1日には、国は流言飛語がウソだと分かったようですが、虐殺は9月6日頃まで続きました。後に、国は虐殺が分からないように処分するようにと通達を出しました。


証言した人は、忙しい中、埋めた死体を掘り起こして、焼いて、灰を畑に撒いたと言っています。国会で議員が、遺族に謝罪し、賠償するべきと追及したが、陸軍は“調査する”と言っただけで、そのまま今日に至っています。何人の方が犠牲になったのかもはっきりしていません。


今、ヘイトスピーチや差別を正していかないと、同じ道を歩んでしまう危険を感じます。」(レポート平田)


後半

ー長崎さんー

朝鮮学校との出会いを作っていきたいです。これから秋の催し、運動会や公開授業、資金カンパのためのバザーやフェスティバルなどが始まります。ぜひ一度、参加してみてください。










火曜バンドは三人からです





イケメン4人衆健在です










目の治療を済まされ、朴さん復帰です



城北の先生








歌舞団の舞姫登場!




明るい仲間たち





中大阪の保護者です





梁先生、いつもこのゼッケンです




長崎さん




斎藤さぁ〜ん。






井上さぁ〜ん





大阪国際がんセンター





和歌山から親子で来られました。






火曜バンド どんどん増えていきます




奈良の森本さんと森ノ宮の武市さん





和歌山から来られたカンさんがアピールをしてくださいました。

「和歌山県の保護者です。

和歌山でも補助金を停止すると言ってきています。お金だけの問題ではありません。県教委に訴えに行くと、「子ども達の人権を守ろう、子ども達の笑顔を」という標語が書いてあります。朝鮮の子ども達はここに入らないのか、どう思われているのかと思います。


朝鮮学校はいじめてもいいんだ、差別してもいいんだ、この差別を広げているのは、国のこの差別政策です。なぜビラを配っているのか、何を訴えているのか、手に取ってみてください。少しでも分かろうとしてください。」(レポート平田)







梁ハルモニと大村さんの珍しいツーショット





ーエミさん登場ー


「保護者のひとりです。「60万回のトライ」のパク サユ監督の投稿を読ませてもらいます。


「民族教育、マイノリティの教育権は保障されなくてはならない。」丹羽弁護士の言葉をきいて、「地方自治体の補助金停止は、子どもの学習権を侵害し、国際人権規約にも反するものです。行政手続き上も違法です。よって、補助金は支給すべしです。」と。


「明白な差別で、ヘイトスピーチ、ヘイトクライムの誘因になっていることが分かると思います。ウリハッキョを選んだ父母は、仕事をし、税金を払い、地域の活動もしています。地方政治の劣化です。」(レポート平田)








東淀川の長老登場





朝大生





朝高卒業生たち




もうお馴染みの朝大生






二人並んでファイティン!






ー朴さんのアピールー

「補助金再開、無償化適用除外反対の声をあげ、公的支援の枠にもどすように訴え、210回になります。


昨日、東成ですばらしいことがありました。朝鮮高級学校に通う、リソンアさんがワールドカップ アンダー17で、共和国のサッカー代表に選ばれました。

セレッソ大阪リリースで一緒に練習しています。

サッカーやスポーツの世界は民族、どの国に所属しているか関係ありません。


教育は政治に左右されてはないと思います。


民族差別は止めて、無償化適用、補助金を外すことなく、他の外国人学校と同じ枠にして、支給してください、すべきだと思います。」(レポート平田)


「関連写真を少しだけ」



(後輩たちに囲まれて)












ー森本さんのアピールー


「8月14~16日、韓国ソウルへ行って、8・15解放の集会やデモに参加してきました。歌や踊りを交えた楽しい集会やデモでした。「韓国みやげ話」という詩をつくりました。紹介します。「・・・・」。」(レポート平田)


 「韓国土産話」           森本忠紀


ハン・チュンモク、ソン・ミヒ、キム・ウンジン、…
韓国はどうだった?と聞かれて
たちどころにあがる固有名詞
細やかな気配りと心遣いで
仕事を精力的にこなし
重要なポジションにあって
明るくザックバラン
心にしっかと抱く民族の魂
彼ら、韓国進歩連帯常任代表、女性同盟代表、反戦平和国民行動執行委員長、…
この夏韓国を初めて訪れた感想の第一は
韓国の平和運動をともに経験し
デモも集会も楽しくて胸躍ったということだった
若さいっぱいで力強く
真剣でひたむきな情熱がビシビシ伝わる
未来を切り開き歩まんとする強固な意志は
体ごと表現され
躍動が大きなウエーブとなり躍動を生む
自らとお互いを信じる心が
陽気な解放の空間を果てしなく広げる
韓国の平和運動は韓国現代文化の基底を成す
生きた文化だ
現在のわたしたちの日本が暗く希望がないのは
朝鮮半島を知らないことときっと大いに関わりがある
憲法九条を破り日本を戦争できる国にした
安倍政権によって選挙で打ち負かされたわたしたちのこの日本に
怒りが悲しみが痛みが苦しみがどれだけあるというのか



朝鮮半島の平和がアジアの平和を作る
反戦平和の国際連帯活動をさらに広げようと
「コリア・インターナショナル・ピース・フォーラム(KIPF)」を
ハン・チュンモクさんは提案された
ベトナムに戦争の終結と解放をもたらした
国際平和運動勢力の連帯と共同闘争が
韓国を舞台にいま始まった
ベトナムからアメリカが叩き出されたような
ダイナミックな歴史の激動が
今度は朝鮮半島で起こるだろう そのとき
わが日本はどうなるだろう 
どうするだろう
詩人の金時鐘さんが教えてくださった
朝鮮・韓国では昔から
詩人とはほんとうのことを言う人のことだった
そのため命を落とすことがあろうとも



韓国では状況が苦しいとき
より力強い希望の歌が生まれたという
政治闘争と文化の闘いは相呼応して前進する
日本でも希望をなくしている多くの人々を励まし元気づける
民衆の歌が欲しい
その芽はすでに芽生えている
朝鮮学校差別を許さない
毎週火曜日大阪府庁前の
火曜日行動
そこに広がる自由な空間
詩的な空間
それ自体が群集劇 群集朗読詩だ
わたしは夢見る
火曜日行動の詩と精神に学びながら
詩や歌や踊り、演劇の自由な表現活動が
わたしたち日本人の手で取り組まれることを
下手くそなところからの出発
それでいて朝鮮半島の鼓動に応え響きあう
そんな文化の闘いが生まれることを」〈森本さんのFBから)






クッスンさん、今日もかち割り氷、キャンディとみんなに配ってくれます、本当に有難うございます、元気の源です。





宮川さんも合流






宮川さんのバイオリンに合わせて「この坂を上れば」大合唱、その後駐輪場にいつものように集まりました



(松尾さんが写した写真)



















今日は久々に朴リョンヒさんと森ノ宮まで歩き、野菜炒め定食食べて帰りました。美味しかった、やよい館









うちのブーゲンビリアと、横道さんに頂いたゴーヤを食べた後、種を撒いておいたらこんなに大きくなりました。来週も頑張りますね。






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