ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

2月20日、557回目の「火曜日行動」です。

2024-02-20 17:42:19 | 火曜日
へんな天候が続いています。



557回目の「火曜日行動」始まりました。



今日のレポーターはハルモニ会の井上さんと横道さんです。写真撮影は松尾さんです。今日も応援よろしくお願い致しますね。



長崎さんの第一声始まりました。


☆長崎さん

府庁にお勤めのみなさま、ご通行中のみなさま、こんにちは。
いつも火曜日バンドでアコーディオンを弾いてくれている古賀さんがアクシデントでお休みですが、残ったみなさんで頑張っていただいています。
今日の火曜日行動、557回目をスタートします。

私は、昨日の「ウォーメリカの運命」という映画の上映会の感想と、南北コリアの子どもたちの絵画展の感想をお話ししたいと思います。

今の日本の政治状況を見た時に、戦争への火種が文字通り一触即発のようであり、お互いへの信頼や関係性が断ち切られようとする時代です。

南北コリアの子どもたちの絵画展は20年に亘って続けられてきました。共和国、韓国、中国、そして朝鮮学校の子どもたちの絵画を通してお互いが交流することを地道に続けて来られました。日本と共和国の関係が正常化できず行き来がなかなかできない時でも、朝鮮学校の先生たちは共和国に絵画を持って行き、共和国の子どもたちは朝鮮学校や韓国の子どもたちの絵を見て、「いつか君たちに会いたい」「平和を作りたい」という言葉を書いています。それがこの20年の間に若い世代の人たちに引き継がれているそうです。こういうことが平和をつくることなんだなと思います。地道な努力こそが最高の安全保障だと思います。

ガザでは3万人が殺されその7割が子どもたちや女性です。それを未だに止められないでいます。「ウォーメリカの運命」を観ると、アメリカが建国以来侵略、戦争することで軍産複合体が肥え太ってきた、それが今も続いているのがよくわかしました。色々な人たちに観てほしいという声が会場でたくさん上がっていました。


参加者の皆さん❗



ヨシナリさんがマイクを持たれました。

☆ヨシナリさん

アンニョンハシムニカ みなさんお疲れ様です。さきほど10分ほど雨に遭いましたが坂道を上がってきたら雨も上がり爽やかな風が流れています。

朝鮮学校のさまざまな行事が開催されていましたが、私も一部参加させていただきました。
朝鮮中高級学校の美術部の展示を見ました。一人ひとり感性が豊かで甲乙つけ難い作品ばかりでした。小さいギャラリーで誰でも参加できます。アットホームな雰囲気で心温まるイベントでした。

もう一つ、旧城北初級学校の給食作りにも参加しました。来月には北大阪初級学校に校舎も移動となり今回が旧城北初級学校での最後の給食となりました。もうすぐ卒業式ですが、子どもたちは今度の北大阪で巣立つことになります。子どもたちには、あと少しの今の校舎で楽しい時間を過ごしてほしいと思います。

「ウォーメリカの運命」を昨日観ましたが、日本の侵略戦争、虐殺と同じようにアメリカによる侵略、虐殺があっことを知ることができ、とても勉強になりました。




大野さんもアピールです。

☆ 大野さん

アニョンハシムニカ ご苦労様です。
昨日、映画「WARmerica の運命」を観てきました。
感動の一言です。金哲民監督は素晴らしい人です。

アメリカがこれまで如何に戦争によって富を蓄えてきたか。それも、でっち上げて戦争にもっていったか。映画は鋭く突いています。
その内にアメリカは滅びるのでは、ということです。

韓国の尹政権はアメリカと軍事同盟を結び、年に500回も軍事演習をしている。日本はアメリカとは日米安保があるが、韓国と軍事同盟を結んでいない。その日本が韓国の軍事演習に参加している。これはどういうことか。
日本はどうあるべきか。私たち日本人は何をするべきなのか、考えさせられました。

今は広島に原爆を落としたのがアメリカだと知らない子ども達もいる。広島と長崎の原爆で在日や徴用された朝鮮の人々が数万人も犠牲になったことは、もちろん知らない。
死んでからも日本は差別的な扱いをした。このようなことが描かれていました。

こんな日本ではありますが、やはり将来に渡って平和でなければならない。映画を観て大変危機感を感じましたが、だからこそ、我々は何をするべきなのか問われ考えさせられる、いい映画でした。ありがとうございました。




若者代表がマイクを持ちました、頼もしいです。

☆ 韓さん(青年同盟)

