ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

朝鮮学校の子どもたちへの差別をやめてください。

2024-06-23 10:57:39 | 火曜日


この写真は2012年6月19日、10回目の「火曜日行動」の日の写真です。私は、この日初めて「火曜日行動」に参加しました。

先週の「火曜日行動」は、大雨のため急遽中止になったので、その日アピールさせていただこうと思っていたことをここに記そうと思います。

 2012年6月16日、詩人の河津さんと北陸のウリハッキョを訪問した帰りの汽車の中で、これからのことを話し合ったのですが、その時私は大阪府庁前で行われていると聞いた「火曜日行動」に参加してみると話し、帰路に就いたのです。

  三日後に行われた10回目の「火曜日行動」の日から今日まで562回、行動が行われましたが、私は560回「火曜日行動」に参加いたしました。数字の足りない2回は、一度はインフルエンザのため参加できなかったし、もう一度は義兄の49日葬が行われたため参加できなかったのです。でもFb投稿とブログ投稿はハルモニ会の仲間の支援のもと、一度も欠かすことはありませんでした。ブログ投稿は右翼の妨害にあい一度は中断されたものの20回目から今日まで一度も中断されたことはありません。

 この間残念なことに病に倒れ参加できなくなった方が何人かおられましたが、長崎さん、大村さんをはじめ大勢の仲間と共に満12年間心ひとつに行動してまいりました。

 2014年に生れた私の末孫はすでに初級部5年生になりました。なのに朝鮮学校に対する無償化からの除外は解消されず、幼児無償化までも解決されていません。

 この国に生れ75年間、ひたすら真面目に一生懸命生きてきた自分ですが、人生の最終章でこんな辛い思いをするとは夢にも思っておりませんでした。

 戦いの中で、たくさんの日本の友人ができ互いに励ましあいながら過ごした12年間ですが、この国はなぜ私たちをこんなに苦しめ続けるのかと怒りを抑えることができません。

 日本の植民地から解放された3年後の1948年にこの世に生れた私ですが、独立した国家である朝鮮民族の一員としてこのまま泣き寝入りすることはできません。可愛い孫たちに差別をそのまま引き継がせることはできません。

 このコメントを読んで下さった方々、ぜひ一緒に考えてください。心無い人からそれなら自分の国に帰れなどと暴言を吐かれたことも何回かありましたが、それで解決できる問題ではないと思います。日本の将来ある子供たちのためにも朝鮮学校への差別を直ちにやめてください。沈黙は罪だと思います。



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