ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

日記 「リファのインフルエンザ日記①」 (2012・2.28)

2012-02-28 13:56:27 | 日記
日記  「リファのインフルエンザ日記①」


 リファがA型インフルエンザにかかり二日目,ハンメと8時40分から14時まで6時間弱一緒にすごしました。
 
 リファはつみき保育園に通っていましたが、昨年4月の年長組から中大阪の幼稚班に通っています。ダンスが大好きで、リズム感もよいので、保育園の時もすごく褒められていました。

 今は人見知りもしないし誰にでも順応しますが3ヶ月のころから1歳になるまで、人見知りがとても激しく長引いたので、オンマ、アッパが苦労したと思います。おまけにアレルギーがあったので牛乳や卵も禁止され、お誕生日の日もケーキを特注せねばなりませんでした。

 食が細くおまけにいろいろ制限される食べ物があったので、オンマは本当に苦労したと思います。でも几帳面なオンマが献立もよく考え、栄養のバランスを考えながら薄味で食事させたし、治療もきちっと受けさせたので、今はアレルギー体質を屈服して細いけど元気な明るい子に育ちました。

 6歳ですが4歳の妹とやんちゃな2歳の弟が下にいます。気持ちよいほどハキハキしていますが、度がすぎるときは「リファ、優しく、優しくしゃべってねぇ」と言います。すると、すぐ声のトーンが下がりますがほおって置くとエスカレートしてしまいます。

 負けず嫌いで一緒にトランプをしていても、負けるとよく泣いていました。(このごろはだいぶマシになりました。)

 今日も午前中はトランプ、オセロ、ゲーム等をしながら楽しく遊びましたが今は真剣勝負をしても5分5分です。

 好き嫌いがはっきりしているので食事も注文を聞いてからつくります。昨日はうどんが良いといい、今日は蕎麦が良いと言ったので要求通り作りました。熱も下がり食欲も戻ってきました。

 無理やりお昼寝もさせ、昼食後きっちりお薬も飲みました。私が食事の片付けをしていると、急にピアノの練習を始めたので、しばらくほおっていくと「ハンメー、来てー」と呼ぶので用事を中断しピアノのそばに行きました。楽譜どおり弾けているか見てというのです。
 
 「カエルのうた」と「ジングルベル」の2曲の練習をしていました。両手の練習曲です。「かえるのうた」は少しだけ注意してあげるとすぐ、ちゃんと弾けていましたが、「ジングルベル」の方は楽譜どおりに弾きません。符点音符がなく4分音符が並んでいるのに符点音符のように弾くのです。多分今まで耳で何回も聞いていた「ジングルベル」が頭にこびりついているのでしょう。

 何回か指摘をし、治ったと思ったら、また符点音符のように弾いてしまいます。私も適当に目をつむってやればよかったかも知れませんが、楽譜と違うように弾くのは絶対ダメだと思い、何回も注意しました。するとリファが急に泣き出しました。泣きながらもまだ練習しているのです。

 私が「しんどい時に無理に練習しなくても良いよ」と言っているのにまだ泣きながら練習をするのです。たまりかねて私は「リファおいで」と云ってリファを抱っこして長椅子に連れて行きました。まだ泣いています。「なんで泣いてるの?」と聞いても何も答えず泣いています。私はリファが不憫になり、しばらく赤ちゃんの時のようにリファをギュッと抱き続けました。

 やっと泣き止んだので、何も言わず一緒に蕎麦を食べました。昨日は食欲がなくうどんを半分残しましたが今日はお汁も残さず大根、人参,とろろコブ、かまぼこの入った蕎麦をきれいに食べました。食後二人でトランプをしていたらオンマが迎えに来たので帰りました。泣いたことはオンマに内緒です。明日もきます。


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