ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

追憶2015 51 生まれ故郷青森訪問記③ 五所川原編

2015-12-29 23:45:44 | 旅行



10月24日午前、五所川原に連れて行っていただきました。朝からあいにくの雨でしたが・・・

その前、朝一番にお部屋にある露天風呂に入ってみました。最高です。今までの疲れがすっと消えた感じがしました。



8時半に旅館を出発して斜陽館に到着したのは9時半ごろでした。

斜陽館は太宰治の生家を記念館にした場所です。お部屋が19もある豪邸です。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に行ったのが津軽三味線会館でした。



津軽三味線の実演を見ました。

 

右側の方はお師匠さんですが80人ものお弟子さんがいるそうです。伝統を守るためにここでも頑張っておられる方がいました。

 


会館内に有った資料館は撮影禁止だったのですが、津軽三味線の歴史を知ることができました。

津軽三味線の元祖といわれている仁太坊―8歳の時疱瘡のため失明しましたが12,3歳のころに上方から流れてきた女三味線弾きに手ほどきを受けたと伝えられています。彼の弟子である嘉瀬の桃、最後の弟子である白川軍八郎は特に有名です。


盲目の身でありながら人生を諦めることなく津軽三味線を編みだし数多くの弟子を残した仁太坊の生き様から学ぶことが多々ありました。素晴らしいと思いました。

津軽三味線の歴史を学びながら私たち、在日朝鮮人は何を残し何を伝え続けなければならないかを改めて考えさせられました。考えれば考えるほど私たちにも残し伝えなければならない財産がいっぱいあることをこの地で改めて考えさせられました。今回の旅行で一番感動した場所でした。

私は在日朝鮮人の偉業の中で一番大きいものはウリハッキョー私たちの学校―民族学校を作り守ってきたことだと思います。

70年もの間1,2,3,4世が代を繋いで発展させ守って来ました。これは奇跡に近いと多くの海外及び日本の訪問者の方々が仰いました。異国の地に於いても民族の言葉、民族の伝統、民族の文化が花開く朝鮮学校は世界遺産に登録されるべきだと改めて思いました。

11時半ごろ立佞武多の館に移動しました。圧巻です。想像を絶しました。

7階建て(22m・16トン)ビルディングの高さの立佞武多が3体も陳列されていました。びっくりポンです。


 

 

 

 

 

 

 



 


 

 











お昼はこの館の最上階でいただき、午後からは雨の弘前公園に行きました。では又こんど・・・
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