ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

2月6日、555回目の「火曜日行動」です。

2024-02-06 14:44:09 | 火曜日
寒さは厳しいですが、今日も三々五々大阪府庁前に集まられました。



今日のレポーターはハルモニ会の一番お若いレポーターの木村さんです。写真撮影はいつものように松尾さんとニョニョです。応援よろしくお願いいたします。



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

寒い中ですが、今日も元気に始めていきましょう。

今、いろんな横断幕が掲げられていますが、一刻も早く権利が実現してこれらの横断幕が取り払われるよう、がんばっていきましょう。

朝鮮学校のすばらしさはその創造性にあると思います。学生たちの美術の指導をしてくださる先生が個展を開き、そこで火曜日行動をイメージして作られた横断幕も掲げられています。韓国から送られた横断幕もあります。南北関係が冬の時代になっていますが、韓国の市民団体からも様々な支援をいただいています。

ホ・オンニョ先生とハルモニ会の皆さんによる火曜日行動紹介のブログを見て、カンパを送ってくださった方もいます。
毎年、グランマ号のTシャツを販売してその売上金からカンパを送っていただいている方も今日参加されておられます。


参加者の皆さん❗



無償化連絡会大阪の共同代表ー藤永さんのアピールです。

☆藤永さん

もうじき2月20日という日がやってきます。この日は、2013年2月20日、政府が、朝鮮学校への高校無償化の根拠となる法律の条項を廃止し、無償化からの除外を決めた日なのです。

大阪府ではそれに先立ち、朝鮮学校に対する補助金を停止し、その動きは全国の自治体に広がってしまいました。大阪府民として断腸の思いです。

吉村知事は「教育の機会均等」を口にし、「全ての子どもたちに平等な教育を」と訴えますが、そこから朝鮮学校の生徒たちは排除されています。

国連社会権委員会や人種差別撤廃員会からも、朝鮮学校に対する高校無償化からの排除は差別であり、補助金を支給するようにとの勧告が何度も出されています。

昨年施行されたこども基本法でも、「全ての子どもたちが平等に教育を受ける権利」が定められています。こうした国際的な動向、子どもの権利尊重の動きに逆行しているのが今の日本です。国際社会・歴史に恥じないようにしてほしいと思います。




火曜日バンドは不滅です❗



参加者の皆さん❗



南大阪の田村さんのアピールです。

☆田村さん(「1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会」)

私たちは今、署名運動に取り組んでおり、その中で、朝鮮学校の保護者の方々が税金を払っているのに、朝鮮学校に補助金が支払われないのはおかしいと強く訴えています。それはまるで、戦時中に朝鮮人が作ったコメを日本人が横取りしてきたようなものです。このままでは泥棒府民になってしまいます。

現在の日本は経済的にも落ちつつありますが、精神的にもこんな偏見があれば落ちていっています。無償化からの排除という差別をなくすために、みんなでがんばりましょう。




新井さんのアピールです。

☆新井さん
今日はハンギョレ新聞の人もここに来てくれています。私が販売している朝鮮学校支援のためのグランマ号のTシャツの販売を通じて知り合ったのです。そのTシャツを購入した方が縁をつなげてくれました。小さなつながりを大切にしていきたいと思います。




大阪中高オモニ会前会長の高さんのアピールです。

☆高さん

群馬の森の朝鮮人慰霊碑がつぶされました。
特集番組もあり、ぜひ見てほしいと思います。

今、日本全国には160か所の朝鮮人慰霊碑があります。関東大震災、広島の原爆の被害など、それらはみな行政が作ったのではなく、日本の良心が、長い時間をかけ、たくさんの労力と資金を集めて作ったものです。

それが行政のトップの鶴の一声でたった2日で木っ端みじんになったのです。
今の日本の繁栄は、強制連行されてきた朝鮮人1世のおかげなのに。

みなさんが描く社会はどんな社会なのでしょう。もう一度振り返って考えてほしいと思います。




女性同盟の申さんのアピールとシュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が続いています。

☆申さん

こども基本法が施行されましたが、その前から大阪府子ども条例かありました。しかし、その中身は実行されていません。

議員たちによるあいつぐヘイト発言があり、どれほどいい法律があっても実現されていません。人権意識に基づいてよりよい府政・市政が実現できるはずです。


☆オモニたちの歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ!

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!

・朝鮮高校に高校無償化を適用せよ!

・朝鮮学校の補助金支給を復活せよ!

・行政が差別するな!




大村さんのアピールと最後の歌は「勝利のその日まで」です。

☆大村さん

今日で555回目ですが、いい数字ではありません。はやく終わらせたいものです。

今日はハンギョレ新聞の方が来られているということで、12年前、初めてハンギョレ新聞の取材を受けた時の記事を持ってきました。



2012年10月の記事です。「朝鮮学校への補助金の復活を求める火曜日行動は6か月近くにもなった」とありますが、12年たっても一向にかわりません。しかし、この12年の間にたくさんの人とのつながりができました。

こども家庭庁などが「こどもをまんなかに」と言っていますが、その真ん中に朝鮮学校の子どもたちをも、みんなの力で入れようではありませんか。諦めないという思いを込めて歌います。

☆『勝利のその日まで』



駐輪場での申し送りの前に集合写真を撮りました。







駐輪場での申し送りです。



来週も頑張ろうと約束して帰路につきました。



久しぶりに大阪城公園内を歩いて帰りました。早咲きの桜が咲き始めました。















コメント (2)
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