アニョンハシムニカ
一昨日、大阪朝鮮初級学校の芸術発表が行われました。わたしも青年同盟で活動している仲間と一緒に、お手伝させてもらいました。

可愛い子ども達がチョゴリのオッコルム(結び紐)を結んでほしい、と言って来てお手伝いしました。本当に子ども達を身近に感じる貴重な経験をさせてもらいました。

終わった後にチョチョン(青年同盟)のみんなに感想を聞いてみると、学生だったり働いていたりで最初はあまり気が進まなかったけど、お手伝い出来て良かったと言っていました。
何故か。自分達が育ってきたウリハッキョがどれだけ素晴らしいか、貴重な場所であったか、よくわかった。と言っていました。

今、芸術発表をしている子ども達が大人になって、ウリハッキョの素晴らしさを感じ、また大人になった時も、素晴らしい学校で有り続けるために、私たちの活動があるのだと確認できました。

これからも朝鮮学校の未来のために、子ども達の明るい笑顔のために闘い続けましょう!






小川さんが発言されました。


☆ 小川さん

神戸市が今年の予算で高校「通学費補助」を打ち出しました。神戸市議会の議員に確認したところ、担当者から朝鮮学校も対象に含まれると言う回答を得たそうです。

私学のなかに外国人学校、特にウリハッキョ朝鮮人学校を同等に保障することは、教育権獲得の大きな一歩だと思います。大阪府・大阪市も頑張ってほしいと思います。


オモニ会のみなさんがアピールされました。

☆ オモニ

府庁で働く皆さま お疲れ様です。
火曜日行動の皆さま ありがとうございます。

私達は朝鮮学校に子どもを送っている保護者です。今日は仕事を休んで来ました。
朝鮮学校は学校への補助金から外され、高校無償化から外されています。新しい制度が出来ても線引きされ、外されてしまうと思うと、本当に悔しく腹立たしいです。

私達は同じ日本に住む人間です。日本の植民地から解放されて75年も経つのに、今も尚、在日朝鮮人は差別され続けている。こんな理不尽なことがあっていいのでしょうか。

2月18日に大阪朝鮮初級学校の学芸会がありました。キラキラ輝くこども達を見て感動しました。

3月3日には大阪朝鮮高級学校の卒業式があります。差別を受けてきた学生達が胸を張って高校を卒業します。この卒業生達は日本の大学にも進学します。日本の社会で働きます。
この子ども達を大人が守っていかなくてはならないと思います。
わたし達は子ども達の学ぶ権利を守るために、今の状況を少しでも変えるために、声をあげ続けたいと思います。
そんな思い を込めてみんなで歌を唄います。


みんなも一緒にシュプレヒコールと合唱です。

☆オモニたちの歌とシュプレヒコール
♪『声よ集まれ、歌となれ』♪
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!

・行政が差別するな!


火曜日バンドのリーダー古賀さんの分も頑張ろうと、他の方々が一生懸命楽器を吹き、奏でてくださっています。



参加者の皆さん❗



大村さんのアピールです。

☆ 大村さん

先週の水曜日、北大阪朝鮮初級学校を支える会の給食づくりをしました。この給食は学期に一回行っています。今回で27回目となりました。火曜日行動からも何人か参加してくださいました。

この話をすると大抵の日本人は「へえ 給食ないの?」と言います。学校に給食があるのは当たり前だと思っています。
保健室もありません。保健の先生もおられません。給食も保健も法律が適用されていないのです。

給食は子ども達が大変喜んでくれます。日本人がこんなに来て作ってくれる。そのことがとっても嬉しいと言ってくれます。私は子ども達が日本人を身近に感じてくれるのを、嬉しく思いました。
これからも続けていきたいと思います。みなさんのご協力よろしくお願いいたします。

日曜日には北大阪朝鮮初級学校の芸術発表会がありました。
子ども達が本当に晴れやかな、楽しそうな笑顔で取り組んでいる姿に胸が熱くなりました
6年生の子ども達が前に出て発表しました。「ウリハッキョが僕達に民族を教えてくれた。僕達がチョソンサラムとして生きていくことを教えてくれた。僕達はこれからもウリハッキョを守っていきたい」と言いました。
この言葉を聞いて、ウリハッキョを守るのは、日本人に課せられた責任でもあると私は思いました。

私達は決して諦めることなく、これからも頑張っていきましょう。




駐輪場での申し送りです。



東成の同胞からの差し入れを紹介してくださっている長崎さん(写真には撮れませんでしたが、数10個入っていました。)

中本分会の洪さん、いつもいつも本当にコマッスムニダ!



いつものようにクッスンさんが美味しいキャンディを配ってくださいました。本当に10数年間コマッスムニダ❗



来週も頑張りましょう!勝利のその日まで!!
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