「간판 없는 거리」
윤 동 주
정거장 플랫폼에
내렸을 때 아무도 없어,
다들 손님들뿐,
손님 같은 사람들뿐,
집집마다 간판이 없어
집 찾을 근심이 없어
빨갛게
파랗게
불 붙는 문자도 없이
모퉁이마다
자애로운 헌 와사등에 *와사등=가스등
불을 혀 넣고, *혀 =켜
손목을 잡으면
다들, 어진 사람들
다들, 어진 사람들
봄, 여름, 가을, 겨울,
순서로 돌아들고.
(1941)
「看板のない街」
ユン・ドンジュ
停車場のプラットホ-ムに
降り立ったとき 人影もなく、
みんな訪問者(きゃく)ばかり、
訪問者(きゃく)のような人ばかり、
家々に看板がなく
家を探す心配がなく
赤く
青く
明減する文字もなく
街角ごと
優しい古びた瓦斯燈に
灯りをともし
手を握れば
みんな、穏やかな人びと
みんな、穏やかな人びと
春、夏、秋、冬、
季節(とき)はめぐり。
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